超イケてるぜ、欣也様!!
プロフ、モバゲー、カリル、はんにゃ、聖☆おにいさん…北大路欣也さんをゲストにお招きして、最新の流行キーワードがわかる!『Smaペディア2009』をオンエア!
初登場!北大路欣也さんをゲストにお迎えした今週のスマステーション。特集は、『知らないとマズい流行キーワードがわかる!Smaペディア2009』です。『Smaペディア2009』は、年をとるにつれ、解からなくなる最新の流行&キーワード…その全てを、クイズ形式で一挙に紹介するスペシャル企画。というわけで、最初に出された例題が『昨日、ネトモと遊んだんだけど〜よくよく聞いてみたら、ヒラリーで、かなりのオバマだったんだよね〜』。これをわかり易く訳す(!)と、『ネット友達と遊んだんだけど、よくよく聞いてみたらヒラのサラリーマンで、かなりのオバサンマニアだったんだよね〜』という意味なのです。そうした若者…特に高校生を中心とした若い世代の生活や言葉に大きな影響を与えているのは、やっぱり携帯電話。普及率82%を超え、今や人々の生活に欠かせなくなった携帯電話は、メールはもちろん、テレビ電話や財布、そして電車にも乗れてしまう機能も搭載されるなど、パソコン並みの高性能化が進んでいます。そんな携帯電話を使って、女子高生を中心にブームになっているのが、携帯電話のモバイルサイトを利用して自分のプロフィールや写真を掲載できる、携帯版のブログである『プロフ』です。携帯電話で無料ゲームをダウンロードできる『モバゲー』、携帯メールに欠かせない絵文字の進化型『デコメ絵文字』等も、携帯電話発信の流行です。このほか、人気お笑い芸人のオードリーやはんにゃ、ブランド品をレンタルできるサービス『カリル』、武将グッズを集めたり、史跡探訪をしたりするほどの歴史好きの女性『レキジョ』、しょうがを紅茶などに入れて飲み、さらにその紅茶を常時持ち歩く人を指す『ジンジャラー』、人気漫画『聖☆おにいさん』『君に届け』といった流行&面白キーワードをご紹介しました。VTRを見終わった後、「知らな過ぎてマズイね…」なんておっしゃっていた北大路さん。いえいえ、オードリーのコンビ名の由来がオードリー・ヘプバーンであることをご存知だったなんて流石です!そんな北大路さんに、『超イケてる』という言葉を言わせた香取編集長は、恐縮しつつもとても喜んでいました(『編集後記』参照)。
次週3月21日放送は、『みんながハマったテレビゲームベスト20』をお送りします。ゲストはもちろん、番組の準レギュラーにして、芸能界最強?のゲーマー、草ナギ剛さんです。お楽しみに!!
街角やテレビなどで耳にする若者の会話がよく理解できない、ちょっと見ない間に、次々と若手のお笑い芸人が増えている、携帯電話に釘付けになっている人が何をやっているのか気になる…そんな「最近、ちょっと流行がわからないかもしれない」というあなたのために、スマステーションがお届けするのは、「今が旬のキーワード21」。どれも、2009年の上半期におさえておきたい重要ワードですので、早速、チェックしてみてくださいね。
SmaSTATION!!特別企画
知らないとマズい流行キーワードがわかる!『Smaペディア2009』
KEYWORD(1) <プロフ>
普及率82%を超え、今や人々の生活に欠かせなくなった携帯電話。メールはもちろん、テレビ電話や財布、そして電車にも乗れてしまう機能も搭載されるなど、パソコン並みの高性能化が進んでいます。そんな携帯電話を使って、最近女子高生を中心にあることがブームになっています。それが、携帯電話のモバイルサイトを利用して自分のプロフィールや写真を掲載できる、携帯版のブログである「プロフ」です。何とこのプロフ、利用者の80%以上を占めるのが女子高生なのだといいます。数あるプロフサイトの中でも最大手の「前略プロフィール」というサイトには、何と550万人の会員が! ニックネームや趣味、血液型、好きな音楽など65項目に答えていくと、簡単に自分のページが作れ、公開することができるのです。こうして自分のページを名刺交換の感覚で友達に紹介して楽しんでいるのだといいます。
KEYWORD(2) <モバゲー>
