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#335(2009.6.13 OA)

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じゃんけんは弱い方だ。大下さんに勝てた。嬉しかった。

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富士宮やきそば、サバカレー、厚木シロコロ・ホルモン・・・森公美子さんをゲストにお迎えしてご当地『新定番グルメ』を大特集!!

森公美子さんをゲストにお招きした今夜のスマステーション。特集は『今すぐ食べたくなる!! ご当地「新定番グルメ」』です。独自の進化を遂げ、グルメ雑誌などでもたびたび取り上げられているご当地グルメ。その新たな定番となりつつある新しいメニューがいま話題になっています。そこでスマステーションでは、関東近郊の7県に注目し、各地の情報誌のグルメ記者さんにアンケート調査を実施。話題の新定番グルメをセレクトしました。詳細は特集を見ていただくとして、ここでは1位をご紹介しましょう。静岡県の1位は『富士宮やきそば』。富士宮市内には、なんと200軒以上のやきそば店が展開。昨年、このやきそばを食べに100万人が訪れたという人気ぶりは、地域復興のモデルケースとして論文の題材にされるなど全国的にも注目を集めています。神奈川県の1位は『厚木シロコロ・ホルモン』。“シロ”とは、豚の大腸をぶつ切りにしたもの。七輪の炭火でじっくり焼き上げることで、皮はコリコリ、中の脂身はジューシーという独特の食感が人気で、昨年行われた全国のB級グルメのナンバーワンを決める第3回B−1グランプリでは見事グランプリを獲得した逸品です。栃木県の1位は『スープ入り焼きそば』。焼きそばを醤油ベースのスープに入れた、異色グルメです。群馬県の1位は『タルタルカツ丼』。こちらは、お客さんのリクエストでマヨネーズをサービスしていたのが誕生のきっかけだとか。千葉県の1位は、銚子港で水揚げされた新鮮な鯖を使った『サバカレー』。年間25万個を売り上げる超人気の缶詰です。茨城県の1位は『スタミナ冷やし』。茹であげた太麺を流水で一気に冷やし、レバーやかぼちゃ、キャベツなど個性の強い食材を使った甘辛いアンをかけた人気メニューです。埼玉県の1位は『行田ゼリーフライ』。おからに山芋のすり身、蒸したジャガイモ、人参、ねぎのみじん切りを加え、油でこんがり揚げたものをウスターソースにくぐらせて、ホクホクの熱いうちに食べるのが地元流だとか。今回ご紹介したメニューのうち、7品を実際に試食した森さん。「静岡おでんは外せないですよ。大ファンでした。あとシロコロが食べられたことも凄くラッキーでした。それからサバカレー。食べてみたらおいしい!お家で作った味がして、レベルが高かったですね」とおっしゃっていました。香取編集長は、茨城県の2位として紹介された『行方バーガー』が気になったもよう。「豚だから『ぶたパックン』、鯉だから『こいパックン』…でも“パックン”は何なんだ?」と編集長。“パックン”の意味をご存じ方、ぜひ、番組までメールをくださいね。
次週6月20日は『今知っておきたい70年代・80年代検定!あの頃、夢中になった出来事ベスト20』をお送りします。ゲストは、オードリーのおふたりです。お楽しみに!

最近、独自の進化を遂げているといわれ、全国的にも注目を集めているのが「ご当地グルメ」です。この夏も、新定番となるメニューが各地で続々と誕生しています。そこで、スマステーションでは、関東近郊の7県をピックアップ! 各地域の情報誌グルメ担当記者に緊急アンケートを実施し、ランキングを決定しました。果たしてどのような「逸品」が登場するのでしょうか。


SmaSTATION!!特別企画
今すぐ食べたくなる!!「ご当地 新定番グルメ」ベストセレクション!!



