再来週はスペシャルです!
『2009年問題』『オバマ大統領誕生』『総選挙』…タカアンドトシをゲストにお迎えして、『知らないと恥ずかしい2009年ニュースキーワード12』を解説!!
ゲストはタカアンドトシのおふたり…とくれば、特集はあの人気企画『知らないと恥ずかしいニュースキーワード』。今回は、2009年の最新版として、ことし予定されている大きなニュース・出来事を、ジャーナリストの田原総一朗さん、池上彰さん、教育評論家の尾木直樹さんらの解説を交えながらやわかりやすく解説しました。私たちの生活にも直接関係してくるものだけでも、薬の中でも処方箋が必要ない『大衆薬』の95%をコンビニやスーパーなどで扱えるようになる改正薬事法の施行(6月)や、アメリカ入国の際に行わなければならなくなったESTA(電子渡航認証システム)での事前申請、ゆとり教育の廃止、2009年問題、総選挙、消費者庁の設置(政局の混乱で棚上げ状態ですが…)などなど、非常に大きな出来事がいくつも待ち受けています。100年に一度の不況ともいわれ、連日、雇用や経済に関する暗い話題がトップニュースとなっているいまだけに、自分たちの生活を守るため、そして、日本の未来のためにも、真剣に考えなければならない問題が山積みになっていることがわかりますよね。一方、世界に目を向けると、今月20日には、バラク・フセイン・オバマ氏が第44代アメリカ大統領に就任します。初の黒人大統領であり、80%を越える驚異の支持率を獲得しているオバマ氏ですが、果たして彼は、危機的な状況にあるとされるアメリカ経済を立て直すことができるのでしょうか。さらに、スポーツ界にも大きなイベントが控えています。2010年に開催されるサッカーワールドカップ南アフリカ大会の出場国は、いよいよことし決定します。アジア地区最終予選に挑んでいる日本は、現在、グループAの2位。岡田ジャパンは、2月11日(水)に同組1位のオーストラリア、3月28日(土)に3位のバーレーンをホームで迎え撃ちます。目標はもちろん1位通過ですよね、香取編集長!!
次週1月24日は、『これを知らなきゃおばさん!?テスト』をお送りします。ゲストははるな愛さんです。お楽しみに!!
毎回、大好評の「ニュースキーワード」が、今年も新年早々にオンエア! 今すぐ知りたい! 知らないと恥ずかしいニュースを、コンパクトにわかりやすく解説していきます。早速、チェックしてみて!
スマステーション特別企画
2009年 知らないと恥ずかしい ニュースキーワード 12
(1)コンビニで薬が買える!
今年6月からコンビニエンスストアでもあるものが買えるようになります。それはこれまで取り扱い免許を持った人がいる店でしか買うことが出来なかった「薬」です。これまで薬は薬局や、コンビニでも薬剤師のいる店舗でしか売ることができませんでした。それが、6月から施行される改正薬事法によって、薬の中でも処方箋が必要ない「大衆薬」の、実に95%をコンビニやスーパーなどで扱えるようになるのです。その95%の薬には、ほとんどの風邪薬や解熱鎮痛剤、消化剤などが含まれています。これはかなり便利ですよね!
(2)アメリカ入国に事前申請が必要に!
