世界の街道をゆく

毎週月曜〜金曜よる8時54分から放送

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コーカサス 思い重なる歴史の道・アゼルバイジャン

2020年9月1日(火)〜9月30日(水)放送

ヨーロッパの東。北海道ほどの広さに、およそ1000万人が暮らすアゼルバイジャン共和国。古代より天然ガスや石油が湧き、今急速に発展を続ける国だ。第2のドバイとも呼ばれる首都・バクー、コーカサス山脈奥地の村・キナリック、ワイン発祥の地で消えかかったブドウ作りを復活させた村・マドラサ、少数民族ウディが暮らす村・ニジ、かつてシルクロードの隊商が行き交った古都・シェキ、5〜6世紀に拓かれたというシルクロードのオアシス都市・ガンジャ・・・。カスピ海とコーカサス山脈がもたらす恵みの土地では、この地を過ぎ去った数々の歴史を今に伝える人々と出会うことができる。大国に挟まれ、歴史に揉まれて来たこの地で、誇り高く民族の歴史を守り続ける男や女たち。シルクロードの要衝であったアゼルバイジャンの街道を辿る。

◆写真 谷口 京