2015年6月

6月27日放送 「ぷんぷんおばけ」

作 者:なかがわ ちひろ 作
出版社:理論社

ぷんぷんおばけは、どこのうちにも一ぴき、いるんです。ぷんぷんおばけの好物は、おこっている人のあたまから出るけむり。家の中でけんかがはじまると、おばけはとてもうれしそう…。
どこの家でもあるきょうだいげんかや親子げんか。最初はささいなことでも収拾がつかなくなることもしばしば。それが実は家にこっそり住んでいるぷんぷんおばけのせいだとしたら?家族の日常をユニークな発想で描いた絵本。
朗読:
かかず ゆみ(アトミックモンキー)

6月20日放送 「おとうさんが
おとうさんになった日」

作 者:長野 ヒデ子 作
出版社:童心社

3人目の子供を自宅出産で迎える家族。誕生を待つ間に「おとうさんはいつおとうさんになったの?」と子供たちに聞かれて、あれこれ考えるお父さん。さて、いつなのかな?
家族みんなで、新しいいのちをむかえる喜び。あかちゃんがいるとうれしい。あかちゃんていいね。おとうさんていいね。おかあさんていいね。家族っていいね。お父さんになった日の喜びを、お父さん自身の言葉で語っている、お父さんの愛情あふれる絵本です。
朗読:
松田 洋治(アクトレインクラブ)

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6月13日放送 「太陽のしずく」

作 者:エリック・バトゥー 作
那須田 淳 訳
出版社:講談社

あたらしい朝がきました…。さあ、でかけましょう。自分を見つける旅に!
“太陽のしずく”が地面におりてみました。川を越え、りんごの果樹園へ、そして村へと。そして出会ったのはやわらかな光の“月のしずく”。自分が輝ける場所はやはり…。
BIBグランプリ受賞のフランスの絵本作家・エリック・バトゥーの詩的な世界を、那須田淳がみごとに翻訳。優しく、静かに語りかけてくれます。
朗読:
藤田 淑子(青二プロダクション)

6月6日放送 「いってらっしゃーい
いってきまーす」

作 者:神沢 利子 作
林 明子 絵
出版社:福音館書店

なおちゃんは、朝、お父さんと自転車に乗って保育園にいきます。たばこやのおばあさんにあいさつをして、風を口の中に受け、お父さんにきのう保育園で遊んだことを報告したりしながら、園に着きます。保育園で友だちとあそび、昼ご飯を食べ、お昼寝をすると、夕方にはお母さんがお迎えにきます。なおちゃんが保育園に行って帰ってくるまでの一日を、好奇心旺盛な子供の視線で丁寧に温かく描かれた絵本です。 朗読:
篠原 恵美(81プロデュース)

2015年5月