今月12日から、アメリカに入国するのが少々面倒になりました。日本を発つ前に、インターネットを通じての事前申請が必要となったのです。今までアメリカへは観光などで短期間訪れる場合は、ビザが必要ありませんでした。それが、今月からは本土だけでなくハワイに行くときにも、事前にインターネットを通じての申請が欠かせなくなったのです。
例えば、ハワイに行こうと思ったら…まずアメリカ大使館のホームページなどからESTA(電子渡航認証システム)の申請ページにアクセス。質問は日本語を選択できますが、答えはすべて英語で記入します。名前に生年月日、パスポート番号、発行地、有効期限、そしてアメリカでの滞在先の住所などを書き込むのです。さらに、「伝染病にかかっているか?」「過去に薬物で逮捕されたことがあるか?」など7つの質問に答えて送信。しかし、これで終わりではありません。その後、申請番号が送られてきて、さらに「承認」との回答が来ればOKとなるのです。
手続きは基本的に出国の72時間前までに行わなければならず、乗り継ぎのためだけにアメリカに立ち寄る場合も必要となります。知らずに空港まで行ってしまうと、最悪の場合、出国できないこともあるのでご注意を。ちなみに、パソコンを持っていない人、操作が出来ない人は、旅行会社などで代行してもらうこととなります(手数料は5000円程度)。また、このESTAは、一度承認されれば2年間は有効となります。
(3)ゆとり教育の廃止
先進各国の15歳を対象に、読解力・数学的能力がどのくらいに達しているのかを調べる国際学習到達度調査で日本は年々順位を下げています。こうした結果を受けて、文部科学省はそれまでの教育方針を大きく転換することになりました。それが、90年代から始まった、“脱詰め込み”の「ゆとり教育」。教科書の内容を大幅に減らし、「暗記」ではなく「ゆっくり考える」ことを大切にするように、学習指導要領の内容を大きく変えたのです。そのため、「難しい計算は計算機を使ってもよい(小学4年から6年)」、「円周率=3.14を3で計算しても構わない」、「中学校では英語の必修単語が507語から100語に」、「筆記体の勉強もなし」といった教育がされました。また、「世界史では時代区分が9から5になった」ことで、学習指導要領からガリレオやエジソンが消えルネサンス期も削除されるということも。こうして実施されたゆとり教育でしたが、結果的に学力低下が大きな問題となってしまいました。そこで、文科省は今年4月から特に順位の下がった理数系を中心にいくつかの項目を復活することに。例えば、面積の単位、アール(a)やヘクタール(ha)、台形の面積を求める公式、中学校では球の表面積を求める公式、4πr2などが復活することとなりました。こうして教科書の項目が復活するのは実に40年ぶりの出来事。今後は理数系以外の教科も復活し、その結果、小学校では1日1時間、勉強時間が増えるといいます。
(4)今世紀最長の皆既日食
鹿児島県の南の海上に浮かぶ12の島々、トカラ列島。人口はすべての島をあわせても1000人に満たない、というまさに秘境。そんな静かな島にこの夏、宿の予約が殺到、世界中から観光客が押し寄せようとしています。それは日本では46年ぶりに見られる皆既日食があるからです。日食とは地球と太陽の間に月が入り、太陽をさえぎってしまう現象のこと。中でも皆既日食は太陽が完全に月の影に入ってしまうという、実に珍しい現象。その皆既日食を今年7月22日に日本で見ることができるのです。なかでも鹿児島県のトカラ列島悪石島では10時53分16秒から6分以上にわたって太陽が完全に隠れる見込みで、これは今世紀最長。東京でも7月22日の11時過ぎに太陽の7割、大阪では8割が隠れ、真夏の昼とは思えない太陽になるので是非注目。次に日本で皆既日食が見られるのは26年後の2035年になります。
(5)オバマ大統領誕生
今月20日、いよいよアメリカ初の黒人大統領が誕生します。第44代大統領、バラク・フセイン・オバマ氏です。オバマ氏の、「フセイン」というミドルネームは、イスラム教の家庭に育った父親から受け継いだもの。もちろん、イスラム系の名前をもつ大統領はアメリカ史上初のことです。就任式でオバマ氏は、このフルネームで宣誓することを明らかにしています。ちなみにオバマ大統領、最新の支持率は脅威の82%!(CNNによる) 就任式には、トム・ハンクス、ブルース・スプリングスティーン・ビヨンセら数多くのセレブも出席する予定で、会場には史上最高となるおよそ200万人が訪れるといわれています。では、オバマ氏は大統領になることで一体どんなことが出来るようになるのでしょうか。
ジャーナリスト・池上彰さんの解説
アメリカの大統領といえば世界一の超大国のトップ。当然ものすごい力をもつことになります。どのくらいの権力をもっているのか、わかりやすく日本の総理大臣と比べてみましょう。アメリカ大統領ひとりに総理大臣ひとりでは、まったく太刀打ちできません。実は、日本の今の内閣、18人の大臣全員を足したくらいの権限が大統領ひとりに集まっているんです。そんな強大な力を持つ大統領。具体的にどんなことが出来るのか見てみましょう。
まず大統領が持っているのは、法案の拒否権。国会を通過した法案に対して「NO!」ということが出来るのです。日本の総理大臣にはもちろんそんな権限はありません。そして官僚の任命権。これも総理にはありません。大統領は日本で言うと霞ヶ関の官僚の局長以上、つまり管理職を任命することが出来ます。日本の総理は大臣の任命は出来ますが、霞ヶ関の官僚までは権限は及びません。でもアメリカの場合、大統領がかわると、4000人から5000人がゴソっと総入れ替えになるのです。さらに大統領は核のボタンを握っています。大統領がどこに行くにも必ずアタッシュケースをもった人物が帯同、いつでもボタンを押すことが出来るのです。もちろん、核だけでなく、世界中のアメリカ軍を自由に動かすことが出来ます。
こう見ていくと、実に強大な権限をもっていますよね。なぜアメリカ大統領はこんなにも大きな権利を一手に握ることが出来るのかといえば、それは、国民に直接選ばれているから。だからこそ、大統領選挙はあれほどまで盛り上がるのですね。
(6)消費者庁設置?
