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2017年9月22日(金)の放送内容
パタゴニアの風は、一日の中、様々に天気を変えます。
雲間から差し込む光のもと、丘の上にマリア像が立っていました。「人はこうして旅の安全を神に祈ってきたの」と、花を手向ける女性が言います。
サイクリストが雨上がりの道を行きます。ここは、トーレス・デル・パイネ国立公園。自然と闘い、折り合ってきた、チリの人々の心の故郷とも言える場所です。
面積およそ2300平方キロメートルの、東京都とほぼ同じ広さの公園内を進みます。大空を舞うコンドル。ダーウィン・レアというダチョウ。ラクダ科のグアナコ。その姿に、道行く人々が弾みます。
おそらく太古の時代と変わらぬ姿で、滝が流れ落ちていきます。
トーレス・デル・パイネとは『青い塔の群れ』を意味し、先住民が『神の山』として畏敬の念を抱いた三つの峰が象徴だといいます。
見上げる親子の表情に、人々のパタゴニアへの想いを感じます。
♪ Mañana / Myriam Hernández


