かかってこい!草ナギ剛!!
芸能界最強の男・草ナギ剛さんVS香取編集長のライバル対決も実現!大人がハマったテレビゲームベスト20!!
「今夜のスマステーションは、大人がハマったテレビゲームベスト20をお送りします!ゲームを知らない人でも知ってる超有名ゲームから、ゲーマーが熱くなって燃えてしまうマニアックなゲームまでたくさん紹介します!」。という香取編長のあいさつで幕を開けた今週のスマステーション。ゲストはもちろんこの方、「ゲームをやるために生まれてきた」という芸能界最強のゲーマー・草ナギ剛さんです。子どもたちが連射の快感にハマった、シューティングゲームの名作『スターソルジャー』、戦国の歴史を自分で作る人気歴史シミュレーションゲームの4作目『信長の野望 武将風雲録』、異色のゴシックホラーテイストとムチで戦うヒーローが斬新だった“激ムズ”アクションゲーム『悪魔城ドラキュラ』、プレイヤーが主人公の男子高校生となり、勉強や部活などを通して女の子たちと仲良くなり、最終的に告白してもらうことを目指すという、美少女ゲームのルーツとなった恋愛シミュレーションゲーム『ときめきメモリアル』、初の本格ロールプレイングゲームにして日本のテレビゲームの歴史を変えた名作『ドラゴンクエスト』と、のっけから名作ゲームのオンパレードに、いきなりテンションMAXの草ナギさん。「オレ、超上手いよ!」「高橋名人より連射、速いよ!」「これ、超ハマった!」「ボクが一番上手い!」と、ランクインしたゲームが発表されるたびに子どものように大はしゃぎしていた姿がとても微笑ましく…。トップ10には『バイオハザード』『ファイナルファンタジーVII』『ゼビウス』といった超名作が当然ランクイン。注目のベスト3は、連鎖の快感で、落ちものパズルに新しい対戦ブームを巻き起こした画期的ゲーム『す〜ぱ〜ぷよぷよ』(第3位)、全世界での売り上げ4000万本以上、ゲームの未来を切り開いた『スーパーマリオブラザーズ』(第2位)、社会現象にまでなったRPGの金字塔『ドラゴンクエストIII』(第1位)という結果になりました。そして注目の香取編集長VS草ナギさん第2弾は『バーチャファイター2』対決!何と今回は、草ナギさんが香取編集長を圧倒し、全勝という結果に終わり、さすがの編集長も、「草ナギ剛、神かもしれない…」と認めるしかなく…。
次週3月28日放送は『月イチゴロー』&『駅ナカ特集』をお送りします。ゲストは小栗旬さんです。お楽しみに!!
この不況の時代にあっても、相変わらず好調といわれるゲーム業界。80年代にファミコンが登場して以来、テレビゲームは時代を超えて愛され続けています。そこで、スマステーションでは「大人が選ぶ最もハマッたテレビゲーム」をランキング形式で紹介。日々、進化するゲームの中で大人たちは、どんな作品に夢中になっていたのでしょうか? 果たして第1位に輝く作品は?
SmaSTATION!!特別企画
「大人が選ぶ 最もハマッたテレビゲームベスト20」
第20位 スターソルジャー
多くの子供たちが連射の快感にハマった、シューティングゲームの名作で、高橋名人が16連射を披露したことでも有名でした。敵キャラの動きや高得点ポイントが固定されているため、やればやるほど高得点をあげられることも人気のポイントでした。そして、敵キャラの中でも特に有名なのが、ラザロ。合体するまでの1秒間に16発の弾を当てれば8万点のボーナスが与えられます。かなりの連射テクニックが必要であるため、これができると友達から尊敬されるほどでした。さらに、この「スターソルジャー」は、映画も製作され高橋名人が、映画の中でもゲーム対決を繰り広げました。
ココにハマった!
「隠しポイントを覚え、連射で高得点を狙う」
(C)1986 HUDSON SOFT (C)MOMO
第19位 熱血高校ドッジボール部
バリエーション豊かな必殺技にみんながハマった熱血スポーツゲーム。当時大人気だった格闘アクションゲーム「熱血硬派くにおくん」の続編として作られたのが、なぜかドッジボールの対戦ゲーム。特に印象的だったのは、キャラクターが繰り出す必殺シュートです。何人もの敵を一気に吹き飛ばす、貫通シュート。頭上高くから落ちてくる、もず落とし。現実離れした威力満点の必殺シュートで、友達との対戦は大いに盛り上がりました。
ココにハマった!
