『新選組!』を見直したい!
佐藤浩市さんをお迎えして、『オススメ掘り出し物DVDベストセレクション22』をオンエア!異色の人気DVD作品が続々登場!!
明けましておめでとうございます!2009年最初のSmaSTATION!!は、ゲストに佐藤浩市さんをお迎えして、『オススメ掘り出し物DVDベストセレクション22』をお送りしました。不況といわれるなかで、売り上げを伸ばしているといわれるDVD業界。その中で、メジャー配給の映画DVDなどとともに人気を博しているのは、エクササイズものや動物もの、How toものと呼ばれる、多種多様なジャンルの企画ものDVDなのです。今回ご紹介したのは、大ヒット映画『トランスフォーマー』のパロディー映画『トランスモーファー』、名作『キングコング』のパロディー『ザ・コング』、あのマイケル・ジャクソンも登場する『ネバーランディングストーリー』、フィリピンで大ヒットした『スパイダーボーイ』といったパロディー映画や、あの『ビリーズブートキャンプ』の大ヒットにあやかろうと続々とリリースされているエクササイズDVDの中でも異彩を放つ、セクシーシーン満載?の『カルメン・エレクトラのセクシー・ボディ・レッスンMAX』、服役した際の体験を基にしたという『影野臣直のプリズンダイエット』といった作品など。一方、マニア向け編では、日本のダム31ヶ所の貴重な放流シーンを完全収録した『ザ・ダム 放流』(もちろん、香取編集長がドラマの撮影で訪れたばかりの黒部ダムも登場!)、夏目漱石、葛飾北斎、勝海舟など誰もが知っている歴史上の人物のお墓のサイズや墓石の材質、またその人物の略歴を紹介している『墓萌え』、貴重な写真と現在の映像を比較できる『泉麻人の東京今昔アルバム 渋谷編 定点撮影』なんて作品も。VTRをご覧なった佐藤浩市さんは、「借りる気はないけど、楽しいね!」とおっしゃっていましたが、「もしも動物たちによるオリンピックがあったら…」というコンセプトで制作された『BBC ワールド・アニマル・カップ スポーツの祭典』や『ザ・ダム〜』『泉麻人の東京今昔アルバム〜』などが気になったそうです。みなさんはいかがでしたか?
さて、次週1月17日の放送は、タカアンドトシのおふたりとともに、人気シリーズ『2009年ニュースキーワード』をお送りします。必見です!
100年に一度の不景気といわれ、物が売れない時代に売り上げを伸ばしているといわれるのがDVD。メジャー映画だけではなく、エク ササイズ、動物、ハウツーものなど、多種多様なジャンルの企画ものDVDが静かなブームとなり売れているのです。そこで今夜のス マステーションでは、今、密かなブームになっているDVD、全22本を一挙公開します!
SmaSTATION!!特別企画
隠れた人気DVD 掘り出し物ベストセレクション 22
パロディー映画編
今年、待望の続編が公開される、アーノルド・シュワルツェネッガー主演の世界的大ヒット作、『ターミネーター』シリーズ。最新作『ターミネーター4』にも早くも期待が高まっています。ところが、その4が公開の前に、アメリカではある映画が公開されました。それが、『ターミネーターV(ブイ)』(2005年)です。この映画でターミネーターを演じるのは筋肉隆々の彼ではなく、普通の人間。そこに、魔界から送られた凶悪な怪物・ターミネーターが登場し……という展開です。さらに、スペインが生んだターミネーターとして知られるのが『ターミネーター2018』(2004年)。舞台は西暦2018年の荒廃した近未来世界。スペインに不法入国し収容所に入れられたひとりの男が恋人を救うために脱獄するところから物語は始まります。その追っ手として登場するのがターミネーターですが、それはなんと犬。この犬、脱獄者追跡用に改造された凶悪殺人マシーンで、この犬型ターミネーターと壮絶なる戦いが、延々と繰り広げられるのです。気になる結末は、DVDでご覧ください。
また、今年6月待望の続編が公開される『トランスフォーマー』。最新鋭のCGをふんだんに使用し、特にマシンがロボットへと変形するシーンには、全世界の子供から大人までが虜になった作品です。その『トランスフォーマー』のパロディー映画が、『トランスモーファー』(2007年・アメリカ映画)です。本家『トランスフォーマー』の公開1週間前にDVDが発売され、パロディー映画としては意外なヒットを記録しました。映画の開始1分で地球人の9割が死滅してしまうというストーリーも驚きながら、トランスフォーマー最大の見所、ロボット変身シーンがなかなか登場しません。そして80分後、ついにそのときは来るのですが、ロボットの変身シーンは全部で3回という少なさです。
