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久々となるスマクリは、最近、話題の「メタボリックシンドローム」をはじめ、「ドライマウス」「ウィルス性結膜炎」をチェックしました。ゲストの加賀まりこさんは、W杯観戦で寝不足気味というものの、チェック1〜2個という優秀ぶり。一方の香取編集長は、「ドライマウス」→5個、「ウィルス性結膜炎」→4個と許容範囲でしたが、「メタボリックシンドローム」で、なんとチェックが9個という驚きの結果が! SMAPのコンサートツアーを前に、体調を整えてくださいね、編集長! |
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今回取り上げる病気は、つい気のせい、年のせいと勘違いしてしまいがち。しかし最悪の場合、死をまねくという病気。 「近頃、口が渇くな」と思っている人は、早速、チェックして。 |
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あてはまる項目にチェックを入れてください。 |
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ここ3ヵ月、スケジュール表は仕事でいっぱいだ。 |
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食べ物を飲み込むとき、水などの飲み物を頼ることが多い。 |
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この頃、やたらと虫歯になる。 |
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会話をしていて、ロレツが回らないことがよくある。 |
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最近、夢でうなされることが多い。 |
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夜中、のどが渇いて起きてしまうことがよくある。 |
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味の好みが、最近変わったようだ。 |
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いつも口臭を気にしている。 |
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気がつくと、口で呼吸していることがある。 |
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自分の性格は、とても几帳面で更に神経質でもある。 |
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ドライマウスとは、何らかの原因で唾液の分泌力が低下し、口の中が渇いてしまう病気。現在、患者数が800万人以上とまでいわれています。リスク・ファクターのような「ストレス」が原因となって引き起こされることが多く、「現代病」ともいえるのです。また、「(9)気がつくと、口で呼吸していることがある。」口呼吸も原因のひとつといわれています。口が渇くと起きてくる症状としては、「強い口臭」、「表面のひび割れ」、「虫歯の増加」また、「味覚障害や舌のひび割れで食事が摂れない」、「摂食障害」、「会話時にしゃべりづらい発音障害」などがあります。ドライマウスが引き起こす危険な症状として注意が必要なものが、近年、特に高齢者の間で問題となっている「誤嚥性肺炎」とよばれる病気で、最悪の場合、死に至る危険性があります。通常、だ液に含まれる抗菌成分は、外部からの細菌の進入を防いでいますが、だ液の分泌が不足すると、この抗菌成分が減少し、口腔内は細菌が繁殖しやすい状態になります。その結果、口腔内で繁殖した細菌が気管や肺に入り込み、肺炎を引き起こす危険性を高めてしまうのです。この病気の予防対策としては、口腔内の不衛生な環境を作らないことが第一条件。もちろん、歯磨きやうがいは、不可欠です。歯磨きの際は、刺激の強い歯磨き粉を多量に使わないことも重要です。だ液の分泌量は1日およそ1.5リットルといわれいます。毎日の食生活でも良くかむことを心掛け、意識してレモンや梅干などの酸味のある食べ物を摂取し、唾液分泌の促進を心掛けましょう。唾液腺は自律神経系の為、軽い運動で心身をリフレッシュすることでも、口腔内の衛生に繋がります。ストレッチなどの定期的な運動をお勧めします。ちなみに、日常のなかで、唾液分泌を促進させるのに効果的なのがガムを噛むこと。ガムを噛み、あごの筋肉を運動させることは、唾液腺を刺激し、ドライマウスの症状を予防する効果があると言われています。 |
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ヒトからヒトへ、感染力が強く、特に夏に気をつけなければならない怖ろしい病気。プールによく行く人は、細心の注意が必要です。 |
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あてはまる項目にチェックを入れてください。 |
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朝、起きると、目やにで目が開けづらい。 |
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感動しているわけでもないのに、涙が出ることがある。 |
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最近どうも 瞼が重い感じがする。 |
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爪切りは1カ月に一度すればいい。 |
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夏休みは海よりもプールへ行くのが好きだ。 |
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家族全員が同じタオルを使っている。 |
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最近、急に遠くの文字が見えずらくなった。 |
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この頃、耳の下に違和感を感じる。 |