「必殺シュートを駆使しての2人対戦」
(C)ミリオン
第18位 イー・アル・カンフー
独特の音と動きにハマったファミコン初期の中国風対戦型格闘ゲーム。主人公のリーが、5人の格闘家達と次々に戦うというストーリー。特に長く伸びてくるチェーン攻撃の3面のボス・チンに苦戦させられた人が多かったのです。そして、最強の敵である5面のボス・ウーは、体ごと飛んでくるタックル攻撃で有名でした。思わぬタイミングで飛んでくるため、ウーを倒すのは容易ではありませんでした。
ココにハマった!
「5面それぞれのボスの攻撃パターンを読んで倒す」
KONAMI FC「イー・アル・カンフー」
(C)1985 Konami Digital Entertainment
第17位 信長の野望 武将風雲録
戦国の歴史を自分で作る人気歴史シミュレーションゲームの4作目。織田信長をはじめ、武田信玄、上杉謙信など、プレイヤーが実在した大名となって、真田幸村や直江兼続など約500人もの武将を動かし、天下統一を目指すといったストーリー。他国の名将を引き抜くなど、自分で戦国の歴史を作れるところにみんなハマった、革命的シミュレーションゲームです。これまでシリーズ12作品が登場し、800万本もの売り上げを記録しています。
ココにハマった!
「自分で戦国の歴史を作れる」
(C)KOEI Co., Ltd. All rights reserved.
第16位 悪魔城ドラキュラ
異色のゴシックホラーテイストとムチで戦うヒーローが斬新だった、“激ムズ”アクションゲーム。ヴァンパイアハンターである主人公シモンが、ドラキュラ伯爵など魔族の敵を倒していくゲームです。細かく描かれた背景に凝りに凝った音楽、独自の世界観が人気を集めました。使用する武器はムチが基本。連射がきかず、リーチが決まっているため、しっかりと狙いを定めて放つのが難しかったのです。そして苦労の末、ラストボスである魔王ドラキュラを倒すと、さらに恐ろしい姿に変身。今では当たり前ともなった、最後の敵が2段階に変身する先駆けでした。
ココにハマった!
「武器のムチを自在にあやつる」
KONAMI FC「悪魔城ドラキュラ」
(C)1986 Konami Digital Entertainment
第15位 ときめきメモリアル
ゲームの世界で好きな女の子とデートする、美少女ゲームブームを巻き起こした衝撃作。プレイヤーが主人公の男子高校生となり、勉強や部活などをしながら、女の子たちと仲良くなり、最終的に女の子から告白してもらうことを目指す恋愛シミュレーションゲームです。そのキャラクターの中でも群を抜いて人気が高かったのは、藤崎詩織。主人公の幼なじみの設定で、容姿端麗・品行方正・成績優秀。難攻不落の彼女をいかに落とすか、世の男性たちはハマったのです。さらに現在では、主人公が女性となり多くの男の子とデートができるという逆の設定、「ときめきメモリアル・ガールズサイド」が発売され大人気となっています。
ココにハマった!
「狙った子の好感度を上げ、告白させる」
KONAMI PS『ときめきメモリアル〜forever with you〜』
(C)1995 Konami Digital Entertainment
第14位 ドラゴンクエスト
初の本格ロールプレイングゲームにして日本のテレビゲームの歴史を変えた名作。自分がゲームの主人公となって冒険をする「ロール・プレイング・ゲーム」の面白さを世に知らしめた傑作中の傑作、“ドラクエ”シリーズの記念すべき第1作です。敵キャラクターを倒し、経験値をためてレベルを上げることでそれまで倒せなかった敵を倒すことが出来る、その新しい楽しさに、多くの人がハマりました。
ココにハマった!
「レベルを上げ、倒せなかった敵を倒す」
第13位 バーチャファイター2
対戦ゲームの歴史を変えた! 世界初の3D格闘ゲームの続編。八極拳の使い手・アキラ、1回転するサマーソルトキックが必殺技のサラ、酔うほどに強くなる酔拳のシュン、豪快な投げ技が得意なプロレスラーのウルフ、忍者の影丸など、キャラクターの滑らかな動きと技のバリエーションの多さに誰もがハマりました。現在では、最新作「バーチャファイター5」が発売され人気となっています。
ココにハマった!