続いて、巨大ゴリラが大暴れする不朽の名作『キング・コング』。NYのエンパイアステイトビルによじ登る有名なシーンは迫力満点ですが、この作品のパロディーが『ザ・コング』(2005年公開・アメリカ)です。舞台は人里はなれた森林。謎の巨大獣を追う調査チームが目を疑うほどに大きい動物の痕跡を発見します。しかし、巨大獣は中々その姿を見せません。いったい、いつ現れるのか? それはどれくらい巨大なのか? 期待はどんどん高まる中、映画のエンドまであと5分となったところでついに登場! しかし、現れたのは人間とさほど身長が変わらないコング。しかも、1頭ではなく何頭も出てくるのです。
全世界で大ヒットを記録したファンタジー映画の決定版『ネバーエンディング・ストーリー』にも、パロディー映画がありました。それが『マイケル・ジャクソン inネバーランディングストーリー』(2004年・アメリカ)です。こちらは、ファルコンのような愛くるしいキャラクターが登場する壮大なファンタジーの本家とはまるで別物。飛行機墜落で漂流した無人島を舞台に巨大豚の来襲、猿人との戦いなど、とにかくはちゃめちゃなストーリーの映画なのです。そして、もちろんタイトルにあるように、あのマイケル・ジャクソンも「救世主 エージェントMJ」という役で出演。実は、監督と個人的な付き合いがあり、なんとノーギャラで出演したといいます。ちなみにマイケルの出演時間は全部でおよそ2分でした。
このようなパロディー映画は、アメリカだけでなく、アジアでも数多く作られています。まずは全世界で今でも圧倒的人気を誇るSF映画の代名詞とも言える『スター・ウォーズ』。インドでは、『アーリャマーン エピソード1 帝国の勇者』という映画が作られました。舞台は地球が誕生する10万年前の遙か彼方の銀河系。そこが巨大な悪の帝国に支配されようとしていたとき、ひとりの戦士が立ち上がります。そうこの男こそ最強の戦士・アーリャマーンです。本編では本家にも負けない戦闘シーンを披露したり、本家のC3POと思われるロボットも登場します。2002年にはインドでテレビ放映され、その視聴率はなんと80%を越えたという超人気の作品なのです。
続いては、アメコミヒーローの決定版、製作費200億円をかけて実写映画化された『スパイダーマン』。フィリピンでは、『スパイダーボーイ』(2003年)というパロディー映画が制作されました。フィリピンの下町の気弱な青年ジュニーは、放射性廃棄物に汚染されたクモを偶然にも飲み込んでしまいます。すると彼の手からは、得体の知れないネバネバの糸が…。ジュニーはこれをキッカケに強力な力を手に入れ“スパイダーボーイ”となります。その彼が戦うのが汚染されたゴキブリを飲み込んで同じく巨大なパワーを持った、“ゴキブリン”。街で暴れまわる“ゴキブリン”と激しい死闘を繰り広げる“スパイダーボーイ”の活躍を描くこの映画。2004年にフィリピンで公開されるや瞬く間に大ヒットを記録しました。
隠れた人気DVD…エクササイズ編
まずは、ハリウッド・セレブでもあるカルメン・エレクトラによる『カルメン・エレクトラのセクシー・ボディ・レッスンMAX』(5700円2枚組)です。1枚目のディスク「IN THE CLUB」には、通常のダンスエクササイズを収録しているものの、2枚目のレッスン場所は、なぜかベッドルームというもの。ちょっぴりセクシーなエクササイズが体験できます。
また、女性に人気のYOGAとDOG(犬)をコラボレーションさせたDVDが『DOGA』(3990円)です。これは、タイトル通り、犬と一緒に行うYOGAを紹介したもの。NY生まれのエクササイズで愛犬のエクササイズと自らのダイエットが一緒にできてしまうという優れものです。
さらに、エクササイズによるダイエットで去年大流行したのが「コアリズム」。お笑い芸人クワバタオハラのくわばたりえさんが、45日間で85cmのウエストを65cmへ、20cmのサイズダウンに成功し話題となりました。そんな中、今、密かな注目を集めているのが、『影野臣直のプリズンダイエット』(2940円)です。プリズンとは刑務所のことですが、一体、どんなダイエットなのでしょうか? 実は、このDVDに登場する影野さんは10年前、新宿・歌舞伎町でいわゆる「ぼったくりバー」を経営していた罪で4年6ヵ月の実刑判決を受け服役。入所当初は82kgあった体重が、刑務所での規則正しい生活によってなんと59kgに。約20kgのダイエットに成功したのです。その経験を基にしたダイエットが「プリズンダイエット」なのです。その内容はといえば、「(1)規則正しい生活〜刑務所では、早寝・早起き」「(2)健康的な食事〜刑務所では質素な料理!?」「(3)毎日の運動〜刑務所ではEvery Day運動」といったもの。これまでどんなダイエットも効果がなかったというアナタ、一度チャレンジしてみてはいかがですか?