【静岡県ご当地グルメ人気 BEST3】
定番:「うなぎ」 

うなぎ藤田 浜松店
静岡県浜松市中区小豆餅3-21-12
053-438-1515




第3位「静岡おでん」

静岡市内で実に600店以上で食べることができるという静岡おでんは、駄菓子店をはじめ、蕎麦店などでも販売されています。中でも人気なのが「おがわ」のおでん。
ほとんどが1本80円だといいます。静岡おでんの最大の特徴は、何と言っても黒いスープ。濃い口しょう油を使って牛スジを煮込み、ダシを取るのが「黒さ」の秘密。そのため、東京や大阪のおでんと違いダシが黒くなるのです。さらに、食べる時は、青ノリ、かつおぶしをかけるというのが静岡おでん流。

おがわ
静岡県静岡市葵区馬場町38
054-252-2548




第2位「磐田カレー」

磐田市で、戦後半世紀以上にわたり愛されているのが、一風変わった“ある具材”を使ったカレーが磐田カレーです。そんな磐田カレーは、地元では別名「おもろカレー」と呼ばれています。その具材となっているのが「おもろ」と呼ばれる「豚足」です。磐田カレーとは、豚足をじっくり煮込んだカレーで戦後、磐田駅前を中心に屋台などで売られてきました。しかし、なぜ豚足を「おもろ」と呼ぶようになったのでしょうか。一説によると、戦後、関西から来たお客が屋台で出されていた豚足を食べ、「『おもろいもの』を出すなぁ」と絶賛した、ということに由来すると言われています。市内では18店舗で展開。中でも人気のお店が「ラ・カンティーナ」です。お値段は1皿1155円(昼限定)です。

ラ・カンティーナ
静岡県磐田市二之宮629
0538-33-6363




第1位「富士宮やきそば」

富士宮市内に、なんと200軒以上のやきそば店が展開。昨年、このやきそばを食べに100万人が訪れたという名物です。この現象は、地域復興のモデルケースとして論文の題材にされるなど全国的にも注目を集めています。富士宮やきそばの最大の特徴は、コシがあり、強い弾力を持つ蒸し麺。これは、戦後富士宮の食品工場で開発された麺で、今も富士宮やきそばはこの麺を使用しています。そして、ラードを絞った後に出る「肉カス」と仕上げにかける「削り粉」が、独特の風味を持たせるのです。「富士宮やきそば学会 アンテナショップ」では、1人前450円で食べることができます。

富士宮やきそば学会 アンテナショップ
静岡県富士宮市宮町4-23 お宮横丁内
0544-22-5341

※東京で食べれるところ
富士宮やきそば きのこや よこちゃん西葛西店
東京都江戸川区西葛西6-23-3 秀合ビル1F
03-3686-1317




<静岡県グルメ番外編>
■「たまごふわふわ」

静岡県の袋井市に、江戸時代に作られたという地元の方おすすめ料理が「たまごふわふわ」です。沸騰しただし汁によくかき混ぜたたまごを流し入れ、だし汁の蒸気でふんわりと蒸し固めたシンプルな料理。江戸時代には徳川将軍家がもてなし料理の献立に加えたこともある料理だといいます。今から3年前に当時の文献を元に再現され、今、新定番として注目を集めています。この料理は、「遠州 和(やわらぎ)の湯」をはじめ袋井市内の16店舗で展開。お値段は、1人前300円です。

遠州 和の湯
静岡県袋井市諸井2022-3
0538-23-1500





【神奈川県ご当地グルメ人気 BEST3】
定番:シュウマイ

江戸清
神奈川県横浜市中区山下町192
0120-047-290




第3位「三崎まぐろラーメン」

三浦半島を代表する漁港、三崎港の名前を取ったラーメンで、名前の通り三崎港で獲れるマグロをふんだんに使用しています。三崎港に水揚げされるマグロの漁獲量は年間1万トン。このラーメンも、とことんマグロの質にこだわっています。まず、ラーメンの上にはマグロの旨味が凝縮した厚切りの尾っぽの部分をあぶって大胆にトッピング。また、ダシにはまぐろの「カブト」と呼ばれる頭を使用。鍋に入れ、じっくり煮込んで旨味を引き出します。さらに、仕上げには風味豊かなマグロ節の削り粉をふりかけ、マグロのダシが効いた醤油系スープに溶かしながらいただくのです。「三崎まぐろラーメン」は、三崎港近郊の7店舗で展開され人気店のひとつである「福の家(ふくのや)」では1杯850円(夜限定)で食べることができます。

