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2017年4月3日(月)の放送内容
今日から、パタゴニア・地平の果てへと続く道を辿ります。
パタゴニア。南米大陸最南部、アルゼンチンとチリに跨る大地。その広さは、日本のおよそ三倍といいます。原始時代さながらの荒野に、人は冒険とロマンを重ねてきました。
シリーズ第1回はアルゼンチン共和国。『世界の果て』と言われる土地に、人々は暮らしを営みます。
サン・カルロス・デ・バリローチェを起点に、アンデス山脈に沿って走る国道40号線を軸に南下しエル・チャルテンへ・・・。
そこは、風速60メートルの突風が吹くこともあるという『風の大地』です。厳しい自然に阻まれ入植の歴史は新しく、19世紀後半からです。
驚くことに、先住民族はおよそ1万年前にアジアからベーリング海峡を渡り遥々とやって来たモンゴロイドだといわれています。
馬を追い荒野を往く牧童・ガウチョの眼差しに、大地への想いがこぼれます。パタゴニアの風に吹かれ、遥かなる地平の彼方を目指して進みます。
♪ Goin' on(テレビ朝日「世界の街道をゆく」テーマ曲) / 篠原信彦