最近では、携帯電話から無料でゲームをダウンロードし、通勤途中や空いた時間に楽しむ人が急増しています。そんな中、2006年から始まり、現在会員数が1000万人を超え、1日におよそ5億7千万回も見られている携帯サイトが「モバゲー」です。正式名称を『モバゲー・タウン』というこのサイトは、開設後に高校生を中心とした口コミで人気に火がつき、わずか2年で会員数1000万人を超える大人気サイトとなったのです。現在、ダウンロードできるゲーム数は、実に200種類以上! さらに、毎週2本ずつ、新作ゲームがアップされているといいます。
KEYWORD(3) <アバター>
そんなモバゲーを始め、様々な携帯サイトやネット上で、自分の分身としてアニメのようなタッチで描かれるキャラクターが「アバター」です。英語で「化身」を意味する事から、インターネット上の自分の分身であるキャラクターの総称として用いられる様になりました。自分の好きなイラストを選び、髪形や服装、持ち物などを変化させて独自のキャラクターを作成。それがネット上で自分自身の代わりとなり、チャットや掲示板、オンラインゲームなどを行う時に登場するのです。芸能人の中にも、スザンヌさんやキャイ〜ンのおふたりなど、アバターを作成し自分のブログに掲載している人も少なくありません。さらに、3月22日に開催される「東京シティマラソン」のバーチャル版に、自分のアバターが参加できるというイベントも! ランニングを趣味にしている人が、その日、自分で走った距離をデータとして入力すると、「東京シティマラソン」のコース上をアバターが走るのです。あなたも完走を目指して、アバターをエントリーさせてみては?
KEYWORD(4) <デコメ絵文字>
携帯電話といえばメール。携帯メールに欠かせない絵文字。それが進化して、今では動く絵文字「デコメ絵文字」が常識に。ハートマークはもちろん、顔文字もかわいらしく動くことで人気を集めています。アニメーションを貼り付けたり、動く絵文字を使用して作る派手でキュートな「デコレーションメール」は、2004年の登場以降、若い女性を中心に大人気です。
KEYWORD(5) <オードリー>
今や空前の若手お笑いブーム。テレビをつければ、様々な芸人が出ていますが、あなたはどれだけお笑い芸人の名前を知っているでしょうか? 昨年、日本一の漫才師を決める「M―1グランプリ」で優勝を逃すも大ブレイク中の「オードリー」は、もちろん知っていますよね。「オードリー」は、ボケの春日と、突っ込みの若林で2000年に結成。“ズレ漫才”と呼ばれる独自の芸風が受け、昨年大ブレイクしました。ちなみに「オードリー」というコンビ名は、華のないふたりを見た事務所の社長が、「せめて名前だけでも華があるように」と、大女優『オードリー・ヘプバーン』から採ったのだといいます。
KEYWORD(6) <はんにゃ>
そして、お笑い芸人といえばもう一組、現在、女子高生を中心に人気を得ているのが「はんにゃ」です。彼らがネタの中で行う「ズクダンズンブングンゲーム」というダンスのようなゲームが、今、女子高生の間で大流行中です。
KEYWORD(7) <うそこメーカー>
今から2年前、名前を入力すれば、その人の頭の中を占めている物事が漢字などで表されるという「脳内メーカー」というゲームが流行しました。そんな「脳内メーカー」をはじめ、様々な自分診断ができるこのサイトは「うそこメーカー」といいます。現在、「うそこメーカー」には、悪の組織にさらわれた際、どんな風に改造されてしまうかが分かる「改造人間メーカー」や、ふたりの名前を入力するとデート内容が表示される「デートメーカー」など、合計39種類の作品がエントリー。中でも特に人気が高いのが「コンビ名メーカー」。文字通りふたりの名前を入力すると、適したコンビ名が表示されるというもの。ちなみに、香取編集長と大下アナの名前を入力してみたところ、「スィート・ジャンクション」というコンビ名が現れました。続いて、北大路さんと香取編集長でやってみると、なんと、「ヤマネコとコガネムシ」という驚きのコンビ名が登場しました。
KEYWORD(8) <しまラー>
先週のスマステでも、香取編集長自らレポートした渋谷を発信地とする「ガールズファッション」。実は今、ガールズファッションの世界で意外な店が人気を呼んでいます。それが、「ファッションセンターしまむら」です。埼玉の大宮を拠点とする郊外型の日用衣料販売のチェーン店で、最大の売りは破格の安さ! Tシャツ970円、ジャケット1870円といった低価格が売りなのですが、この安さに加え、人気ファッションモデルが「しまむら」のアイテムを着たことから、若者の間でブームとなっているのです。そんな「しまむら」で買った洋服で全身をコーディネートする「しまラー」と呼ばれる若い女性が急増中です。