隠れた人気DVD…動物編
イギリスBBC放送がCG技術を駆使して生物や動物たちによる架空のオリンピックを映像化したのが、『BBC ワールド・アニマル・カップ スポーツの祭典』(2500円)。野生の生物や動物たちが100m走、射撃、競泳、ウェイトリフティング、走り幅跳び、走り高飛びと6つの競技で競い合う姿を収録しています。出場する生物や動物のサイズはすべて人間と同じ大きさに統一。そうすることで、彼らが持つ驚異の能力をわかりやすく知ることができるのです。例えば、カブトムシと象のウェイトリフティングがあったりして、親子一緒に楽しめるうえ、生物や動物を知る勉強にもなるDVDなのです。
隠れた人気DVD…マニア向け編
まずは、日本のダム31ヵ所の貴重な放流シーンを完全収録した『ザ・ダム 放流』(3990円)。優しい放流から、台風あとの衝撃放流までダムが見せるダイナミックな姿を心行くまで堪能できます。また、副音声ではダムマニアたちによる音声も収録。そんな全国のダムファンの中でも人気があるのが、日本一の高さを誇るアーチ式コンクリートダムの黒部ダム。そう、香取編集長主演で今春に放映されるドラマ『黒部の太陽』の舞台にもなっている黒部ダムです。
また、古きよき昭和のたたずまいを体感できるとして密かに人気を集めているのが『団地日和』(3990円)です。ナレーションによる解説は一切無く、ただひたすら団地の映像が流れ続けるというDVD。特典映像には、1960年代当時の「ひばりが丘団地」の映像を収録。当時誰もがあこがれた団地住まいを堪能できます。
夏目漱石、葛飾北斎、勝海舟など、誰もが知っている歴史上の人物のお墓のサイズや墓石の材質、またその人物の略歴を紹介しているDVDが『墓萌え』です。今、密かなブームとなっているお墓めぐりを家にいながら疑似体験することのできるお得な1枚です。
マニアだけではなく、そうでない方にも隠れた人気の異色作といえるのが、『泉麻人の東京今昔アルバム 渋谷編 定点撮影』です。戦後、もっとも様変わりしたといわれる街・渋谷。そんな渋谷の移り変わりを昭和30年から40年代の貴重な写真約100点を使用し、その同じ位置からの現在の映像を撮影し、比較するというDVDです。
隠れた人気DVD…HOW TO編
まずは、日本ペン回し協会が公認するDVD『ペン回し王』です。今や華麗なる競技へと変貌を遂げた「ペン回し」ですが、このDVDでは初心者のための基本講座も丁寧に解説。さらに、協会公認の日本チャンピオンによる驚愕のテクニックまでを完全収録。超ハイスピードカメラによるスーパースロー再生で、華麗なるペン回しの世界を堪能することができます。
続いては、子供たちのお弁当をちょっと楽しくさせるためのかわいいウインナーの作り方をわかりやすく解説したDVD『かんたんかわいいウィンナー飾り切り教室』。ウインナー以外に、海苔、かまぼこ、パスタなども使用して、ブタやヒツジなどかわいいキャラクターウインナーを作るための解説が満載です。
さらに、数あるゴルフレッスンDVDの中でも異色と思われるのが、『水着LADYを見ているだけでゴルフが上手くなる不思議なビデオ』。ゴルフなのになぜ水着? と思われるかもしれませんが、水着には理由があるのです。それは、普段のプレーでは見ることができない筋肉の動きを、直接見ることが出来るということ。楽しみながらもゴルフが上達する新感覚のレッスンDVDです。
隠れた人気DVD…おひとり様専用DVD編!
