アルゼンチン南部、パタゴニアの道を進みます。
20世紀になって漸く開拓が進んだというこの地域は、未舗装の道も多いです。人々は先ず、風吹きすさぶ荒野に木を植え、緑を成し、暮らしを始めてきました。
再び舗装された国道を走ります。
時折目にする、人々の営みの証し。大地に続く、多くの人々が夢を重ねてきた道。 それは開拓者たちの苦闘を見てきた道です。
アンデス山脈の裾野に、風渡る荒野が広がります。よく見るとそこは、羊が遊ぶ牧場でした。
この地に暮らす若い夫妻のおおらかな表情に、心安らぎます。パタゴニアに生きること。それは自然の声を聴き、折り合い、自然そのものと調和することなのかもしれません。

♪　SERA QUE LA CANCION LLEGO HASTA EL SOL / LUIS ALBERTO SPINETTA