森の中をうねるように道が続きます。湖に辿り着きました。
ハンターに出会いました。「この弓矢で狩りをする」と、自慢げにポーズをとり先住民のガイドと出かけて行きました。
エクルートナ。アラスカの先住民が、1000年以上にわたり暮らしてきた町です。
19世紀、ロシア領時代に伝わってきたロシア正教会がありました。その片わらに変わった木箱があります。
墓だといいます。色彩豊かな木製の家とロシアン・クロス。先住民の文化とロシア正教会の礼拝が融合した、珍しい墓です。
「家の形をしたお墓は元々私たちの風習だ」と、墓参りに来たおじいちゃんが教えてくれました。ここに先祖たちがいるといいます。
墓もクロスもすべて手作り。「死後も安らかに眠れる家なのだ」と、静かに笑いました。

♪　Bolero / jew's-ear