世界の街道をゆく

毎週月曜〜金曜よる8時54分から放送

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2019年9月23日(月)の放送内容

エスナという、ナイル川西岸の古代から開かれた交易都市に立ち寄ります。人々が、自慢は町中にある遺跡だと笑顔を浮かべます。
この神殿は、ナイルの流れを支配するクヌムを祀ったものです。「クヌムは、この地で今も最も親しまれている神様だ」と青年が語ります。
神話の時代と変わらない夕陽が町を包み込みます。
老人が、そろそろ夕食どきだと呟きます。そこである民家を訪ねてみます。
夕げの支度を始めたお母さんとお祖母さんが迎えてくれました。
古いかまどで鍋が煮立ちます。調理しているのは、伝統のヒヨコ豆のペーストです。
これまた年代物のパン焼き窯です。パンは古代からの欠かせない主食だと言います。 
エジプトでは一般的にお昼をしっかり取るため、夕食は軽く済ませることが多いそうです。
ほのぼのとした時が流れ、街道に夜の帳が降り始めました。

♪ Fantasy / Mythos