2012年12月

12月23日放送「ゆきだるまのクリスマス!」

作 者:キャラリン・ビーナー 作
マーク・ビーナー 絵
せな あいこ 訳
出版社:評論社

アメリカ・ユタ州在住で8人の子供達の両親でもあるビーナー夫妻が描いた素敵なクリスマス絵本。
クリスマス・イブの夜ふけ、ゆきだるまたちは集まって、食べたり、歌ったり、大騒ぎ!雪だるまの秘密がのぞける、すばらしい夜の世界へご招待!
雪だるまもユーモラスで外国作品ならではの色使いも豊富で、たっぷりと楽しいファンタジーの世界に浸れる作品です。
朗読:
伊倉 一恵(青二プロダクション)

12月16日放送「だいすきのしるし」

作 者:あらい えつこ 作
おかだ ちあき 絵
出版社:岩崎書店

今日は幼稚園の発表会。お母さんが来なくても、れなはひとりで頑張ります。でも本当はさびしくて、心細くてしかたありません。ひとりでも平気。そう言ってはみるものの、子どもの心の内は寂しさと不安でいっぱい。ほっぺたに涙がぽろんとこぼれたとき、れなちゃんは、てのひらをまるめて"ぎゅっ ぎゅっ"。それは「おかあさんとの秘密の合図」なのでした。
子どもの心細い気持ちとそれを克服しようと頑張る健気な姿を、繊細な文章と絵で見事に描き切った絵本。
朗読:
篠原恵美(81プロデュース)

12月9日放送「たまごにいちゃん」

作 者:あきやま ただし

出版社:すずき出版

「はやくねてよ」で1995年日本絵本賞大賞を受賞したあきやまただしの人気シリーズ。
本当はもう、たまごから出ているはずのたまごにいちゃんは、ずーっとたまごでいたいと思っていました。だって、たまごだったらお母さんにあたためてもらえるから。ところがある日、大切なたまごの殻にひびが入ってしまって…。
成長する子どもの心の揺れをユーモアたっぷりに描いたお話です。
朗読:
伊倉 一恵(青二プロダクション)

12月2日放送「おままごと」

作 者:すなやま えみこ

出版社:こぐま社

イラストと絵本を中心に活躍する砂山恵美子の作品。懐かしい気持ちになれるおままごとの絵本。
「今日は私がお母さん」と、女の子がぬいぐるみのぶうちゃんのために、庭でたんぽぽやスギナでごちそうを作ります。どろんこケーキをひっくり返して大泣きしますが、最後は嬉しいハッピーエンド。
身近にあるもので、いろんなことができるって子どもの想像力に驚かされる作品です。
朗読:
藤田 淑子(青二プロダクション)

2012年11月