2008年、連日紙面をにぎわせたニュースといえば、「食の安全」。産地偽装に消費期限改ざん、そして事故米…。さらにはC型肝炎などの薬害や耐震偽装、多重債務問題など、消費者に大きな被害を与える問題がここ数年相次いでいます。そこで福田前総理が打ち出したのが、消費者庁の設置。すでに野田聖子衆議院議員が担当大臣として設置準備に入っていますが、これまでは、さまざまな消費者問題にどう対処してきたのでしょうか。
例えば「表示や産地に問題のある食品」が見つかった場合、詳しい調査や業者への指導を担当するのは農林水産省となります。ところが農水省は本来、「農家や業者などを育成・保護するための」省庁。消費者ではなく、業者側を向いているのです。ひとつの省庁で業者側、消費者側、両方を守ることは難しいのが現状。そこで、消費者庁は消費者の立場に立って問題の業者に対し、「業務停止命令」など、強い権限で指導する、そんな働きが期待されているのです。
ちなみにアメリカでは連邦取引委員会と消費者製品安全委員会というふたつの消費者のための機関があり、なかでも連邦取引委員会は1914年、100年近くも前に設立され、さまざまな消費者保護の功績を残しています。日本でもいよいよ設立かと注目を集めた消費者庁。ところが、現在の政局の混乱で設置の話は棚上げされた状態となっているのです。
(7)アカデミー賞!
いよいよ来月に迫った、映画の祭典・アカデミー賞授賞式。ちなみにアカデミー前哨戦といわれるゴールデングローブ賞ではレオナルド・ディカプリオ、ショーン・ペン、ブラッド・ピットなど並み居る大物をおさえて、あのミッキー・ロークが主演男優賞を受賞。作品賞は日本でもおなじみの、「クイズ・ミリオネア」のインド版を舞台にクイズでの不正を問われた少年を描いた、『スラムドッグ・ミリオネア』が受賞しています。ちなみに、アカデミー賞を受賞したときに受け取るトロフィーは、「オスカー」と呼ばれていますが、これは、十字軍の剣を持った騎士を模しており、重さはおよそ4キロ。24金で金メッキされています。オスカーという名前の由来はアカデミー賞事務局の女性が「うちのオスカーおじさんに似ている」と言ったことから…とも言われています。日本からはモントリオール映画祭グランプリ作品『おくりびと』が、アカデミー賞外国語映画賞に向けた日本代表作品として出品されています。注目のアカデミー賞ノミネート作品の発表は来週22日です。
そんな中、スマステーションでも度々伝えてきた話題作が今年いよいよ公開されます。世界でコミック2億部以上売り上げたという『ドラゴンボール』です。製作総指揮は原作者の鳥山明氏。ストーリーは、ピッコロ大魔王の世界征服を阻むため、高校生の孫悟空が世界中に散らばる7つのドラゴンボールを集める旅に出るというもの…。公開は3月13日ですが、果たしてコミック同様大ヒットとなるのでしょうか。
(8)ワールドカップ南アフリカ大会
いよいよ来年に迫った、2010FIFAワールドカップ南アフリカ大会。その出場国が今年いよいよ決定します。アジア地区予選、最終予選に残っているのは、グループAのオーストラリア、日本、カタール、バーレーン、ウズベキスタンとグループBの韓国、イラン、北朝鮮、サウジアラビア、UAEの10カ国。A、Bふたつのグループに分かれて戦い、上位2チームが出場権を獲得します。また、3位となったチームはプレーオフでオセアニア地区のチームと出場権を争うことになります。日本は現在勝ち点7でオーストラリアに次いで第2位! 果たして岡田ジャパンはワールドカップに出場できるのでしょうか。
グループAの中で、日本は現在2位。しかし3位のカタールとの差はわずか3ポイント。1試合でひっくり返ることも考えられ、まだまだ楽観できる差ではないといいます。そこで1位との直接対決、2月11日のオーストラリア戦、続くバーレーン戦が重要となるのです。
(9)2016年オリンピック開催地決定!
