バックナンバー
2021年7月28日(水)の放送内容
ハワイ島の西海岸を進むと、静かな波の音が広がる入り江に着きました。
ハワイを初めて訪れた西洋人、ジェームズ・クックの記念碑が遠くに見えると教わります。
島に着いた時、ハワイ人たちに海からやってくるとされる神の来訪だと信じられたクックは、翌年その正体が分かると、信仰の深い島民との間に争いが起き、不慮の死を遂げてしまいます。湾には、海から訪れるという農耕の神ロノをまつる聖域が、今も残されています。
ハワイ島は、至る所に神が宿るスピリチュアルな島だと聞き、さらに南へ行くと、「避難の地」を意味する「プウホヌア」という名の聖地がありました。
古代ハワイで、島の戒律を破ったものは死罪。ここは、その罪から逃れることの出来る「駆け込み寺」のような場所だと、陽気な二人組が教えてくれました。
23人の王族たちが眠る霊廊がありました。それを守護するかの様に居並ぶ神々の木像。神はいつも私たちの周りにいるの、と少女が言いました。
♪ E Ō Mai / Keali'i Reichel