「技を練習し、他の人と対戦する」
(C)SEGA
第12位 パラッパラッパー
誰でも簡単にかっこよくラップができる、音楽ゲームというジャンルを確立した画期的作品。難しい操作は一つもなく、ひたすら音楽に合わせてボタンを押すという単純さ、そしてキャラクターのかわいらしさが普段ゲームをしない人達にも大人気となり実に120万本以上(※エンターブレイン調べ 国内売上)を売り上げました。
ココにハマった!
「音楽に合わせてボタンを押す単純な操作」
(C)Sony Computer Entertainment Inc. (C)Rodney A.Greenblat/Interlink
第11位 みんなのGOLF
誰でも簡単にスーパーショットが打て、ゴルフに興味のない人もハマッた超人気作で、“みんゴル”の愛称で親しまれているゴルフゲームです。ボタンをタイミングよく押すだけで、スーパーショットが打てる簡単な操作性、親しみやすいキャラクターや見やすいコースマップなどから200万本以上(※エンターブレイン調べ 国内売上)を売り上げる大ヒット作に! その後もシリーズは大ヒットを連発。最新の「みんなのゴルフ5」では、丸山茂樹プロがキャラクターとして登場しています。
ココにハマった!
「ボタンをタイミングよく押すだけで、スーパーショットが打てる」
(C)1997 Sony Computer Entertainment Inc.
第10位 ゼルダの伝説 時のオカリナ
ギネスブックにも載った、アクションアドベンチャーゲームの最高傑作。主人公のリンクが、至る所に仕掛けられた謎を解きながら進んでいく「ゼルダの伝説」シリーズから「時のオカリナ」がランクイン。シリーズ初の3Dアクションにして操作性のよさ、ストーリーの完成度から、ゼルダの伝説史上最高傑作の呼び声も高い名作です。世界で760万本を売り上げ、ギネスブックにも「世界で最も売れたアクションアドベンチャーゲーム」として紹介されています。
ココにハマった!
「完成度の高い世界観とストーリー」
(C)1998 Nintendo
第9位 スーパーマリオカート
一人でも、対戦でも楽しめる!“スーファミ”で一番売れた、マリオのレースゲーム。マリオやクッパ、ピーチ姫といったマリオファミリーが勢ぞろい。全世界で実に876万本を売り上げ、国内の販売本数では、スーパーファミコンソフトの歴代最高記録に輝いています。最大のヒット要因は、操作が難しいというイメージのあったレースゲームを誰でも簡単に楽しめるものにしたこと。例えば、ドリフト走行は、LまたはRボタンを押すだけで繰り出せるため、誰もがこのテクニックをマスターできました。また、このゲームで一番盛り上がるのが、ランダムに登場する数々のアイテム。甲羅をぶつけて相手をクラッシュさせたり、バナナの皮で相手をスピンさせたりと、アイテムをいかに効果的に使うかどうかが勝敗を分けるのです。
ココにハマった!
「数々のアイテムを使いこなす」
(C)1992 Nintendo
第8位 ロードランナー
全50面という、大ボリュームのアクションパズルゲーム。ファミコン初期に110万本(※別冊宝島調べ)を売り上げた名作ゲーム。主人公のランナー君が、敵のロボットをかわしながら、金塊を回収し脱出するとクリア。穴を掘れるレーザーガンをいかに使うかが、最も重要なポイントでした。その爆発的な人気を受け、1年後には、さらに難易度の高い続編、「チャンピオンシップロードランナー」が発売に。クリアすると表れる、全50面分のパスワードを発売元のハドソンに送ると、先着でシリアルナンバー入りの認定書をもらうことができました。
ココにハマった!
「穴を掘る場所・順番を考える」
(C)1984 PUBLISHED BY HUDSON SOFT CO., LTD. UNDER LICENSE FROM BRODERBUND SOFTWARE INC.