KEYWORD(9) <カリル>
昨年映画化され、大ヒットした『SEX AND THE CITY』の中に、女性がブランド品を購入するのではなくレンタルしているシーンがあったのをご存知でしょうか。最近、日本でもそんなサービスが始まり、話題を呼んでいます。会員登録し、インターネットからレンタルしたいブランド品をセレクトすれば、数日後、自宅に商品が。基本的にレンタル期限は無制限で、最短1週間からOK。また、気に入れば買い取ることもでき、20代後半から30代後半までの女性に大人気だといいます。そんなブランド物のバッグやアクセサリーのレンタルサービスを行っている人気サイトが『Cariru(カリル)』。ちなみに、カリルで現在人気のレンタル商品ベスト3といえば、第3位…エルメス ガーデンツイリー(参考価格は約31万円。1週間のレンタル料は、1万2500円)。第2位…クロエ パディントン(参考価格は約15万円〜。1週間のレンタル料は、8000円〜)。第1位…ルイ・ヴィトン ティヴォリ(参考価格は約12万円。1週間のレンタル料は、5800円)。日常使いからパーティーまで、賢く使えそうですね。
KEYWORD(10) <スイーツ・デコ>
渋谷にあるこちらのお店で、若い女性が手にしているかわいい小物。お菓子にそっくりなパーツを使って名刺入れや手鏡等の小物を飾るのが大ブームだといいます。ちなみに、こちらの手鏡の飾りつけ代は5800円。こんなふうに、小物にお菓子の装飾をする事を「スイーツ・デコ」と言います。最近では、キラキラのライトストーンや、ケーキのホイップそっくりなシリコンクリーム、クッキーやチョコレートのパーツを使ってデコレーションするのが人気を集めています。
KEYWORD(11) <レキジョ>
現在、「篤姫」や「天地人」など大河ドラマの人気を受けて、若い女性の間でも歴史ブームが巻き起こっています。都内にある「時代屋」というお店では、戦国武将をモチーフにしたグッズをはじめ、様々な歴史グッズが取り揃えられており、これらを求めて多くの女性客が訪れるといいます。ちなみに、武将グッズを集めたり、史跡探訪をするほどの歴史好きの女性のことを「レキジョ」と呼びます。時代屋に訪れた「レキジョ」に大人気の売れ筋アイテムをご紹介しましょう。第3位…様々な武将をモチーフにした「ミニ武士君フィギアストラップ」、第2位…「家紋入りクリアファイル」、第1位…「戦国武将・家紋入りシール」。一番人気のシールは、真田幸村のものだそうです。
KEYWORD(12) <しょうが>
2007年頃から様々な雑誌に取り上げられ、現在もブーム継続中となっている食材があります。昔から飲めば体が温まると言われているその食材が、様々な形で商品化され人気を呼んでいるのです。それが、「しょうが」です。血液の循環をスムーズに行えるように働きかけ、身体を温めてくれるしょうが。紅茶などに入れて飲み、さらにその紅茶を常時持ち歩く人も。そのような人を「ジンジャラー」というのだとか。そんなジンジャラーの間で最近人気の商品が「飲む生姜の力」。インターネットの通販でも人気ランキング1位を獲得している商品で、高知県産のあら搾り生しょうが汁を1本あたり約59g使用。レモン果汁とはちみつをプラスし、シンプルで飲みやすい味になっています。さらに、ジンジャーシロップ、ブルーベリー、バルサミコなど、8種類の味も楽しめ、月に約6000本売れるほどの大ヒットを記録中。そのほか、ジンジャーミルクプリンや、しょうがヨーグルト、しょうがマドレーヌなども人気を集めているといいます。
KEYWORD(13) <東大ノート>
昨年10月の発売からわずか4ヵ月で、150万部の売り上げを記録している「ドット入り罫線シリーズ」というノート。一見、普通の大学ノートに見えますが、ノート一面すべての横線に、等間隔のドット、“点”が打たれているのです。そのため、文字を美しく書く事ができ、結果、学力向上に繋がると話題を呼んでいるのです。このドット入り罫線シリーズは、通称「東大ノート」とも呼ばれています。それは、昨年ベストセラーとなった『東大合格生のノートはかならず美しい』の著者との共同開発によって生み出されたノートだからです。等間隔のドットを目印に書き込むこと、文字の大きさや文頭の位置をそろえやすい、図形や表が書きやすい…など、ドットに合わせて美しく記入できることが特徴です。
