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2020年7月22日(水)の放送内容
バルト三国の中で、最も北に位置するエストニアの街道。初夏の柔らかな日差しが、田園に降り注ぎます。スール・ムナマギという標高318メートルの山に展望台がありました。三国で最も高い山だと言います。ソ連からの独立後に生まれた世代にとって、この眺めは母なる大地の姿です。
傾き始めた日差しの中、街道を進むと、ロシアとの国境近くにヴァルスカという町がありました。東方正教会の神父さんが鐘を鳴らし、夕べの祈りが始まります。ソ連時代、宗教は抑制されていたが、今は神への信仰は自由だと語っていました。
音楽が聞こえて来る建物がありました。訪ねるとそこは音楽学校の合宿所。未来の音楽家たちが奏でる旋律とともに、夜の帳がゆっくりと下りていきました。
♪ Laul Kahele / Mari Kalkun


