バックナンバー
2021年4月8日(木)の放送内容
街道を行き来する人々が増え始めたのを感ずると、スマトラでも有数の都市、ブキティンギに着きました。
高原にあることから、17世紀からのオランダ統治の時代には避暑地としても賑わった町です。
出会った人が、シンボルだと広場の時計台を指差します。オランダ人によって建てられ、その後日本の統治下でも時を刻み、独立後この地の伝統的スタイルに建て替えられたといいます。まさに時の流れを見続けてきた時計台です。
男性が、一郭に残るオランダが築いた砦を見つめ呟きます。20世紀、この国が独立を果たすまでには、いくつもの時代が過ぎて行ったと。
歴史を塗り込み、穏やかな表情を見せる町並み。吊り橋を渡ると、そこには人々の憩いの場である公園がありました。
少女たちが愉しげに見つめるのは、動物園の象のユーモラスな仕草。訪れた家族連れの笑顔を、高原の爽やかな空気が包み込んでゆきます。
◆写真 狩野喜彦
♪ Keagungan Tuhan / Vidi Aldiano