ひとりで食事をするのが苦手な人のためのDVDが『ボクといっしょに食べようよイーティン』。18名の“メシ食べ候補者”の中からプロフィールを見て好きな相手を選びいっしょに食事ができるというコンセプト。候補者の中には、ただ黙々と食べる若者、おしゃべりをし続けながら食べる女性、中には2歳の子供まで…。ひとり暮らしのさびしい食事タイムを解消してくれることでしょう。
続いては、50人の女性がひとりずつ画面に現れ、ほとんど話すことなくあなたを見続けるというDVD『ミテルだけ』。その目線をそらさずただ画面を見続けることで、人見知りを解消させるというコンセプトで、中には外国人や双子の姿も。また、選択次第で同じ人を違う服装で登場させることもできます。
“お父さんにしたい芸能人ランキング”の常連、関根勤さんがカメラ目線であなたのお父さんを熱演してくれるDVD『お父さん』も人気です。一緒にゴハン、一緒にお風呂、絵本を読んでもらう、励ましてくれるなど、さまざまなシチュエーションが設定されています。
挑戦・前進・年末
2009年最初の格言に、いきなり飛び出した「年末」という言葉――これぞ、香取編集長の真骨頂でしょう。しかも、意外に?深い意味もあったりして…。「ことしも、いろんなことに挑戦しまして、いろんな企画・いろんな特集をやったりしながら、それで一歩ずつでも前に進んで、気がついたら年末かな、ということで(笑)。そんな1年になればいいかな、と思います。この新年1発目に、“年末”という言葉を出すのが結構好きです(笑)。いつもそういう感じでやってきたような気がしますし、もう何だかんだ言って1月も後半に入っていく感じですし、あんまり時の流れに驚かないようにしながら、日々、新しいSmaSTATION!!を作っていけたらいいな、と思っています。本年も、よろしくお願いします!」
佐藤浩市さん
香取くんの大人の一面を見た気がしました。
初出演のご感想をお願いします。
楽しかったですよ。特集のジャンルも、どちらかというと僕が嫌いじゃないものだったので(笑)。結構、楽しませてもらいました。
最近は、バラエティー番組によくご出演されている印象がありますし、パロディーやコメディー作品もお好きだというのが少し意外な気がしました。
バラエティー番組はあんまり得意ではないんですけど、作品の宣伝もありますしね(笑)、たまにこうやって出させてもらうのはいいのかなって思っています。ですけど、やっぱりフィールドが違うので、自分の素の部分をどのくらいさらしたらいいのかっていうことは考えちゃいますけど。
香取さんとは『新選組!』などで共演されているだけあって、息がピッタリでした。今日の印象はいかがでしたか?
大変だろうなって思いました。生放送でテーマもさまざまな中、毎回違うゲストを迎えて番組を回していかないといけないんですから。きっと、もともとは凄く得意なところではないと思うんだけど、それでも長い間、自分のフィールドワークとして立派にやっている。香取くんの大人の一面を見た気がしました。役者とはまた違った魅力がありましたね。
DVD特集はいかがでしたか? 番組終了後、DVDをプレゼントされていましたが。
楽しかったです。今まであまり見たことがないけど、これをきっかけに見てみようと思いました。
やはりDVDを買ってまでご覧になるのは映画ですか?
僕は、映画とかもマニアックに集めたりしないほうなので、買うのは、よっぽど思い入れのある作品かな。古い映画とかね。昔見たもので、どうしても手元に置いておきたい、そんなものを買ってみますけど。あとは、借りてみることもありますよ。
今日のDVDの中では、何からご覧になりますか?
渋谷とかの景色を比較した『今昔アルバム』かな。凄く懐かしい気持ちで見られるんじゃないかと思います……あっ、でも、やっぱり『スパイダーボーイ』が先のほうがいいよね(笑)。
そして、1月24日には主演作『誰も守ってくれない』が公開になります。スマステ視聴者に向けて、メッセージをいただけますか?
