2月21日 今回は「仙台点滴事件第6弾」特集において、亡くなった高城侑太くんへの 抗生物質使用に関する問い合わせが多くありました。“群馬県・NSさん”からのメールの後に、番組からの回答を掲載しました。また、あわせて「ディレクターズアイ」もお読みください。 |2/16検証!仙台点滴事件第6弾について>>| |政治関連〜外務省、更迭問題、鈴木宗男議員について>>| |その他のご意見>>| 【2/16検証!仙台点滴事件第6弾について】 ■東京都・SENNAさん 35歳 初めてこの事件に関する放送を見ました。率直に言ってこの番組は守容疑者の犯行では 無いというザ・スクープの確信の元に取材を行っており、警察のそれと同じ様に主観的に コトを進めている印象でした。例えば、一番重要視しているおばあちゃんの証言についても ある種ザ・スクープの制作者が考えている様に誘導している様な聞き方をしていたり、検証 についても同様の手法で誘導している様に見えました。私はもちろん警察の対応にも大いに 疑問があると思いますが、かといってザ・スクープが重要視しているおばあちゃんの証言にも 大いに疑問があります。おばあちゃんの記憶は、実はうろ覚えの状態で、この番組の様な 誘導的な聞き方をする為に、そう思い込んでしまっているのかも知れないのです。 私は真実はまた別の所にあると感じました。 ■山梨県・ニシヤマさん 44歳 公判中の事件をもとに取材をして、あたかも警察が偽証しているかのように報道 しているのは、いかがなものか、無責任の番組としか取れない。63歳の被害者の 祖母が目撃した状況についても「かき回していた」と断言していたのに実験をして みると薬を振っていただけで、容器の中はかき回してなかったことを考えれば、 祖母の話の内容が思いこみが多量に入っている可能性もあり、それを現実の ごとく報道して、推測を交えてあたかも事実のように報道する姿勢は、視聴率を 得るためも虚偽のものとしか思えない。番組最後の鳥越さんの「偽証罪は…」と いう言葉により番組内容を正当化しようとしている。キャスターとして一人間として これほど程度が低い人間が公共性のある放送に従事していることが情けなくなっ た。事件全体を見回して、隔たった視点ではなく、多角的な視野から取材 をして、責任ある報道をしていただきたい。 ■東京・匿名希望さん 33歳 あほか、というのが正直な感想です。「S看護婦」「夫が宮城県警の刑事」という 個人が特定できる形で犯人扱いしておきながら、「疑惑」と称するものがあれだ けなのでしょうか?私には何の疑惑にも見えません。祖母が「何かをいれてかき 混ぜていた」というのが、単に抗生物質を振っていたのを見間違えていただけ、とい うのが分かった段階で、S看護婦の疑惑は零でしょう。それを「何か別の薬を入れて いたのでは」とかいうのは、こじつけでしかない。 このような事件は、関係者が多数いるために、取材も大掛かりになることが予想 されますが、番組を見る限り、極めて限られた取材で、結論をでっち上げていると しか思えません。今回も、「S看護婦があやしい」という情報を入手して取材を始め たものの、思うような成果が得られず、でも番組は作ってしまった、ということなの でしょう。病院や警察のずさんさを番組では指摘していますが、ザ・スクープの取材 スタッフと鳥越俊太郎、長野智子の御両名の「報道人」としてのずさんさのほうが、 はるかにひどいと思われます。ずさんな取材による非科学的、非論理的な番組はテ レビでよく見かけるし、ザ・スクープもそれに近い番組だと思っていましたが、今回 は個人を(特定できる形で)貶める形になっているために、よりたちが悪い。S看護婦が 取材を拒否したのを「宮城県警の刑事である夫からの圧力」などときめつけた鳥越 俊太郎氏など、テレビ人としてのおごりも極まれり、といったところでしょう。このような 「擬似」報道番組が今後も続くとしたら、悲しいことですし、テレビ朝日のためにも ならないでしょう。早いうちに打ち切りにすることを心より希望いたします。 <番組より> ご意見は真摯に受け止め、今後の検証報道に活かしていきたいと思います。ただ、 番組を通して最も訴えたかったことは、証拠隠滅疑惑にしてもおばあさんの目撃証言 にしても、「始めに守ありき」という1つのシナリオに沿って捜査していくことの問題 点と危険性です。S看護婦の行動につきましても、こういう可能性も考えられるが、 ちゃんと捜査がなされたのかという見地から提示しました。 ■東京・てふてふさん 28歳 非常に徹底した取材で、真実が徐々に見えてきた。ひとつの事件のいっ たん出た結論をひっくり返すのはとても勇気のいることだが、辛抱強く頑張って ほしい。鳥越氏に於いては、別件逮捕にくれぐれも注意してもらいたい。 ■千葉県・ 伊藤剛さん 34歳 報道機関というものは、一見中立性をうたいながら、結局は主観に基づ いている。2/16の放送で鳥越氏の放送でのコメントが最たるものである。 自分たちの一方的決めつけ(科学的根拠とか、家族に県警関係者がいるから ではとか)により、ある価値観を決めつけ、その価値観に基づく、取材に応じ ないから、何か都合悪いのじゃないかという、報道は、一方的でないでしょ うか? 世間一般的に、報道機関から取材がきたら、緊張するの当たり前でないでしょうか ?(揚げ足取りが報道機関にありがちですし。被害者にも集中的取材を行いすぎ、 ようやく、自主規制しだしたようですし?)