福の家
神奈川県三浦市南下浦町上宮田3421-7
046-889-0917




第2位「海老名のとん串」

今年5月に行われた第2回神奈川フードバトルで見事金賞に輝き、一気に注目を集めている“とん串”は、焼き上げる際、豚のバラ肉にハーブなどの香辛料と海老名市の地元老舗酒造が作る酒かすを混ぜたタレを塗るのが特徴。このタレを塗ることで肉をやわらかくし、さっぱりとした甘みを生み出すことができるのです。そんな“とん串”は、お値段1本300円。海老名市内にある「味の駅 ぽっぽ屋」で食べることができます。

味の駅 ぽっぽ屋
神奈川県海老名市中央1-14-26
046-235-8558




第1位「厚木シロコロ・ホルモン」

“シロ”とは、豚の大腸をぶつ切りにしたもの。七輪の炭火でじっくり焼き上げることで、皮はコリコリ、中の脂身はジューシーという独特の食感となるのです。戦後、養豚業が盛んだった厚木市には、新鮮な豚ホルモン焼きが食べられる店が多くありました。そんな中、昨年行われた、全国のB級グルメのナンバーワンを決める第3回「B−1グランプリで、この「厚木シロコロ・ホルモン」が見事グランプリを獲得。一気に注目のご当地グルメとなったのです。現在、厚木市内には50店舗以上のシロコロ・ホルモンを扱う店があり、盛り上がりを見せています。ちなみに番組でご紹介した「千代乃」では、1人前400円で食べることができます。

千代乃
神奈川県厚木市飯山3136-2
046-250-2227





【栃木県ご当地グルメ人気 BEST3】
定番:「宇都宮餃子」

宇都宮みんみん
宇都宮市馬場通り4-2-3
028-600-3151




第3位「じゃがいも入り焼きそば」

栃木市を中心に、戦後の食料難の時代、少しでもお腹を満たそうと焼きそばにジャガイモを入れたのがはじまりと言われています。現在では、それが人々の生活に浸透し、栃木市のほとんどの店で焼そばにはジャガイモが入るようになったそうです。

大豆生田商店
栃木市薗部町2-19-32
0282-22-3796




第2位「いもフライ」

蒸したジャガイモを串刺しにして、油でこんがりと揚げ特製ソースをかけて仕上げる。これは、戦後、機織りが盛んだった佐野市で女性工員が手を汚さずに手軽に食べられるように考案されたもの。佐野市には、このいもフライを扱う店が50店舗以上存在し、「江原商店」では、店頭で揚げてくれます。しかも、1本70円という安さです。

江原商店
佐野市高萩町561-10
0283-23-7007




第1位「スープ入り焼きそば」

ラーメンの麺と、豚肉、キャベツをソースで香ばしく焼き上げ醤油ベースのスープを入れたこの料理。焼き上げているため、麺には香ばしさが加わり、スパイスがスープに染み出して、えもいわれぬ味を生み出しているのです。那須塩原市にある「釜彦」は、この「スープ入り焼きそば」の元祖と言われています。お値段は1杯700円。ちなみに、焼きそばにスープを入れる料理は、青森でもご当地グルメとして存在します。

釜彦
那須塩原市塩原265-10
0287-32-2560





【群馬県ご当地グルメ人気 BEST3】
定番:「峠の釜めし」

おぎのや ドライブイン横川店
安中市松井田町横川297-1
027-395-2311




第3位「焼きまんじゅう」

群馬県ではどこに行っても「焼きまんじゅう」の看板を見つけることができます。蒸したまんじゅうに味噌ダレをたっぷり塗り、焼き上げる。その場で出来たてのアツアツを食べるのがおすすめです。見た目のボリュームに対して、食感はとても軽く、思わず何本も食べてしまうのだといいます。一説によると、焼きまんじゅうの誕生は幕末の頃。当時から群馬県南部では「二毛作」による小麦の栽培が盛んで、いわゆる「粉もの」を使った料理が充実していたことが影響していると言われています。お値段は1本180円。

原嶋屋総本家
群馬県前橋市平和町2-5-20
027-231-2439




第2位「みそパン」

味噌をフランスパンに挟むという、一見、ミスマッチとも思える組み合わせに着目したのが「フリアンパン洋菓子店」。多い日には1日5000個以上を売り上げる人気ぶりだといいます。一つひとつ丁寧に作られたやわらかいフランスパンに、オリジナルの味噌と水あめをブランドした甘辛い味噌ダレがサンドされています。ソフトな食感と癖になる甘辛い味の組み合わせがマッチします。お値段は、1個141円。また、バターを一緒に挟み込んだ「みそバター」は、味噌とバターが相まって独特の風味を生み出しています。