第7位 バイオハザード
映画ファンの心までをも掴んだ、本格ホラーゲーム。警察の特殊部隊の主人公が、不気味な洋館でゾンビたちと戦い、任務を果たして脱出するというストーリー。まるでホラー映画のような息を飲むシーン、そして3次元のカメラアングルなど、かつてないリアルな怖さ、謎解きのレベルの高さに多くのプレイヤーがハマりました。今月5日には最新作「バイオハザード5」も発売され、シリーズ7作で全世界4000万本を売り上げるという輝かしい記録を打ち立てました。また、2002年にはミラ・ジョボビッチ主演でハリウッド映画化、現在までにシリーズ3作品が作られ、ゲーム同様、大ヒットを記録しています。
ココにハマった!
「リアルな怖さとレベルの高い謎解き」
(C)CAPCOM CO.,LTD.ALL RIGHTS RESERVED.
第6位 ファイナルファンタジーVII
当時としては画期的な3D描写と、壮大なストーリー。シリーズで最も人気のある傑作RPG。“ドラクエ”シリーズと並び、日本を代表するRPG「ファイナルファンタジー」のシリーズ7作目。全世界で900万本以上(世界累計出荷本数 2008年12月末現在)を売り上げる大ヒットを記録しました。それまでのゲーム界に前例のない、ディスク3枚という大ボリュームの美しい3次元描写、主人公のクラウドやエアリスを待ち受ける衝撃的な運命。そのストーリーに多くのプレイヤーがハマりました。ちなみにこの「ファイナルファンタジーVII」は、あまりの人気の高さから、ゲームとは別に、2年後の世界を描いた映像作品「ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン」が発売され410万本以上(世界累計出荷本数 2008年12月末現在)もの売り上げを記録しています。
ココにハマった!
「深みのあるキャラクターとストーリー」
第5位 ストリートファイターII
「俺より強いヤツに会いに行く…」。対戦格闘ブームを巻き起こし、新ジャンルを切り開いた革命的ゲーム。前回のスマステでも草gさんと香取編集長が対戦した、通称“ストツー”。世界中で630万本を売り上げ、至る所で対戦ブームを巻き起こした作品です。プレイヤーが選べるのは、個性的な8名のキャラクター。好みのキャラクターの必殺技を練習し、腕を磨きました。また、“ストツー”からは、ダメージを受けたときに陥るふらふらの状態を「ピヨる」というように、専門用語も多数生まれました。また、同じく先月、ストーリー的にはIIの続編ともいえる最新作、「ストリートファイターIV」がPS3、Xbox360のソフトとして発売され、話題となっています。
ココにハマった!
「キャラクターの必殺技を練習し、友達と対戦」
(C)CAPCOM U.S.A.,INC.ALL RIGHTS RESERVED.
第4位 ゼビウス
ゲームセンターで憧れの的だったゲームが家でもできる! ファミコンブームを生み出した、革新的シューティングゲームです。リアルな背景に、斬新な音楽、そして上へ上へと進んでいく縦スクロールとゲーム初の革命的な仕掛けが満載だったシューティングゲーム。数多くある裏技の中で有名なのが、タイトル画面で、IIコンのAボタンを押しながら、右9回、上2回、左2回、下9回と入力し、画面右上に現れる数字の左端を1にすると、なんと敵の攻撃にあたっても死なない、「無敵」の状態になるというもの。ただし、あまりに強くなり過ぎるため、面白さは半減してしまうかも?
ココにハマった!
「隠されたソルやスペシャルフラッグを見つける」
第3位 す〜ぱ〜ぷよぷよ
連鎖の快感で、落ちものパズルに新しい対戦ブームを巻き起こした画期的ゲーム。上から落ちてくる“ぷよ”を、同じ色で4つ以上くっつけて消していくパズルゲーム。キャラクターのかわいらしさとシンプルなルールから女性にも支持され、スーパーファミコン版は、170万本(※別冊宝島調べ)の大ヒット作となりました。このゲーム最大のハマリポイントは、ぷよが一ヵ所消えると、落ちてきたぷよが次々とくっつき消えていく、「連鎖」の爽快感! この連鎖を意図的に起こすことによって、相手に多くのおじゃまぷよを落とすことができ、勝ちやすくなるのです。そのため多くの人が連鎖の研究にハマリました。
ココにハマった!
