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2014年4月24日(木)の放送内容
イナンダという南アフリカ東部の小さな町にやって来ます。インド系の人々が、ここは私たちにとって聖地のような場所だと語ります。
かつてインド独立の父ガンジーは弁護士として南アフリカに21年暮らし『インデイアン・オピニオン』という新聞を発行、同胞インド人に対する偏見・差別と戦っていたといいます。
今は資料館として公開されているガンジーの家があります。壁の文字には「私は望む、強権に対する正義の闘争に、世界中が共感してくれることを…」とあります。希望の火を燃やし続けたガンジーの言葉が胸を打ちます。
近所の人が、この平穏な暮らしがあるのはガンジーのお陰なのだと語り、ヒンドゥー寺院を教えてくれます。「19世紀、砂糖黍畑の労働力としてこの地に連れてこられた私たちの先祖…。しかし、今は多民族国家南アフリカの国民として誇りを持って暮らしていけるのだ」と寺院の男性が語ります。
♪ BINDI/mukta