7年後、2016年のオリンピック開催地が今年10月にいよいよ決定します。現在の立候補都市は、マドリード(スペイン)、リオデジャネイロ(ブラジル)、シカゴ(アメリカ)、そして東京。東京の招致プランでは、メイン会場が予定されているのは晴海地区で、開閉式の新しいスタジアムも建設します。そのほか、武道館で柔道やレスリング、そして東京体育館で新体操や卓球、などと半径8キロ以内にほとんどの競技場を集める計画となっています。競技会場を都心に集めたこの招致プラン、東京都では「世界一コンパクトなオリンピック」を目指すことをスローガンに掲げています。財政状況・宿泊施設の充実度などオリンピックの開催能力を見る1次予選での評価は東京がトップ。今後は現地調査、プレゼンテーションを経て、IOC委員の投票によって開催地が決定します。東京オリンピックが実現すれば、経済効果はおよそ2兆8000億円とされています(東京都試算)。オバマ大統領誕生で波に乗るシカゴが追い上げをみせている、ともいわれていますが、注目の開催地決定は10月2日です。
(10)イスラエルのガザ侵攻
イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの攻撃が続いています。国連安保理も即時停戦を求める決議案を採択するなど、停戦への働きかけを続けていますが、イスラエル・パレスチナ側共に拒否。停戦に至るまでにはまだまだ時間がかかると見られています。長年にわたって争いを続ける、パレスチナとイスラエル。一体ここで何が起きているのでしょうか。
ジャーナリスト・池上彰さんの解説
もともとこの地域にはアラブ人が住んでいたのですが、そこに世界中に散っていたユダヤ人が聖書に記された「約束の地」だ、と移り住んできたのです。特に第2次世界大戦後は大量のユダヤ人がやってきたことで、もともと住んでいるアラブ人との争いが起こったのです。イスラム教徒のアラブ人・ユダヤ教徒のイスラエル人両方にとってエルサレムは聖地ということもあって、お互い一歩も譲りませんでした。そこで国連が仲裁に入り、ユダヤ人とパレスチナ人、それぞれが住む地域を分けたのです。ユダヤ人が住む地域として(1948年)イスラエルが建国。そして、アラブ人が住む地域が、パレスチナ自治区。以来そこに住むアラブ人はパレスチナ人と呼ばれるように。しかし、そのパレスチナ自治区は年々小さくなり、争いは絶えないのです。そして現在のパレスチナは、ヨルダン川西岸にはファタハと呼ばれる穏健派が、ガザ地区はハマスと呼ばれる強硬派が支配するように。ファタハと呼ばれる人たちはイスラエルと共存していこうという考え方ですが、一方のハマスはイスラエルの存在を認めず、徹底抗戦。去年の6月にイスラエルとハマスは停戦協定を結んでいたのですが、それが切れた12月、ハマスはイスラエルにロケット弾を打ち込み始めたのです。その数、なんと500以上。この攻撃を受けてイスラエルは去年年末にガザの空爆を開始。今年に入って地上戦にまで拡大したのです。
こうして、年末から始まったイスラエルによるガザ地区への攻撃。これまでに犠牲となったパレスチナ人は子供も含め、1000人以上にも上っています。
(11)2009年問題
昨年末から連日伝えられている、雇用に関するニュース。その雇用に関して、「2009年問題」と呼ばれる問題があるのをご存知でしょうか。これは今年2009年、派遣社員の間で大量に失業者が出ることが予測されている、というもの。一体、なぜそんなことが起こるのでしょうか。ポイントは今から3年前、2006年にさかのぼります。この年、法改正に伴って、自動車・電機など製造業の現場で派遣社員が多く雇われるようになったのです。しかし製造業の場合、派遣社員の雇用期限は3年と法律で定められています。しかも、派遣契約を延長することは認められていないため、それ以降は(基本的に)「契約を打ち切る」か「正社員(もしくは請負)にする」のどちらかを選択しなければならないのです。その3年後、今年2009年は2006年に雇われた派遣社員の雇用期限が一斉に切れることになります。ここへ来て景気は100年に1度、とまでいわれるほど急速に悪化、経営の苦しい企業にとってはまさに派遣を「切りやすい」状況となり、職を失う人が大量にでるといわれているのです。厚生労働省は今年3月までに少なくとも8万5000人の派遣社員など、いわゆる非正規労働者が職を失う、と予測しています。