KEYWORD(14) <クルトガ>
そして筆記用具にも、現在大ヒットしている商品が。「クルトガ」と呼ばれるシャープペンシルです。普通のシャープペンは、書いていると「偏べり(かたべり)」してだんだん太い字になってしまうのですが、クルトガは、芯が回転する構造になっているため、いくら書いても字の太さが変わらずに書ける…。これが受け、年間300万本を売り上げる大ヒットを記録しました。
KEYWORD(15) <こなぷん>
現在、子供たちの間で、食べ物のミニチュアサンプルを作れるおもちゃが大流行! 実はこれ、20年前に発売されていたものを2006年に再発売したもので、通常、10万個売れればヒットといわれるおもちゃ業界で、異例の累計160万個の売り上げという大ヒットを記録しています。この「こなぷん」というおもちゃは、専用の粉と水を混ぜ合わせて本物そっくりのミニチュアサンプルを作ることができ、種類も、寿司、ハンバーグ、クッキー、パフェなど豊富。付属の薬品を使うと、本当に焼いているかの様に焦げ目を付けたり、揚げ物も、本物と同じ様に衣をつけて薬品を油に見立てて、ちゃんと揚げるといった手の込みよう。一見すると、本当の料理のようなクオリティでどの料理も、美味しそうなのですが、食べられませんのでご注意を。
KEYWORD(16) <聖☆おにいさん>
不況の中でも相変わらず元気な漫画業界。そんな中、現在大人気のマンガといえば、2007年から雑誌『モーニング・ツー』で連載が始まり、「このマンガがすごい!2009」<オトコ編1位>に選ばれた「聖(セイント)☆おにいさん」です。聖人であるブッダとイエスが、下界のバカンスを満喫しようと、東京都立川市の安アパートの一室で暮らすという設定で描かれるギャグマンガ。今まであり得なかったキャラクター設定が受け、今年を代表する大ヒットコミックとなっています。
KEYWORD(17) <君に届け>
少女マンガでは、現在、8巻まで発売され、累計560万部の大ヒットを記録しているのが「君に届け」。見た目が暗く周りから「貞子」と呼ばれる女子高生・黒沼 爽子が、周囲の誤解を解き、友情・恋愛などを通して成長していく姿を描いた作品。通称、「君届(きみとど)」と呼ばれ、2009年秋からはアニメが放映される予定となっています。
KEYWORD(18) <デジタルフォトフレーム>
新生活が始まる4月を目前に控え、今、一番熱いシーズンなのが家電製品。中でも最近では、デジカメで撮影した写真をスクリーンに映して楽しめる、デジタル版の写真立て「デジタルフォトフレーム」が大人気なのです。写真立てにメモリーカードを差し込むだけで、保存されている映像ファイルが自動的に認識され、スライドショーがスタート。商品によっては、曲が付けられる物や、動画が見られる物もあります。操作が簡単で、値段も1万円前後と手頃な所が受けて大人気となっているのです。
KEYWORD(19) <ダルビッシュ>
最近、巷の若者が「とても疲れた」「とてつもなくダルい」といったときによく使うのが、「ダルビッシュ」という言葉。「私、今日、マジダルビッシュ」といった具合に使うそうです。
KEYWORD(20) <パギャル>
また、「パギャル」という言葉も、若者の間で普通に使われているといいますが、これは「中途半端なギャル」という意味。あまりいい意味では使われず、だいたい「イケてない女性」のことを指すようです。
KEYWORD(21) <白州次郎>
多くの関連本が書店に並び、若いサラリーマン世代に圧倒的な支持を受けているこちらのが、終戦直後のGHQ支配下の日本で吉田茂首相の側近を務め、日本で一番カッコいい男といわれている「白州次郎」。流行に敏感で、日本で最初にジーンズを履いた人物とも言われています。終戦後、吉田茂の要請でGHQとの交渉に立ち会った際は、ただひとり、一歩も退かず、GHQをして「従順ならざる唯一の日本人」と言わしめたという逸話が残っています。
100年後の自分のことは、いまわかるわけがない!
