首都バクーから始まったアゼルバイジャンの旅。1600キロの旅の中で、様々な人と出会いました。
彼らは、口々にこう言いました。「バクーは、夢の中の街だ」と。立ち並ぶ建物も、走る車も、人も、ほかの街とは違います。
街道はやがて、海の先へと消えました。ここはやがて埋め立てられ、世界一の高さを誇る1050メートルのビルが建つのだと、都市計画広報の女性が教えてくれました。
夕暮れ。海沿いの公園で思い思いに散歩する人々。「ここで夢を語り合うのが楽しい」と、田舎からでてきた若者たちが笑います。
この国は、10年後50年後にはどうなっているのだろうか。そんな思いを胸に、この旅を終えます。

♪　瞬間よ / Vocal:工藤亜紀