自分たちの報道の影響力を過小評価 (第4の権力でないとかしつつ)、実際は、世論形成に、非常に影響があるのに。 私は、今回の事件の真実は当然わかりませんので、鳥越氏的方針での放映も あって良いとは思いますが、別の筋からの取材や放送も同時に行っていただいて、 色々な見方があるよ的にしないと、報道機関が人の人生を閉ざすことすらあるので はないでしょうか?(無実を訴えるために自殺しちゃうとか)報道の真の公平性と 客観性を期待して。 ■宮城県・はたちょさん 37歳 宮城県はザ・スクープが放送されていません。仙台点滴事件を何度も取り上げていますが、 地元で放送されないのは残念です。テレビでまた放送されるよう要望します。 ■命の別名さん 35歳 拝啓 いつもHPで見ています。関西では地上波で見れないのが本当に残念です。 事件が起こった当初からこの事件は気になっていました。今回の放送で改めて、 医療過誤の疑いも大いにありうるんだなぁと思いました。弁護士の方に医療専門の 方はおられないのでしょうか?次々に明らかになる事実に、名誉とか威信とかで フタをしている警察・検察に憤りを感じます。自分の星を増やすまえに、ホシを挙げて 欲しいです。(もし事件ならば)このままでは、松本サリン事件と同じ構図になる可能性が 高いですね。でも一番怖いのは、この事件はもう終わった事と、関心を示さない人かも しれません。そしてその事が、自分に降りかかった時、初めて事の重大さに気づくの でしょうね。 だからせめて、「ザ・スクープ」だけは続けてほしいです。これからも、 私たちにありのままの番組をお願い致します。乱文・乱メルをお許しください。 ■神奈川県・看護婦 26歳 医師の医療ミスがあったかは抗生剤テストを事前に行っていたかで分かると 思いますが、S看護婦がもし抗生剤を間違えて詰めていたらパンスポリンテスト の結果がたとえアレルギーマイナスでも他の抗生剤アレルギーを持っていたら ショックを起こす可能性は充分にあると思います。パンスポリンと同じ色の(ブルー) 抗生剤でペントシリンというのがありますがこの抗生剤は溶けにくく何度もビンを 振ります。同じPから始まる抗生剤で医師の指示がアルファベットなら勘違いしたり、 分かっていても同じ色で似た大きさのため思い込みをしやすいと思います。 あらゆる可能性があるのならば警察もきちんと調べるべきです。人の命が失われ て、また守被告の人生だってかかっているのですから。警察が自分たちの名誉と 威厳を守るためだけに動いているのだとすれば許せません。私たち看護婦は 人の命を預かる怖さと、責任を認識しながら注意します。その起こってしまったミス にも責任をとれるように覚悟しています。警察は人の人生をかけていることをもっと 意識するべきだと思います。いろんな人の人生が警察の判断ひとつで決まってし まうのだから。 ■群馬県・NSさん 34歳 鳥越様、長野様、ザ・スクープスタッフ皆様、先週、今週と社会の矛盾を突き刺す放送 拝見致しました。以前より毎週VTRに撮ってまで見ておりますが今後も社会の矛盾を 焦点に当てた放送を期待しております。色々と障害があるかと思いますが、頑張って 下さい。さて、今週の放送も興味深く拝見致しました。放送での疑問があります。 (1)半田医師は抗生物質投与前に皮内テストは実施されたのでしょうか?通常は アレルギー反応を確認する為に確認するはずです。実施されているのでしょうか? (2)患者急変時の症状と喘息既往と抗生物質、北稜クリニック採用品で急変の 原因物資は推測できると思います。もうお調べでしょうか? 以上です。我々国民は今、真実が知りたいのです。今後も警察、官僚、政治家等々の 真実を隠す人達に堂々と向かって下さい。応援してます。頑張って下さい。 <番組より> ご質問の件について以下にお答え申し上げます (1)抗生物質投与前に皮内テストは実施されたのでしょうか? 「ディレクターズ・アイ」でも触れましたが、母親の記憶では、皮内テストは行われて いません。 北陵クリニックの元看護婦によると、皮内テストは点滴するする際 に、皮内テストをし、15分後、半田郁子先生が判定のために来るというシステムのよ うです。しかし、付き添っていた母親は、そのようなことはなかったということでし た。また、9月18日以前に北陵で受診したのは7月でしたが、その際も、皮内テスト はしなかったということでした。母親が皮内テストの記憶があるのは、1歳半の時に1 泊だけ入院した際、行ったのが、唯一だった といいます。 (2)患者急変時の症状、喘息既往症、抗生物質について 患者の急変時の症状は、放送の通りです。「ボク喋れない」といったあと、30秒以内で 「歯が痒い」といって右手を右顎に持っていき、スーと目を閉じたということでした。 口からは泡が見えたといいます。喘息発作など激しい動きはありません。静かな状態で 急変は起こっているようです。 また「喘息既往症」については、ご家族皆に軽い喘息アレルギーがあります。侑太君も 軽い喘息を持っていたということです。呼吸困難を起こしたことは、1度だけ。1歳半 ぐらいの時、顔色が白くなって、「ママ」というのも辛そうだったとおっしゃっております。 その時は、1泊入院して点滴をして良くなり、翌日退院したといいます。5歳になった 侑太君は元気になっていたようで、この年、病院に行ったのは春先と7月ぐらいだった ということでした。抗生物質は「パンスポリン」だと推測されます。 |