世界の街道をゆく

毎週月曜〜金曜よる8時54分から放送

Canon

バックナンバー

2018年11月2日(金)の放送内容

アメリカ合衆国。19世紀から今に至るまで、その大きな産業力、経済力で世界を牽引してきた大国。
五大湖周辺のアメリカ中西部は、東海岸も含めかつてアメリカの躍進を支えた地域です。そこで出会うのは、様々な国からやってきた移民たちとその残像。デトロイトからピッツバーグを経て、東海岸から延びたエリー運河へ。あの偉人たちが成功を遂げた栄光の道を行きます。
誰よりも早く石油に目をつけ近代産業の礎と富を築いた、アメリカ史上最大の富豪と言われるジョン・ロックフェラー。
崩れゆく橋を見て鉄鋼業を志し、成功した後に慈善家として名を残したスコットランド生まれのカーネギー。
19世紀にアメリカで起こったベースボールは働く人々の娯楽として愛され、産業の発展と足並みをそろえるかのように浸透しました。
エリー運河の開通はアメリカの産業革命を促す契機となり、自動車王フォードと発明王エジソンの友情が産業文化を開花させました。
さあ、大国アメリカを支えてきた街道の、昔と今を辿りましょう。

♪ Goin' on(テレビ朝日「世界の街道をゆく」テーマ曲) / 篠原信彦