世界の街道をゆく

毎週月曜〜金曜よる8時54分から放送

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2020年7月21日(火)の放送内容

ラトビアとエストニアの国境へと続く道を進みます。緑濃い森と谷を流れる川が生み出す澄んだ空気が心地良いです。
スィグルダという町がありました。「ここはラトビアのスイスと呼ばれている」と陽気な少女たち。彼女たちが、森の中にある城に行くことを勧めてくれました。
木で造られた教会を過ぎ、木漏れ日の中を進みます。トゥライダ城。トゥライダとは『神の庭』を意味し、13世紀、リガの司教によって築かれたと言います。塔から眺めるラトビアの大地。私たちは、この大地に寄り添い生きて来たと婦人。
降り注ぐ日差しの中、国境への道を更に進みます。「ヴァルカ」という町に入ると、国境がありました。そのまま進むと「ヴァルガ」と名前が変わりました。ラトビア語とエストニア語の違いだと言います。かつては国境を挟み、啀み合った時代もある町だが、2004年のEU加盟後は互いに手を握り合っているそうです。
ここは緩衝地帯にある免税店。カップルが笑顔を浮かべます。人々の行き来が穏やかな時がいつまでも、と。

♪ Wondering / Ryo Kawasaki