フリアンパン洋菓子店 郊外店
群馬県沼田市高橋場町2081
0278-20-1811




第1位「タルタルカツ丼」

たまごの甘さと醤油ダレの香ばしさが合う、と安中市を中心に愛される逸品です。その発祥となったのが「板鼻館(いたはなかん)」。もともとは、客からのリクエストでカツ丼にマヨネーズをサービスしていたのがきっかけだといいます。そんな折、グルメ誌に取り上げられたのをきっかけにブレイク。県外からもその味を求め多くの人々が訪れています。お値段は1杯900円。

板鼻館
安中市板鼻2-4-36
027-381-0305




<群馬県グルメ番外編>
■「伊勢崎もんじゃ」

その発祥は、明治時代東京の下町で誕生したもんじゃ焼きを伊勢崎の織物取引の行商人たちが東京から地元に持ち帰ったのが始まりと言われています。以来、もんじゃ焼きは子どもからお年寄りまで幅広く愛されています。そんな「伊勢崎もんじゃ」の特徴は、その味付け。「カラ」と「アマ」があり、「カラ」にはカレー粉を入れるのですが、「アマ」にはなんとイチゴシロップを入れるのだとか。また、ふたつをミックスした「アマカラ」も人気だそう。「島田商店」では、1人前120円で食べられます。

島田商店
群馬県伊勢崎市曲輪町30-2
0270-25-3939





【千葉県ご当地グルメ人気 BEST3】
定番:「なめろう」

寿司 大徳家
南房総市千倉町南朝夷1079
0470-44-1229




第3位「はかりめ丼」

丹念に煮込んだアナゴの絶品丼がランクイン!「はかりめ」とはアナゴのことで、その姿が計量に使われる棒はかりの「はかりめ」に似ていることから呼ばれています。富津市では、年間を通じてアナゴが水揚げされますが、これからの季節はまさに最盛期。アナゴは鍋で甘辛く、ふっくらと仕上げられます。こうしてできた煮アナゴを軽くあぶって焼き目を付け、ホカホカの白飯に乗せて甘辛いタレをかける。見た目はウナ重のようですが、味はさっぱり、口当たりもやわらかで誰からも愛される人気の丼なのです。富津市では実に15店舗以上で「はかりめ丼」を展開。中でも人気のお店が「味のかん七(しち)」で、お値段は1人前800円です。

味のかん七
富津市千種新田1164
0439−65−1417

※東京で食べれるところ
燗酒はかりめ
中央区銀座5-9-5
03-6253-7070




第2位「竹岡式ラーメン」

千葉県富津市竹岡にあるお店が発祥。その独特の製法に注目が集まるラーメンです。独特の製法とはどんなものなのでしょうか。まず、スープは地元産の醤油をたっぷり使い、じっくり煮込んだチャーシューの煮汁をお湯で割って作るのです。その味は、見た目とは違いあっさりしています。そして、もうひとつは薬味。ネギではなく、細かく刻んだ生のタマネギをドッサリとトッピング。たまねぎの甘みがスープと合わさり、独特の風味を引き出します。「竹岡式ラーメン」発祥の「梅乃家」には、常連客をはじめ、日本全国から多くのラーメン好きが集まるといいます。お値段は、1杯650円(薬味入り)。

梅乃家
千葉県富津市竹岡410
0439−67−0920




第1位「サバカレー」

千葉県内ならどこでも買える超人気缶詰は、太平洋に面した銚子港で水揚げされた新鮮な鯖を使ったカレーです。ゴロゴロとした大き目野菜とトロトロになった鯖が絶妙の味を生み出しています。千葉県内で広く知られていれスーパーやドラッグストアなどでも購入可能。1缶210円というお値段で、年間25万個を売り上げるといいます。ちなみに、銚子市にある「サーディンファクトリー」では、1人前650円で食べることもできます。