今週の格言は、歴史の流れにも目を向けた、深くて面白いお話です!「オードリー・ヘプバーン、そして戦国武将を始めとする歴史上のスターたち…まさか伊達政宗が、『あたしは、伊達政宗が一番スキです!』みたいなことを言われて、グッズになり、オードリー・ヘプバーンも、まさか自分の名前がお笑いのコンビ名になってる、なんてことは、想像できるはずがない。きっと、いろいろ想像するじゃないですか、自分たちのことを。でも、そんなことになるとは、想像していなかったはずだと思うんです。マリー・アントワネットだって、自分のことが映画になるなんて思うはずもないですよね。ゴッホだってそう。だから、何が起きるかわからないもんだな、と(笑)。だから、諦めないで、いまがダメでも100年後。もしかしたら、自分の人生が映画化されているんじゃないかな、と。ボクの想像では、みんないま驚いてると思います。『マジ?ウチの家紋、シール!?』みたいに(笑)。きっと、トイレとかに貼られたりするんですよ。そんなこと、想像できないですよね?」
北大路欣也さん
緊張している僕をほぐしてくれた香取さんは、たいしたものです。
香取さんもおっしゃっていましたが、北大路さんがゲストに来てくださるとは! 初出演はいかがでしたか?
この番組、ときどき見ているんです。でも、見ているときは、自分が出演するなんて思ってもいなかったので、気楽に見てましたけど、出演すると決まってから見たら、緊張しちゃったな。「なんか、怖いな〜」なんてね(笑)。生放送は慣れていないので、緊張しましたけど、香取さんの持っている波動っていうのかな、やさしい思いがそれを少しずつ解いてくれました。
香取さんとはお芝居での共演はないとのことですが、どんな印象をお持ちでしたか?
素晴らしいキャラクターでありながら、人間的にも素晴らしい人だと感じていましたが、まさにその通りでした。今日ご一緒していても、僕が緊張しているのを彼がちゃんと分かってくれてほぐしてくれてるんですよ。それが伝わってくるんだよね。それがたいしたものだと思いました。だけど、SMAPのみなさんは本当に魅力がありますよね。思いが素晴らしいんだよね。だから、一緒に仕事をするとこっちの気持ちが上がってくるんです。デビュー20年と聞いたけど、それだけ長い間、新鮮でいるっていうのは簡単なことじゃないですよね。香取さんとも、今後お芝居でご一緒できるチャンスがあれば、ぜひ、やってみたいですね。
番組にはどんなイメージをお持ちでしたか?
くだけているようだけど、非常にしっかりと作っている番組っていう印象がありましたね。今日、出演させていただいても思いましたけど、番組自体にゆとりというか、余裕があるのを感じました。香取さんにもスタッフの方も、心にゆとりがあるんでしょうね。何でも受け入れられる懐の深さもありますよね。今日も、僕みたいなオジさんを相手にしてくださるんですから(笑)。
特集は、今どきの若者の流行を取り上げたものでしたが、クイズにも正解されていました。
偶然、当たっただけですよ。でも、白洲次郎さんが出てきましたけど、彼は実業家であり首相の側近までやっている一方で、農業にも従事した「カントリー・ジェントルマン」なんですよね。土に親しめるというのは、人間としての原点をきちんと持っている人なんじゃないかって。そのときの流行とか流れに乗るのもいいけど、やっぱり、人としての原点は大事だと思うんです。自分がどこにいても、原点を忘れないという白洲さんのような生き方は、男の理想像のような気がします。
そういう意味では、『落日燃ゆ』で北大路さんが演じられた廣田弘毅元首相とも共通点がありそうですね。
あの時代に生きた人とはどこか違ってフェミニストでヒューマンで、戦争は絶対に反対だというところなんかは、似ているかもしれませんね。奥さん、子供が一番大きな心の支えになっているところもね。それと、演じていて思ったのは、白洲さんと同じですけど、きちんと覚悟がある人だってことです。白洲さんほど感情を表には出さないけど、誰に対しても思いやりがあって淡々と自分のやるべきことをこなしていく、自分の身を捧げて勤めを果たそうという心意気があるんです。時代に翻弄されて、悲しいことも辛いこともたくさんあるけれど、それを全部背負っていける覚悟があるんですよね。演じていて、背筋がスッと伸びる人だと思いました。
放送は、いよいよ明日ですね。(3月15日(日)夜9時から テレビ朝日系列)
