世界の街道をゆく

毎週月曜〜金曜よる8時54分から放送

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2018年6月6日(水)の放送内容

カトマンドゥ。異なる宗教が混在し多くの神々が棲む町に黄金の塔が聳えています。若者が「震災の時も倒壊しなかった建物だ」と呟きます。そこで黄金の塔を目指して進みます。
町を見守るかのような視線がありました。ボダナートは、ネパール最大のストゥーパで知られるチベット仏教の聖地です。密教の宇宙観を示す曼荼羅を模したストゥーパの周りを、巡礼者たちが経を唱え回ります。カトマンドゥとラサの交易が盛んだった時代から、人々は、ヒマラヤ山脈を越える旅路の安全を願い、祈りを捧げて来たといいます。ストゥーパの周りには沢山の宿坊や僧院が並びます。仏陀の教えを胸に五体投地を捧げる人々の姿がありました。この地は1959年のチベット動乱以降、ネパールに亡命したチベット人にとって心の拠り所だといいます。護摩を焚く僧侶たちが、「ネパールと日本の交流が始まったのは、河口慧海という高僧が、1899年にこの地を訪れた事からだ」と語ります。ボダナート。曼荼羅の宇宙がヒマラヤの峰々に広がっていました。

♪ Heart of Gaia / Ashana