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青春時代の音楽がバーッと流れてきて、興奮しちゃいました。――石井竜也さん
――「番組に来てよかった!」とおっしゃっていました。
やっぱり、自分の青春時代じゃないですか、80年代は。一番、悪さをしていた楽しい時代ですから(笑)。その時代の音楽がバーッと流れるんですから、興奮しちゃいますよね。それは、「米米CLUB」にも言えることで、あの当時に作っていた曲は、当然、リズムもその当時のものなんですよ。それを今やると、その時の記憶が蘇ってきて、ヘンに燃えちゃったりしてね。きっと、番組を見ていたその世代の人も、興奮していたんじゃないんですか。そのくらい、楽しかったですね。でもさ、その当時はカッコイイと信じていたスタイルが、今見るとちゃんちゃらおかしいっていうのもあるね。そういうのも相まって、盛り上がっちゃいましたね〜。俺は、普段からしゃべるほうですけど、今日はちょっとしゃべり過ぎちゃった(笑)。

――80年代ヒッツを聴いて、改めてどんなことを思われましたか?
とにかく、感動してしまうくらいメロディーラインが覚えやすいよね。ポップな時代だったんだろうね。70年代はもうちょっとアーティスティックだったと思うし、60年代はアグレッシブだったと思うのね。そんな時代を経て、80年代はやっとポップになった。歌謡曲に近い、みんなが楽しめる曲が多い時代だったんだなって思いました。

――当時、小学生だった香取さんもほとんど知っているというほど、今でもなじみのある曲が多いですね。
たとえ10代の人でも、あそこに入っていた30曲は絶対にどこかで耳にしてると思うんです。一度聴けば、メロディーラインのよさ、インパクトの強さで、耳に残る曲ばかりだと思いますし。若い人たちは僕らが「懐かしい」と思ったものも新鮮で、「かっこいい」と思ったかもしれないですよね。香取くんも、そんなふうに思ってたんじゃないかな。彼の横顔を見てて、そう思いました。

――今日の80年代ヒッツを聴いて、ミュージシャンとしての創作意欲が刺激されたということはありますか?
実はですね、ちょうど今、自分が好きな音楽に戻ってみようと思っている時なんですよ。番組でも言いましたけど、ドナルド・ヘイゲンとか自分が好きだった音楽の雰囲気を出してやってみようと、まさに今思っていて。そういうアルバムを作っていた時だったので、本当にタイムリーでした。今回、出演の話をいただいた時も、二つ返事で「やりたい!」って。そんなときだったので、余計に面白かったです。

――最後になりますが、現在、開催中のエキシビション「顔魂(かおだま)」について、見どころをお願いできますか。
これはね、本物を見ていただくとわかると思うんですけど、ヘンにありがたいんですよ。仏像や発掘物を見ているような気持ちになるみたいなんです。俺が最近造った物なのに、2000年くらい経ったオブジェに見えるとも言われていて。国籍も、時代も、カテゴリーも、宗教もわからなくなるって。これは、俺も「やった!」と思っている物なんです。ダルマに粘土とかをくっつけて、いろんな色をつけたり加工してるんですけど、日本人はダルマって物も、それが持つ意味もなんとなくわかってるじゃないですか。だから、多少は理解できるみたいなんですけど、外国の人はベースがまったくないから「これは、なんだ!」って衝撃を受けるみたいんなんですよね。で、最後は手を合わせちゃう人までいるみたいで(笑)。そんな面白い現象も起きてるみたいなんで、これは、ぜひ、見に来てほしいです。

(石井竜也さん)

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