コロナ感染で入院の岡千秋が退院し、「軽やか」
2021/03/30
人気作曲家で歌手の岡千秋(70)が30日、新型コロナウイルス感染症で入院していた都内の病院を退院した。
この日午前11時半ごろに退院したそうで、専用の送迎車を利用。自宅には戻らず、自身の仕事場へ直行。大事をとり、極力人と会わずに静養しているという。
当サイトの電話取材に応じた岡は、一時は発熱が続き「全身がジンジンして、関節が痛くてベッドから起き上がるのもつらかった」状態だったというが、退院した現在は「体が軽くなった感じ。軽やか。自分自身でも不思議。うちの運転手からも『先生ずいぶん顔がスッキリされましたね』と言われた」と顔色が良くなったことを明かした。
今月12日に都内で行われたレコーディングに参加。その関係者がPCR検査で陽性だったことから、自身も16日にPCR検査を受け、翌17日に陽性であることが分かった。大事をとり、翌18日から入院。入院初期には38度2分の高熱となり、その後も37度7分くらいの発熱が続いたが、アビガン投与で徐々に熱が下がり、約2週間で退院した。
退院後は「無理に仕事をしてまた熱が上がると大変なので、しばらく自粛。極力人に触れ合わないようにしています」という。レコーディングなどで密室にこもりがちな仕事を振り返り、「見えないから、密室をつくらないように。マスクをしっかりすること、十分気を付けたい」と話した。
岡は1984年、「長良川艶歌」(五木ひろし)で第26回日本レコード大賞を受賞するなど演歌界を代表するヒットメーカーとして知られる。同時に歌手活動にも積極的で、都はるみとデュエットした「浪花恋しぐれ」のヒットでも話題になった。