サーディンファクトリー 
千葉県銚子市西芝町3−1
0479−30−3888





【茨城県ご当地グルメ人気 BEST3】
定番:「納豆」

だるま食品
茨城県水戸市柳町1-7-8
029-221-7068




第3位「みつだんご」

海に面した東茨城郡大洗町に大正時代から伝わる伝統製法で作られたというみつだんご。見た目はみたらし団子のようですが、小麦粉を使用しているため、フワフワとして柔らかく、特製の蜜と合わさって、独特の食感になるのです。このソフトな食感が人気となり、街の新たな観光資源として熱い注目を集めています。街にはみつだんごを販売する店が3店舗あり、「味の店 たかはし」では、10年前から変わらぬ製法で作る団子が根強い人気を誇っています。お値段、1本50円です。

味の店 たかはし
茨城県東茨城郡大洗町磯浜町884
029−267−3954




第2位「行方(なめがた)バーガー」

「行方バーガー」には、豚肉を挟んだ「ぶたパックン」と、養殖で名産となっている鯉を挟んだ「こいパックン」、そしてある魚類を挟んだ「なめパックン」の3種類があります。その魚類とは、なんとナマズ! 霞ヶ浦に生息する外来種でワカサギなどを食べ地元漁師を困らせていたナマズを、駆除するだけでなく商品にしてしまおうというアイデア・グルメなのです。「観光物産館 こいこい」では1個480円(なめパックン)で販売されています。

行方市観光物産館「こいこい」
茨城県行方市玉造甲1963-5
0299-36-2781




第1位「スタミナ冷やし」

茹であげた太麺を流水で一気に冷やし、レバーや、かぼちゃ、キャベツなど個性の強い食材の甘辛いアンをかけていただきます。冷水で締めた太麺はモチモチっとした食感、そこにアツアツの餡がからまり、癖になる味を生み出しています。このメニューの元祖である水戸市内にある「スタミナラーメン松五郎」には、1日最高400人が来店したこともあるというほどの人気メニューです。お値段は、1杯700円です。

スタミナラーメン 松五郎
茨城県水戸市上水戸3-3-25
029-221-9598





【埼玉県ご当地グルメ人気 BEST3】
定番:「草加煎餅」

まるそう一福本店
埼玉県草加市青柳2-16-18
048-936-6301




第3位「豆腐ラーメン」

豆腐たっぷりの甘辛餡をかけた究極の癒し系ラーメンで、もともとはさいたま市の「レストラン大手門」で賄い料理として食されていたもの。それを店で出したところ好評だったため、今から39年前にメニューに加えられました。そんな「豆腐ラーメン」は、「埼玉B級ご当地グルメ王」第2回、第4回大会で優勝。これをきっかけに、さいたま市の新定番となったのです。お値段は、1杯500円。

レストラン大手門
さいたま市岩槻区太田3−1−1
048―758−1122




第2位「いがまんじゅう」

表面が栗の「いが」のように、ゴツゴツしていることからこの名が付けられたという、このおかし。小豆入り赤飯の中に、アンコたっぷりの薄皮まんじゅうが丸ごと1個入っています。口の中で赤飯の持つ塩気とまんじゅうの甘さが絶妙のハーモニーを奏でる、羽生市では定番中の定番です。「まつのや」では、多い時は実に1日1300個を売り上げるといいます。その昔、同じ容器に入れていたまんじゅうと赤飯を一緒にして食べたところ、思いのほか美味しかったため現在のような形になったのだといいます。お値段1個126円。

まつのや
羽生市中央4−8−19
048-561-0242




第1位「行田ゼリーフライ」

この「行田ゼリーフライ」の「ゼリー」とはいったい何のことを言うのでしょうか。答えは、おからです。おからに山芋のすり身、蒸したジャガイモ、人参、ねぎのみじん切りを加え油でこんがり揚げます。そして、ウスターソースにくぐらせて、ホクホクの熱いうちに食べるのが地元流だとか。実は出来上がりの形が昔のお金「銭」に似ていることから「ゼニフライ」に。さらになまって「ゼリーフライ」という名前になったといいます。ゼリーフライを食べられるのは行田市内で15店舗以上。人気の「かねつき堂」では、揚げたてのゼリーフライをお値段1個100円で食べることができます。

かねつき堂
埼玉県行田市本丸13−13行田ゼリーフライ
048-556-7811

※東京で食べれるところ
銀座カンカン
新宿区歌舞伎町1-6-1シロービル8F
03-5272-6633




<埼玉県グルメ番外編>
■「雪くま」

熊谷市在住の方のおすすめというのが「雪くま」というスイーツです。熊谷市といえば、2年前、日本で史上最高の40.9度を記録し話題となった街。そんな暑さの厳しい熊谷市で注目だといいます。熊谷のおいしい名水を使用した氷に、オリジナリティあふれるシロップで仕上げます。桜の塩漬けをシロップにした「雪桜ミルク」のお値段は600円です。

慈げん
埼玉県熊谷市仲町45
048-526-1719


新・新定番グルメは成立するんだろうか?