今日は、撮影所はもちろん、駅で会う人会う人に、「明日9時から見てくださいね」と宣伝をしてきました(笑)。「(現在、出演中のドラマ)『トライアングル』見てますよ!」なんて言ってくださる方にも、「あちらは来週ですから、明日は『落日燃ゆ』ですよ!」と握手しながらね。ぜひ、たくさんの方にご覧いただきたいですね。
北大路さんの目力に魅了されました。
毎日、情報番組を担当しているというのに、私は、今どきの文化を全然キャッチアップできていなかったな、と今日の特集を見て思ってしまいました。携帯にもゲームにも疎いので、いろいろ驚くことは多かったのですが、それにしてもパギャルとかダルビッシュとか、言葉ひとつとっても、みんなよく考えるなって感心もしました。それと、文化がどんどん進化する一方で、歴史に興味をもつ若い女性が増えているっていうのは素敵なことだと思いました。去年、篤姫ゆかりの地である鹿児島を旅行したんですが、そのときにもの凄い観光ブームになっているのに驚いたんです。歴史はもちろんそうですけど、いろいろ知っていることで物事はより楽しくなるものですよね。そんなこともつくづく思いました。そして、今日はなんといってもゲストの北大路欣也さんに魅了されてしまいました。もともと、素敵な俳優さんだとは思っていましたが、実物が本当にダンディーで素敵な方で感動しました。演じられる役のイメージがあるので緊張していたんですが、凛とされた中に、ユーモアと柔軟性も備えていらっしゃるとてもチャーミングな方で。それに、あの目力! 目が本当に生き生きしていて引き込まれました。どういう生活をしたら、あんなに生き生きとした目になるんでしょう。うかがってみたかったです。個人的には白州次郎さんに全然、負けていないと思いました。香取さんと将来共演ができたらいい、なんていうお話もされていましたので、今後もますます注目させていただきます。
オバマ就任式は最初から最後まで全部見たんだけど…
◆北大路さん、カッコよかったです!久々に、悟空の…今日から『ドラゴンボール エボリューション』もちょうど公開ということもありますが、おっきい相手に会うと、よりデカイやつに会いたい、という勝負な感じがありました。最初、無反応だよっていうあたりも、「これは…VTR、あと30分くらいあるなぁ…」って感じで、「これはどうなることやら…」って思っていたんですけど、オードリーのおかげですよ(笑)。春日様様ですよ。「オードリー・ヘプバーンだ」という、ボクもビックリする情報を…。あのあたりから、北大路さんにスイッチが入った感じがしました。
◆『超』のフリも、先のことを考えずにああいうコメントしちゃう方なんで(笑)。言ってくれる空気かどうかもまだ確かめられないあれだけの時間で、あんなフリをしてしまい、「ヤバイな…」って思っていたら、結構早い段階で「超イケてるでしょ!」って言ってくれて…。嬉しかったです!しかも最後のシメは『トゥース!』で終わって(笑)
◆北大路さんのカッコよさって…お名前からしてそうなんだけど、みなさんがドラマとかで見る北大路さんの雰囲気、いままで何回かお会いしたときの空気とかも全部含めて、やっぱり大きい…大人なのにビビってしまうような空気が結構あるんです。しかも、ボクも含めて、みなさんが抱いているイメージ以上に本当にクールで、軽やかなジョークもあり…。それでいて、スタイリッシュでスーツ姿もカッコいいし、凄く素敵な方でした。大御所の方なのに、凄く優しくて…っていうのとまた違って、とてつもないイメージのデカさなのに、温かくて優しくて、まさにジェントルマンな感じ…イカす!超イケてますよ!!
◆流行のキーワードに関しては、大下さん、そしてボクも、「大丈夫か?」って言われそうなくらい知らないですよね。同世代の人たちと同じくらい…いや、ボクの方が知らないことが多いかな?そんなボクでも、SMAPの中では結構情報通な方だと思うんですよ(笑)。もう、トップの「ネトモ」「ヒラリー」「オバマ」ですよね。あの辺はもう想像もつかない。オバマ就任式とかは、最初から最後まで全部見ましたけど(笑)。そっちの興味はあってもねぇ。「オバマ」をあんな風に会話で使うことはないですよね。でも、面白いですよね。みんな、幸せそうだったから、いいな、って思いました!ああいうのって、必要なんじゃないかな、って思いますし、これが日本語の柔軟さとか面白さでもあるんじゃないかな、って。ここまで変化が激しい、っていうのも日本っぽい感じがしました!