世界の街道をゆく

毎週月曜〜金曜よる8時54分から放送

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古き良き時代を支えた道・アメリカ

2018年11月2日(金)〜11月30日(金)放送

19世紀から今に至るまで、その大きな産業力、経済力で世界を牽引してきた大国、アメリカ合衆国。五大湖周辺のアメリカ中西部は、東海岸も含めかつてアメリカの躍進を支えた地域だ。そこで出会うのは、様々な国からやってきた移民たちとその残像。アメリカ史上最大の富豪と言われるジョン・ロックフェラーは誰よりも早く石油に目をつけ近代産業の礎と富を築いた。スコットランド生まれのカーネギーは崩れゆく橋を見て鉄鋼業を志し、成功した後に慈善家として名を残した。エリー運河の開通はアメリカの産業革命を促す契機となり、自動車王フォードと発明王エジソンの友情が産業文化を開花させた。デトロイトからピッツバーグを経て、東海岸から延びたエリー運河へ。大国アメリカを支えてきた街道の、昔と今を辿る。