今週の格言はネーミングに関する考察です。流行には必要不可欠なものですが…。「定番グルメとかご当地グルメとか、最初に誰が言ったんだろう?いいネーミングがたくさんありますよね。スマステーションにいると、流行にちょっとずつ敏感になり、そういうネーミングを聞いたりする中で、今日はまた新たに『新定番グルメ』という言葉が。これはもう言った者勝ちというか、定番グルメの時期がそろそろかな、っていうところを見極めた誰かが『新定番』と。でも、『新・新定番』というと、何かやっちゃいけない気がする。いけない感じなのは何故だろう?『定番グルメ』『新定番グルメ』『新・新定番グルメ』ってなったら、小学校低学年とかでもつっこむんじゃないかな?『またかよ!』みたいに(笑)。でもきっと、この『新定番グルメ』が定着した後とかには『新・新定番グルメ』の違ういい言い方が生まれるんじゃないかな、と。きっと、誰かがどこかで、上手いこと言うんですよ。この流行の流れをじっくりエンジョイしている今日この頃です(笑)」。

森公美子さん
このグルメ企画は、私の生き方にピッタリなんです(笑)

前回に続いてのグルメ企画にご登場でした。試食もあり盛り上がりましたね。

いやぁ、本当に美味しかったです。前回、今回と、このグルメ特集に呼んでもらえるのが、一番、幸せなことです。本や雑誌、ネットなんかで情報としては知っていても食べたことがなかったものが、目の前に出てきて試食できるんですから。最高ですね! 基本的にそこの土地に行かないと食べられないわけですから、お取り寄せよりはハードルが高いんですよ。それを、スタジオにいながらにして食べられるという……芸能人でよかった! と思いました(笑)。

念願だったという「シロコロ・ホルモン」も食べられましたね。

去年、B級グルメのナンバーワンに選ばれたときに、初めて名前を聞いて、とっても気になっていたんです。厚木まで行こうと思っていたくらいに。やっぱり、使っているホルモンが違うんでしょうね。鮮度がいいから、プリッとソーセージのように膨らんでいるんです。脂の乗り具合といい、あれが違いなんでしょうね。それを今日は食べられたんですから、最高でした。

ほかに「これは食べてみたい!」というメニューはありましたか?

「まぐろラーメン」ですね。以前から気になっていましたが、今日のVTRを見て行くしかない、と思いました(笑)。

そういえば、前回ご出演されたときは、ご存じなかったという老舗の「太巻き店」に行きたいとおっしゃっていましたね。

「穴子屋」さんですね。あれから、私、どれだけ通っているか。もの凄いですよ。ハイ、この番組がきっかけで通うようになりました(笑)。差し入れにしても、みなさんに喜ばれるし、定番になっています。

やはり、グルメな方は行動力がありますね。

美味しいものに出会うと、それだけで幸せな気分になるじゃないですか。そういうものを探すのが、好きなんです。だから、スマステーションのこの企画は、私の生き方にピッタリなんです(笑)。

ご当地グルメの中には、いわゆる“B級グルメ”といわれるものも多いですね。

そうですね。私にとっての「ご当地グルメ」の出発点は、地元の特産品を生かしているということと、安いということなんです。値段は、1000円以内、できれば500円以内が理想ですね。値段が安いと“B級”といわれてしまいがちですが、500円以内で、老若男女誰でも食べられるなら、それは“超A級グルメ”だと思うんです。

森さんのグルメ道は、まだまだ奥が深そうですね。

私、真剣に探しているんですよ、まだ経験したことがない美味しいものを。だから、こういう番組は本当にうれしいんです。今度、私、プレゼンツでやりませんか。企画書、書こうかしら(笑)。

最後になりますが香取さんに、メッセージをお願いします。

慎吾くんには、駄菓子のようなお菓子をあげたんですが、そうしたら、「もう、こんなの、どこで探してくるんですか?」って言われたの(笑)。そんなふうに言ってもらったり、驚いてもらうのがうれしいんですよ。また、新しい差し入れを持ってきますので、番組に呼んでくださいね!