(12)選挙YEAR
今年はいよいよ政界最大のイベント、衆議院議員選挙が行われます。参議員を選ぶ選挙のことを参議員選挙もしくは通常選挙と言うのに対して、衆議院議員の場合、一般的に総選挙と呼ばれています。参議員の場合は任期が6年で、定数の半数が3年ごとに改選されるのに対し、衆議院の任期は4年、全員が一度に改選されます。そのため、総選挙と呼ばれるようになったのです。では注目の、「解散」「総選挙」は一体いつになるのでしょうか。 ジャーナリストの田原総一朗さんによると、解散・総選挙のカギとなるのは、今開かれている国会で、予算が通るかどうか。現在、話し合われている予算はふたつあって、ひとつは今年3月までのお金の使い道を決める、2008年度第2次補正予算。もうひとつが今年4月から1年間のお金の使い道を決める、2009年度予算。このふたつの予算案には麻生総理が進めている、定額給付金に使うための2兆円や、雇用対策に使うお金などが含まれます。田原さんによると、この予算案が通るか通らないかで、解散総選挙の結果まで大きく変わってくるといいます。ふたつの予算案が通らなければ民主党など野党が圧倒的に有利、一方で通すことが出来れば、自民党が有利になる、と田原さん。これからは「ふたつの予算案が通るかどうか」。そこに注目して政治のニュースを見てみましょう。
カゼ、大流行!
先週あたりに体調を崩してしまったという香取編集長。実は、SmaSTATION!!スタッフの間でもカゼが流行中です!「大下さんもカゼにやられていたようで…。ボクも、つい昨日くらいにやっと復帰した感じなんですよね。先週のSmaSTATION!!終わりくらいにちょこっと熱が出たんですけど、熱が下がったと思ったら、お腹をやられたらしく、お腹が下って吐き気をもよおす、というあまり経験したことがないカゼにやられ…。実際、ボクのようにお腹にくるカゼが流行っているらしいです。スタッフの中にもカゼにやられた人がいましたし、ウイルスは至るところにいるんだな、と。うつらないほうがおかしいくらい、学校にも会社にも街にもウイルスが蔓延しているようなので、予防はしっかりと。ボクも、基本に戻って、うがいと手洗いを徹底するように気をつけています」。みなさんも気をつけてくださいね!
タカアンドトシさん
タカ:次回は、「タコ社長」以上を用意します!
トシ:同級生だけど、香取さんは一生アニキです。
「ニュースキーワード」といえば、タカアンドトシのおふたりということで……3回目の出演ですね。
タカ:スタジオの空気には少し慣れて、以前ほどは緊張しないようにはなったんですが、クエスチョンのところでですね、思ったように機能せず……。手を抜いたつもりはなかったんですけど、リラックスし過ぎていたのかなって。
トシ:香取さんの琴線に触れたのが、「タコ社長」だけでしたから。
タカ:香取さんにもっと笑ってもらえるように、今後、もっと頑張りたいと思います。
まさに旬なニュースが満載でした。
タカ:オープニングでも言いましたけど、普段、あんまり新聞を読んだり、ニュースを見たりしないので、ここで勉強とおさらいができるので、この特集に呼んでもらえると、凄い勉強になるんですよね。
トシ:ニュースでよく耳にするけど知らなかった、ちょうどいいところを突いて来てくれるので、ありがたいですよね。
特に勉強になったのは?
トシ:僕は、「イスラエルのガザ侵攻」ですね。よく、彼女が僕のことをですね……。
タカ:ガザって呼んでるの?
トシ:なんで、俺が侵攻されてんだよ!
トシ:彼女からよくニュースについて質問されるんですけど、この間、ちょうど「なんで、ガザ地区は侵攻されてるの?」って聞かれたんですよ。だけど、よく知らなかったので「難しい問題だよ」って……。
タカ:逃げたんだ。
トシ:そう。でも、今日でわかったので、早速、帰ったら教えてあげようかなって。
タカ:あれ、まだ一緒に住んでるの?