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日差しがあまり強くなくても、サングラスが手放せない。 |
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すでに夏バテで、あまり食欲がわかない。 |
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瞼と眼球の表面にある、結膜といわれる部分に、ウィルスが入り込み炎症をおこす病気。ウィルス性でヒトに感染するため、「はやり目」ともいわれています。症状は、ウィルスの種類によって違いますが、白目の充血、瞼のハレ、涙目、目やになどの症状が出ることが一般的です。代表的な3つに分類すると、(1)「流行性角結膜炎」…症状が激しく、耳の下のリンパ球がはれたりすることが特長。(2)「咽頭結膜熱」…時に40℃近い発熱を伴います。過去には、プールなどで感染することが多かったことから「プール熱」とも呼ばれています。(3)「急性出血性結膜炎」…突然、白目の中が真っ赤に出血するのが特長。結膜炎が進行すると、黒目に点状表層角膜炎といわれる濁りが生じ、視力低下や、まぶしさを感じるようになります。これを長く放置すると慢性化し、弱った角膜に細菌の二次感染がおこり、より危険な病気に移行する可能性があるだけでなく、自分自身がウィルスを撒き散らし、感染源になる可能性もあるのです。病原ウィルスは、手を介して目に入り込むことが多いので不衛生な手で目をこすることは感染の危険性を高めることになります。また、結膜炎の病原ウィルスは感染力が非常に強く、ウィルスを持った人が使ったタオルを使用するだけでも感染してしまうので要注意。予防するには、まず目にウィルスが入り込むのを防ぐことが大切。手洗いを心掛け、プールに入った後には、こまめに目を洗うようにしましょう。ちなみに、アポロ11号が月に到達した1969年に、初めて流行した急性出血性結膜炎は別名「アポロ病」とも呼ばれています。当時は、「アポロが月から未知の病原体を持ち帰ったのでは?」という噂も流れました。「ウィルス性結膜炎」は周期的に流行を起こす傾向があり、今年は咽頭結膜熱(プール熱)、の流行が予測されています。ウィルスの感染は体力の低下している時に起こるので日頃の体調管理も大切です。 |
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日本人の実に6人に1人、約2000万人がその予備軍で、最悪の場合、突然、死に至ることもあるという病気です。 |
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あてはまる項目にチェックを入れてください。 |
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朝、立ち上がったときにフラッとすることがある。 |
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朝食を摂るという生活習慣はほとんどない。 |
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仕事をしてても、体がだるくて、すぐ疲れてしまう。 |
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どんなに満腹でも、やはりデザートは食べてしまう。 |
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この頃、運動を全くしていない。 |
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最近、仕事や遊びで、正直寝不足気味だ。 |
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異性とベッドに入っても、がんばれない。 |
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最近、急にベルトがきつくなってきた。 |
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他人の些細な行動が凄く気になる。 |
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夕食には晩酌は欠かせない。 |
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「代謝症候群」ともよばれる複合生活習慣病で、日本人の6人に1人 2000万人が予備軍だといわれている、非常に身近な病気なのです。メタボリックシンドロームの代表的な病態は、「肥満症」「高血圧」「糖尿病」「高脂血」の4つ。このうちの2つに該当すると、心臓病を発生する確率が10倍に、3つに該当すると31倍に膨れ上がるといわれています。これらの病状が原因となり、睡眠時無呼吸症候群や腎障害からくる通風、さらに動脈硬化による、狭心症、脳卒中、心筋梗塞へと連鎖し、死に至ることもあるといわれています。特にリスクファクターに該当する行動は、内臓脂肪をためる原因に。内臓脂肪がたまると、「リンゴ型肥満」と呼ばれる体型になります。これは、皮下脂肪型肥満の「洋ナシ型」はヒップが太くなるのに対し、ウエストが太くなるのが特徴。内臓脂肪型肥満は皮下脂肪型肥満より自覚しにくく、知らないうちに脂肪ため続けている、なんてことになりかねません。また、内臓脂肪は短期間でたまりやすいため、「最近、急に太った」という人は、内臓脂肪型肥満の可能性を疑った方がいいかもしれません。日本内科学界などが、メタボリックシンドロームのひとつの基準として挙げているのが、おへそ周りが男性で85cm以上、女性で90cm以上というもの。気になる方は一度調べてみましょう。
メタボリックシンドロームから身を守るには、日頃より、飲みすぎ・過食・運動不足に注意し、規則正しい生活を心掛けることしかありません。食事は3食とり、間食や甘いモノの食べ過ぎに注意する。夜型の生活は体内に脂肪をためやすいので極力避け、日頃から体を動かす習慣を身に付けるなど、基本的な健康管理の積み重ねるしかないのです。また、最新の研究によると、キノコに含まれるキノコキトサンという成分に、脂肪細胞に蓄積された脂肪を血中に出し、燃えやすい状態する効果があることがわかりました。食用のキノコならどんなキノコでも効果があるそうなので、一日100gをめどに食べるのがお勧めです。 |
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