「殺人事件の容疑者家族の保護」というある意味、重いテーマを描いた作品なので、若い人たちはなかなか興味が持てないジャンルかもしれません。だから、無理強いはしないんだけど、テレビのスポットとかを見て少しでも気になったら、覗いて見るってことをしてほしいと、ひとりの大人としては思います。見てみたら、ちゃんと理解できるし、きっと面白いと感じると思います。そして、最後には、希望や爽快感も持ってもらえる、そんな作品だと思います。
■「誰も守ってくれない」
主演:佐藤浩市
監督・脚本:君塚良一
1月24日(土)全国東宝系ロードショー
第32回モントリオール世界映画祭最優秀脚本賞受賞作品
おひとり様専用DVD…気になりました(笑)。
2009年、いよいよスマステも始動しました。今年もよろしくお願いします! 新年最初のスマステは、ゲストに佐藤浩市さんをお迎えして、掘り出し物DVDセレクションをお届けするという新年にふさわしい豪華な内容でした。それにしても、DVDの世界があんなに奥深いとは! レンタルショップに行っても、目当ての映画以外は全然見ない私ですので、本当にビックリしました。どれも物珍しかったんですけど、中でも特に興味を引かれたのは、佐藤さんもおっしゃっていた『ワールド・アニマル・カップ』という動物のオリンピックDVDです。動物たちを人間のサイズにして競わせるというのも面白かったですし、そもそもの着眼点がいいですよね。見てみたいと思いました。それと、おひとり様専用のDVDもひとり暮らし歴が長い私としては気になりました(笑)。関根さんの『お父さん』とか、和みますよね。あの、桃太郎の絵本朗読をぜひ見てみたい! それから、食事を一緒にしている気分になれるDVDとか、本当に至れり尽くせりといった感じですよね。個人的には、星座のDVDがあったら見てみたいですね。空を見上げて星を見ても、うまく線で結べず何座かわからないことってないですか? 「ここを結べば、ほら、へびつかい座です」とかって教えてくれるDVDがあればいいのになって思いました。
そんな私の今年も目標は、一日一日を大切に悔いなく生きること。大きなことはしなくてもいいから、自分に与えられた仕事に最善を尽くしながら、人にやさしくしたり、あたたかい言葉をかけられる人でありたい、そんなふうに思っています。
掘り出し物DVDに、佐藤浩市さんが思いのほか食いついてくれたのが嬉しかったです!
◆2009年最初のSmaSTATION!!に、佐藤浩市さんがゲストで来てくれたのは嬉しかったです。浩市さんは、ボクにとってとても大きい存在の方なので。そんな浩市さんが『オススメ掘り出し物DVDベストセレクション!』を思いのほか楽しそうに見てくれたっていうのもよかった!ホントに嬉しかったです!まさか、あそこまで食いついてくれるとは(笑)
◆その掘り出し物DVD特集は…浩市さんが食いついてくれているのを見ていて、「ああ、『ザ・マジックアワー』をやった人なんだなぁ」って思いました(笑)。個人的に気になったことは、どういう目的で、ああいうDVDを発売しているのか、っていうこと。どのくらいのお金を使い制作して、どのくらいそれがバックされればいいと思っているのか…その辺を細かく知りたくなりましたね。信じられないような作品がいっぱいあったんで、どこかの石油王みたいな大金持ちが、ふざけて作ってんじゃないかな、って思ったくらい。「今度、こんなの出したらいいんじゃない?」って、やってんじゃないかって。ビデオと違って作り易くて安くできる、っていう話もありましたけど、よくよく見てみると、全体的に2000円台後半くらいの値段で、そこそこするな、と(笑)。やっぱり不景気なんでね。不景気にもかかわらず、売り上げがある掘り出し物DVDとは言っても、遊びで買える値段ではないな、と。「実数、どのくらい売れてるのか?」「どのくらい売れたらペイできるのか?」とかホントに知りたいです。
◆という流れで気になったのは人見知りを解消できるという『ミテルだけ』とか『お父さん』とか。関根さんにあの話がいった経緯、そしてそれを引き受けた関根さんの気持ちとか…。『ミテルだけ』も、本気で見てみたいですね。「何だよ、これ?」っていう、今日のスマステのような見方じゃなく、「人見知りを何とか克服したい!」っていう思いで、真剣な気持ちで見てみたくなりましたね。あの食事するヤツとかも。どんな気持ちになるんでしょうね?
◆海外のパロディーものも…『スパイダーボーイ』も2億円かけて作ってるっていう話でしたけど、2億円かけたら結構いい作品作れるのに、どうしてあの題材を選んだのか。しかしそれが大ヒットしていて…。単発ドラマ1本2億円で作ったら、凄いもの出来ますからね。
◆『今昔アルバム』『ザ・ダム』とかあの辺は、本来、今日の特集の中に入っちゃいけない作品ですよね。ジャンルとしては近いものもあるけど、ちゃんとしてますもんね。あの辺は、普通に見たいな。