「ぷよの連鎖の爽快感」
(C)NBGI (C)SEGA
第2位 スーパーマリオブラザーズ
全世界での売り上げ4000万本以上、ゲームの未来を切り開いた超有名兄弟が主人公。配管工のマリオとルイージがクッパにさらわれたピーチ姫を助け出すというストーリー。ジャンプを使った様々なアクションに老若男女誰もがハマりました。このゲームの特徴のひとつに、「ビーダッシュ」と呼ばれるダッシュがあります。Bボタンを押しっぱなしにすることで、ダッシュができ、スピードとジャンプ力もアップ。後のアクション、RPGの多くがこのシステムを採用するようになります。ちなみに、このゲームの2年前に発売された「マリオブラザーズ」はファミコン初の2人での協力プレイが有名。下から味方を叩いたり、敵を押し付けて味方を妨害するひねった遊び方も話題になりました。
ココにハマった!
「ビーダッシュを使っての高速クリア」
(C)1985 Nintendo
第1位 ドラゴンクエストIII
子供から大人まで、あらゆる人がハマり、社会現象にまでなったRPGの金字塔。国内で380万本を売り上げた言わずと知れた、国民的RPG「ドラゴンクエスト」の第3作です。ストーリーは、主人公である勇者が、仲間たちと共に魔王バラモスを倒す旅に出るというもの。4人パーティーや転職システムなど追加された斬新な演出も多くありました。1位に選ばれた一番の理由が、優れたストーリー。物語の後半、“ドラクエI”との繋がりが判明するシーンでは、思わず涙した人も多いはずです。そして、注目の最新作「ドラゴンクエスト9」の発売は7月11日! 多くのファンが発売を心待ちにしています。
ココにハマった!
「ドラクエIとも繋がりのある優れたストーリー」
ランキング外ゲームセレクション
<女性に人気の高い名作ゲーム>
■忍者じゃじゃ丸くん
忍者のじゃじゃ丸くんが手裏剣などで敵を倒していくアクションゲーム。最初に「○○登場」と縦書きで敵の名前を示すのが新鮮でした。また、忍法で呼び出す巨大カエルのパックンには、誰もが驚きました。
■シティコネクション
4段ある道をすべて走るか、風船を3つ取ってワープすればクリア。途中には、なぜか猫がいて、ぶつかってしまうと、「猫踏んじゃった」が流れ1ミスとなってしまいます。
■ナッツ&ミルク
主人公のミルクが水色の敵、ナッツをかわしながら、恋人・ヨーグルの家に向かうファミコン初期の名作アクションパズルゲーム。邪魔をするナッツの動きが不規則で、逃げるのが難しかったのです。
■バルーンファイト
風船で空中を移動しながら、敵の風船を割っていくアクションゲーム。主人公が宙を舞うことしかできないシンプルなゲームながら、2人同時プレイで、あえてお互いの風船を狙い、対決を楽しむ人も。また、雷を交わしながらひたすら左に進んでいくバルーントリップモードは、1回のミスでゲームオーバーとなるため、かなりの集中力とテクニックが必要でした。
<珍作・激ムズゲーム>
■いっき
農民の権べと田吾が鎌を武器に、一揆を起こすアクションゲーム。たらこ唇の腰元に抱きつかれると一定時間動けなくなる、大根をとると足が速くなるなど、不可解な設定も数知れず。アイテムの竹槍は、取ると攻撃範囲が狭くなってしまうため、「取ったら逆に損するアイテム」として有名でした。
■チャレンジャー
考古学者の主人公「チャレンジャー」がマリア王女を助け出す物語。圧巻だったのは、マップが超広大なステージ2で、その広さはなんとモニター100画面分! どこに行けばいいのか分からず、ここでクリアを諦める人が絶えませんでした。
■ゲゲゲの鬼太郎
鬼太郎が毛針や下駄を飛ばして敵の妖怪をやっつけるという内容で、原作が有名である期待感から125万本(※別冊宝島調べ)を売り上げました。たった一度のミスが命取りになるという鬼太郎のあまりのモロさのせいで、クリアは容易ではありませんでした。
<対戦に燃えたゲーム>
■キン肉マン マッスルタッグマッチ
人気マンガのプロレスゲーム。プレイできるのは、キン肉マンをはじめテリーマン、ロビンマスクなど8名の超人。ミート君が投げる命の玉を取ると、キン肉マンの必殺技である「キン肉ドライバー」を繰り出すことができました。また、ブロッケンジュニアの必殺技「毒ガス攻撃」は、あまりにも強力なため、仲間内でブロッケンジュニアの使用を禁止した人も多いのでは? さらに、パッケージが金色の特別バージョンもあり、その価値はなんと100万円とされ日本に8本しか存在しない、スーパープレミアなゲームとなっています。
■アイスホッケー
ファミコンディスクシステムで発売された、スピード感あふれる、対戦型アイスホッケーゲーム。パワーやスピードのバランスを考えながらのチーム編成が何よりも重要でした。ボタンを押しっぱなしでためて打つと強力なシュートを放つこともできました。
■六三四の剣 ただいま修行中
人気漫画「六三四の剣」を題材にした剣道ゲーム。一人プレイでは、剣の修行をする横スクロールのアクションゲームがメイン、しかし、2人プレイでは、「六三四チーム」と「修羅チーム」に分かれての、5人の対抗試合となっており、5人をどの順番で戦わせるか、多くの少年の頭を悩ませました。
世界に誇れる日本のゲーム!