東京近県なのに、全然知りませんでした

「新定番グルメ」というだけあって、確かに初めて知るメニューばかりで楽しい気分になりました。それにしても、日本は広いですね。今日、ご紹介したのは関東近県の7県でしたけど、東京からも近いご当地のはずなのに全然、知らないんですから。千葉のサバカレーなんて、安いしヘルシーだし常備するにはピッタリだと思いましたけど、東京でもあまり見ませんよね。その土地土地でしか食べられないからこそ、より美味しさも感じられるのかもしれないですけど、自分の地元でも買えたらいいのになぁと思いました。今日の逸品は、どれも本当に美味しそうでしたけど、中でも特に興味をひかれたのが、スープ入り焼きそば、たまごふわふわ、焼きまんじゅう、竹岡式ラーメン、はかりめ丼、スタミナ冷やしといった炭水化物系メニューです(笑)。私は、結構、ガッツリ食べるほうでどんなに美味しくても量がないと嫌なタイプなんです。今日のグルメは、美味しそうな上、どれもボリュームがあって、しかも安いというのがよかったです。そして、ゲストの森公美子さんは、本当に美味しそうに召し上がっていましたよね。盛り上がって楽しかったですけど、メインの香取さんが食べられないのはどうなんだろう、と考えてしまいました(笑)。私も、最後の最後、番組が終わったあとも食べさせてもらえませんでしたけど、次は食べられるように頑張ります!

今回の特集が少しでも地域活性化につながれば…

◆新定番グルメ…この夜11時台という時間帯に、これだけ美味そうなものを怒涛のごとく見せられる、っていうのも(笑)。「食っちゃいけませんよ!」っていう時間帯に、こんなに見せられるっていうのが気持よかったですね。痛快でした!また、どれもビールによく合いそうで…

◆食いたいですね。足を運んで食いたいです。ご当地ものが東京で食べられる、っていうのもいいけど、アメリカン・ライフ的な感じでいうと、ホリデーみたいな感覚で、週末とかにちょこっと車で出かけて、別に温泉とか旅館とかじゃなく、ご当地グルメを食べに行く――そんなニッポンの休日を送りたいな、と思いました。

◆それにしても試食はゲストの森さんだけって、何なんだろう?まあ、いろいろと新しい形があるスマステーションの中での試食なんですかねぇ。ゲストだけが、10秒で食べられる。見たい映画を稲垣吾郎が見る、とかそういう感じですかね(笑)。ボクが食べても、何の問題もないと思うんですけどね…

◆“パックン”の謎は、まだわかりません。鯉だから鯉のパックン。それはいいけど、パックンは何なのか、気になります。

◆それにしても、いろんなものが出てくるんですね。今回の特集が、少しでも力になったらうれしいです。この不景気と呼ばれる時代に、新定番ベスト3を発表することによって、明日の日曜日、ご当地グルメのお店が昨日よりちょっとでも潤ってくれて、それが地域活性化につながれば、ボクも「スマステーションやっててよかったな…」って思えるので。

◆実は、ツアーとかロケで行った場所で、ご当地ものをいただくことが多いんです。ボクらは本当に恵まれていて、いろんな差し入れをいただいたりするんです。で、いただいて、その勢いで「ああ、ありがとうございます!あ、美味い!ありがとうございました!」っていうことが多いんです。だから、今回の特集を見ているときも、ちょいちょい頭の中をよぎったんです。「あれ?これ食ったことあるんじゃないかな?」って。でも、いつも新鮮な気持ちでいられるのも、ボクとしては嬉しいです。減っていかない、っていう(笑)。だから、そういう細かいところをあまりつっこまないでください。いるんですよ、慎吾マニアな子とかがときどき。「あのとき、○○のロケで行って食べていましたよね」って。わかる。それは食べてたんだろう。でも、ボクは今日初めて出合ったんだ、と。その新鮮な気持ちがね…初心忘れるべからず、と思って、仕事頑張っています!