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2017年10月23日(月)の放送内容
エストニア東部の街道。橋を渡り進むと、都市に入りました。
タルトゥ。11世紀以来、河川交易の港として発展し、17世紀にはこの国最初の大学が創設されたことから人々の精神的首都と言われる町です。
広場でペーテル・ヴォルコンスキーさんに出会いました。名門貴族の家系に生まれながらも、1980年代にパンク・ロック・ミュージシャンとして活動し若者たちの独立運動を牽引した、レジェンドとも称される人物です。
町をゆけば、人々が声をかけてきます。「彼が叫ばなければ、ソ連からの独立回復はもっと遅れていただろう」と。ヴォルコンスキーさんの活動の根底にあるもの。それは、この国最初の大学とともに町が育んできた学術・芸術、そして自由への精神です。
かつての大聖堂の、野外劇場です。19世紀、ロシア帝政下、エストニア語の演劇が初めて上演されたのはこの町だったといいます。
湧き上がれ 自由の心 永久に・・・
ヴォルコンスキーさんは「街が人を成し、人が街を成すのだ」と語ります。
♪ DEATH OR GLORY / The Clash


