行く手に姿を現した三つのピラミッド。古代世界七不思議に数えられる古代エジプトを象徴する大建造物です。
今を去ること4500年程前、古王国時代の三人のファラオが造り上げた建築群です。
ピラミッドを守るかのように鎮座する大スフィンクスは、ファラオと百獣の王ライオンが一体化したと考えられています。それぞれのピラミッドを巡ってみます。
まずは最も大きなクフ王の第1ピラミッド。
底辺は230メートル。創建時の高さは147メートルだと言われています。
カフラー王の第2ピラミッド、高さは144メートルです。
「かつては、上部に残る石灰石の化粧石が全面を覆い光り輝いていたはずだ」と、管理人が語ります。メンカウラー王の第3ピラミッド。創建時の高さは66メートルです。
想像もつかない遥かな歳月の流れを感じます・・・。
「王の墓」「天文台」「日時計」「ナイル川氾濫時の防波堤」
「用途も工法も謎を秘めたままだが、これぞエジプトの誇りです」と、男性が呟きます。

♪　Monarch (feat. Nadina) / Delerium