かつて、世界のゲーム市場を席巻した日本のゲーム。ハリウッドがゲームにも積極的に進出するなどして、市場における日本のシェアは下がったといわれていますが、それでも多くのファンが日本から生まれたゲームに大きな影響を受けているのは間違いありません。「漫画とかアニメーションとかが世界中でヒットしてて、それこそジャパニメーションとか言われるくらいスゴイですよね。でも、ゲームだって、アメリカのゲームで世界を制したとか、ヨーロッパのゲームで世界を制した、っていうのは、あまり聞いたことないですよね。ゲームって言って思い浮かぶソフトの多くは、日本のゲームなんじゃないかな、って思うんです。そこまで大きくなったのはどうしてなんだろうな、って考えました。日本の漫画がよく映画化されたりしますけど、今日のランキングで1位だった『ドラゴンクエスト』とかをハリウッドが映画化したらどうなるんでしょうね。逆に、何で映画化されてないのかな、って思いました。海外のゲームセンターで、日本のクオリティーのゲームが置いてあるところもボクは知らないです。日本の伝統文化の技術の凄さみたいなものが、いまはゲームに生かされてるのかな、って思いました」。ちなみに、編集長は、「次は絶対に負けない!」と宣言しました。いつか実現するかもしれない、草ナギさんとの対決第3ラウンドにもご期待ください。
草ナギ剛さん
慎吾にリベンジできてスッキリしました(笑)。
今日は、草ナギさんが大好きなゲーム特集の第2弾でした。テンションが高かったですね。
本当に凄く楽しくて、あっという間で「え、1時間ってこんなに早かったっけ?」って思ったくらいです。やっぱり、ゲームってテンション上がっちゃうんですよね、好きなんで(笑)。昔の記憶が一気によみがえって来るのも、なんか嬉しいんですよね。だけど、慎吾とは本当にたくさんゲームしたんですよ。
今日、紹介されたゲームもほとんどご存知でした。香取さんとご一緒にやられたものも多かったですか?
合宿所にいたときだったから、ほとんど一緒にやってたね。しかも、朝まで。そのときは、本当に夢中になっていたし楽しかったけど、今思えば、ゲーム以外のことに興味を持って集中すればよかったな、とも思うんですけどね(笑)。だって、思春期っていうか、若い頃に覚えたことって、記憶もそうだけど、体が覚えてるんだよね。だから、今日も20年ぶりとかに見たゲームのタイトルがパッと出てきたりするし。
前回の「ストリートファイター2」に続き、香取さんと「バーチャファイター2」で対戦しました。強かったですね。
番組が終わった後も慎吾とやって、その後でスタッフさんともやったんですけど、ずーっと僕が勝ちました。神なんです、本当に(笑)。
香取さんは悔しがっていたのでは?
結構、悔しいと思います。でも、前回、慎吾が勝っているんだかたらいいんですよ。僕としては、リベンジを果たせてすっきりしました(笑)。
今日紹介されたゲームの中で、久しぶりにやってみたいと思ったものはありますか?
