赤道直下、ケニア共和国。1千万年前に始まった地球活動によって形成され、『人類のゆりかご』とも呼ばれる『大地溝帯／グレート・リフト・ヴァレー』が国土を縦断する。雄大な自然から人類は生命を授かり生きてきた。昇る朝陽と共に輝きを増すサヴァンナでは野生動物たちが目を覚ます。大地溝帯に漲る、生きることへの歓び。首都ナイロビから大地溝帯に続く高原を抜け、ヴィクトリア湖のルシンガ島へ・・・。遥かな時代、人類が辿った道を進む。