トシ:なんだよ、住んでるよ! 彼女には、ニュースを知っていると信頼されてるんで。でも、今日見てると意味ないですけど。
タカ:僕が勉強になったのは、「ゆとり教育」ですね。あんなに、ゆとりがあったんだって。500個の必修英単語が100個になってたとか。ゆとりがあり過ぎて、あそこの世代は逆にかわいそうだなって思いました。
それにしても、おふたりがご出演のときは、香取さんのツッコミもいつもより鋭いような気がします。
トシ:鍛えていただいて、ありがたいです。
タカ:そこに助けられている部分もありますね。いじられないと寂しいですしね、ありがたいことです。
香取さんにメッセージなどありますか?
タカ:次に出たときは、全部、「タコ社長」クラス以上の答えを用意します!
トシ:今回は1個でしたから、次回は最低3つくらいはね! 香取さんは、毎回、僕らに厳しいながらも実は温かい目で見てくださっているのが、ありがたいなと。
タカ:オモシロどころを探してくれているんですよね。それが、本当にありがたいです。
トシ:そうなんです。僕たちのいいアニキです。
タカ:同級生ですけど。
トシ:ですけど、僕らにとっては一生アニキです。
タカ:アニキ、また呼んでください!
トシ:次回、オードリーに変わっているほど悲しいことはありませんから。よろしくお願いします!
ニュースキーワード、さすが、名物企画です!
毎度のことながら、「ニュースキーワード」は大変ためになりますね。新聞やテレビのニュースだけではわかりにくいキーワードを立体的に見せてくれるから楽しいですし。そのうえ、解説してくださる先生方も豪華で、解説も分かりやすいんですから、ホント、親切な企画です。さすが、スマステの名物企画ですね! タカトシさんの、クエスチョンに対するナイスなお答えも楽しくて、今日もあっという間の1時間でした。私が特に気になったのは、オバマ大統領関連のニュースと、イスラエルのガザ侵攻に関するニュースでした。アメリカの大統領の権限の多さには驚かされました。日本では、官僚の腐敗が連日報道されている中、アメリカなら大統領権限で官僚を変えてしまえると聞くと、ちょっとうらやましい気分にもなったりして……。来週、オバマ大統領の就任式がありますけど、どんな演説をするのか、どんな盛り上がりを見せるのか、そちらのほうも楽しみです。時間とお金をかけて何千万人という人に支持されて大統領に選ばれるんですから、ご本人の覚悟も相当なものですよね。自分は国民から信任されているんだっていう自覚が、日本の首相とはちょっと違うんでしょうね。今年は総選挙もありますし、政権交代があるかもしれないと言われている中、日本もいろんな意味で考えなきゃいけない時期なんじゃないかなと、思ったりもしました。
『タコ社長』がピカイチでした!
◆2009年もいろいろ出来事がありますね。中でも特に気になったのは、『2009年問題』。凄く分かりやすかったです。この年末年始も、『派遣切り』『派遣村』とか、雇用に関するあんまりよくないないニュースが毎日のように流されていますが、2009年問題というのを改めてちゃんと知ることが出来てよかったです。
◆近いところでは、オバマ大統領就任ですね。大統領の持つ力の大きさ、アタッシュケースの怖さ…
◆レオナルド・ディカプリオやブラッド・ピットを抑えてミッキー・ロークがゴールデングローブ賞の主演男優賞なんていうニュースもありましたね。ゴールデングローブ賞はアカデミー賞の前哨戦でもあるわけですけど…。でも、ミッキー・ローク、何の映画に出てるんでしたっけ? 気になりました(笑)
◆そしてサッカー! ワールドカップの南アフリカ大会はもう来年なんですよね。でも、プレーオフ(アジア地区A組/B組の3位同士が戦って、勝ったほうがオセアニア地区のチームと戦う)の説明は、いらないんじゃないかな、と。1位通過ですからね。ことしは凄く大事な年なので、松木安太郎さんがおっしゃっていた大久保選手にも注目しつつ、1位通過を信じて、代表の選手たちに、サポーターのみなさんと一緒にボクのすべてを“元気玉”として、EVOLUTIONな気分で送りたいです(笑)
◆というわけで、映画『DRAGONBALL EVOLUTION』も早く見たい!!
◆今回もボケてくれたタカトシさんは…最後に言ったとおり、『タコ社長』がピカイチでした!『○○者庁』というところを『社長』に変換したところがまず素晴らしい!そして『社長といえば…』というところから出てきたワードの素晴らしさ…。『タコ社長』って言葉自体の響きがもう100点で最高なんだけど、その前の変換→変換の技がMAXでしたね(笑)。