「バルーンファイト」、「シティコネクション」は、凄くやってみたいですね、本当に大好きだったので。あとは、「ドラゴンクエスト」シリーズかな。最近のバージョンとかも、凄く面白そうですよね。
最近は、あまりゲームはされていないそうですね。
ゲーム機は持っているんだけど、今は、なかなか時間がなくて。でも、今日、改めて思ったけど、ゲームから学ぶことはたくさんあるんですよ。日本のゲームは本当にクオリティーが高いから、歴史の勉強になったり、人生の教訓を得たり、学ぶことが多い。スペシャルな時間が過ごせる最高の娯楽だと思うので、また、始めたいな、っていうか、やると思います(笑)。また、ゲーム特集やって呼んでください。準レギュラーでもあるんで、はりきって来ますから。
スタジオの温度が上がっていました。
これまでゲームに縁がなくて、ほとんどやったことがない私でも、香取さんと草ナギさんの話を聞いているだけで、とても楽しい気分になりました。それにしても、おふたりのゲームにかける情熱は凄いものがありますよね。20年以上前の画像をちょっと見ただけで、パッとタイトルがわかるんですから。幼少時代に夢中でやっていたんでしょうけど、あそこまで熟達するには相当、時間を費やしていますよね。お仕事やレッスンでお忙しい中、本当に寸暇を惜しんでやっていたんでしょうね。なんか、ほほ笑ましいですね。そして、おふたりとも本当にお上手でしたよね。いつもは、冷静な草ナギさんが、「俺、超ウマイですよ!」とかって、興奮しながらおっしゃっているのも新鮮でしたし、実際、本当にお上手なのに驚きました。今日のスタジオは気温が上がっている気がしました。ですけど、ゲームは年々進化をしていて、最近のゲームなんて映像が緻密でまるで実写ですよね。アニメもそうですけど、日本のソフトを開発する力は他国の追随を許さないほど高いものなんでしょうね。ゲームのことに疎い私は、「ここまで来ているのか」と驚きました。でも、世界中の多くの人がハマッているものなんですから、きっと面白いんですよね。今さらですが、「ぷよぷよ」とか「バルーンファイト」とか、かわいくてほんわかした雰囲気のものはちょっとやってみたいなと思いました、チャンスがあればですけど(笑)。
ゲームから、いろんなことを考えさせられましたし、いろんなことを学びました。
◆懐かしいゲーム、たくさん出てきましたが…ツヨポンのことを言い過ぎてたんですけど、ボクも同じくらい、初期のゲームにはハマっていましたし、いまでもグッときます。『ナッツ&ミルク』とか…。いわゆる、ジャニーズ事務所の合宿所と呼ばれるところで、ふたりでよくやっていました。ちょうど、CDデビューのころですね。ボクが14歳くらいで…。だから、向こうは17歳くらいだったわけで、ボクの14歳はまだわかるけど、16、7歳の彼がファミコンに燃えているっていうのは(笑)
◆そのころって、ゲームがどんどん進化して、後に名作と呼ばれるゲームが次々に出た時期でもあったんですよね。ボクらは、そういうゲームとともに生きてきたんで(笑)。ツヨポンみたいにゲームに熱くなる、っていうこと以外で言うと、ボクは、ゲームでいろんなことを考えさせられましたし、学んだことも多いな、って思うんです。それこそ、芝居の間とかだって、アクションゲームの“激ムズゲーム”をやるときの間から学んだような気がするんです。『チャレンジャー』みたいな“激ムズゲーム”って、いまより容量も小さいし、優れてはいないから粗くて、動きが鈍ったときに攻撃したりしなきゃいけない…その間を読み取るコンピュータとの戦いが、芝居の間とかにつながってんのかな、って考えました
◆今回は『バーチャファイター2』で対決しましたけど、ツヨポンは神でした。全然勝てなかった。CMの合間も負けていました。『バーチャファイター』に関していうと、ツヨポンは、テレビでももちろんやってたけど、10代のころアーケードですべてのお小遣いを使い果たすくらいの勝負をしてたんです。ボクは、どっちかというと家庭用ゲームでやってて。そのころ、携帯電話とかなかったんでツヨポンに連絡が取れなかったんですけど、彼に会いたいときはいつものゲーセンに行くといる、という(笑)。そんなこともありましたね。彼は、町のツワモノと戦って腕を磨いたんです。いや、彼自身が町のツワモノだったんです(笑)。