過去一番笑った「顔ハメ」の流儀|『奥森皐月の公私混同<収録後記>』第22回

奥森皐月の公私混同<収録後記>

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ちょっと高い買い物でも、欲しかったら躊躇しなくなってきました、大人です。高校3年生・18歳の奥森皐月です。

私がMCを務める番組『奥森皐月の公私混同』が毎週木曜日18時にlogirlで公開されています。

このブログでは収録後記として、番組収録のウラ話や収録を通して感じたことを奥森の目線で書いています。

今回は『奥森皐月の公私混同~ソレ、私に教えてください!~』の第8回から第11回までの振り返りです。

月額990円ですが、logirlに加入すれば最新回までのエピソードがたくさん視聴できます。もちろん『奥森皐月の公私混同』以外のさまざまな番組も観られます。

奥森皐月も大好きな「純喫茶」の心地よさ

第8回サムネ

(写真:奥森皐月の公私混同 第8回「「純喫茶、教えてください!」

12月最初の配信のテーマは「純喫茶、教えてください!」。ゲストにダーリンハニーの長嶋智彦さんをお招きしました。

これまでのテーマで一番といっていいほど自分も好きなジャンル。とても楽しい収録でした。

大前提ですが「純喫茶とは何か」は私もよく理解していませんでした。お酒を提供せず、純粋にコーヒーを楽しむお店を純喫茶と呼ぶことが多いようです。レトロなお店のことではないのですね、学びになりました。

長嶋さんは音楽や美術もお好きで、その大きな興味の中に純喫茶も入ってきたようで、素敵だと思いました。純喫茶はコーヒーや食事以外にも、お店の内装や家具などの空間のよさがあると感じていたので、その気持ちを共有できてうれしかった。

また、時が止まったような空気や、流行に流されない人のいる場所であることが落ち着くと話されていたのもよかったです。店員さんやほかのお客さんと会話をするわけではないけれど、安心感を覚えることが私もよくあります。どこか同じ心持ちの人が集う場所なのかもしれませんね。

純喫茶のマッチコレクションを見せてくださったのもとてもテンションが上がりました。喫茶店ごとにオリジナルのマッチを用意していることがあるのは知っていましたが、今の時代なかなか現物を見る機会がありません。

純喫茶の本で、さまざまな店のマッチの写真が並んでいるのを見ていいなぁと思っていたので、現物を見ることができて幸せです。私も集めてみようかと悩んでいるくらいには魅力的でした。喫茶店、最高。

まるで占い?奥森皐月におすすめの「文具」を紹介!

第9回サムネ

(写真:奥森皐月の公私混同 第9回「文具、教えてください!」

翌週は、ゲストに文具ソムリエールの菅未里さんをお招きし「文具、教えてください!」のテーマでお届けしました。登場から番組終了までずっと、菅さんの静かなる情熱の炎がスタジオを包み込んでいました。

この回も純喫茶回同様「文具とは何か」という定義からスタート。「文房具」と「文具」に実は違いがあったのですね。「房」が書斎を表しているとは知らなかったです。またひとつ知識を得られました。

この回で何よりうれしかったのは、ただ文具をおすすめするだけでなく、「奥森に」おすすめの文具を教えてくださったこと。事前に私のことをいろいろと調べてくださったようで、本当にありがたい限りです。実際ご紹介いただいた文具はどれも魅力的で、ソムリエールはさすがだなぁと感じました。

事前に普段使っている文具の写真をお送りしていたのですが、そこから考察されていた私の像がかなり的確でおもしろかったです。文具診断、文具占いのようでした。

ただの黒のボールペンではなく、茶色やニュアンスカラー系のペンが好きだというのにも気づいてくださって、最新の素敵なニュアンスカラーボールペンを体験させていただけました。かわいかった。

とにかく凄まじい量の文具をご用意いただき、1時間ずっと文房具屋さんにいるわくわく感が続いて幸せでした。

試し書きするときって、かなりテンションが上がりますよね。色やラメがわかりやすいようにと、黒の紙をサッと出していただく場面もあり、またひとつ感動。ソムリエール、かっこいいです。

ペンをはじめ、箱用オープナーやリップクリームまでプレゼントにいただいてしまいました。全部日常でめちゃくちゃ使っています。本当にありがとうございます……。

1時間じゃまったく足りないほどの情報量と熱量。また新学期シーズンにお話を伺いたいですね。楽しかったです。

過去一番のおもしろさ!「顔ハメ看板」の未知なる魅力

【奥森皐月の公私混同】第10回_サムネ

(写真:奥森皐月の公私混同 第10回「顔ハメ看板、教えてください!」

第10回のテーマは「顔ハメ看板、教えてください!」。ゲストは顔ハメ看板ニストの塩谷朋之さんでした。

顔ハメ看板はあまりなじみがなく、そもそも見かける機会も少なかったので、まったくの未知の世界。お話をお聞きするのが楽しみでした。

この回は個人的に過去一番おもしろかったです。おもしろいにも種類がありますが、とにかくたくさん笑いました。

想像以上に人生と顔ハメ看板が密接に関わっていらっしゃる方でした。全国を巡っているところがすごいし、そもそも顔ハメ看板がそこまであちこちにあったのかという驚きもある。

それどころか世界にもあるということを初めて知りました。世界に広がるものだとは思わなかった。

特に印象に残っているのが、塩谷さんの独自の言い回し。顔ハメ看板の過去形「ハマった」を初めて耳にしただけでなく、「ハマらせていただく」という聞いたことのない敬語も出てきて最高でした。

また、顔ハメの流儀もいろいろとお聞きできてよかったです。前提として、前髪など無駄な要素は排除し、真顔で撮るとよい。そこからステップアップするためには、低い位置に挑戦したり、細い看板に身体を収めきったりすることも重要だそうです。

よりレベルが高いのは「しまわれている看板を出してもらう」こと。実際に消防署などでお願いして看板を出してもらったエピソードがめちゃくちゃおもしろかった。看板を出すために消防車を移動してもらったというところがツボです。状況が変すぎる。

この収録後、たまたま秋葉原で顔ハメ看板を見つけたので、きちんと撮影しました。メイドカフェの広告の看板。

この収録を経たことで、もう顔ハメ看板の前を素通りすることはできなくなりました。着実にいろいろな影響を『公私混同』で受けています。塩谷さんのご著書もとてもおもしろかったので、ぜひチェックしていただきたい。

『M-1』から高校3年生の振り返りまで、2022年の集大成!

第11 サムネ

(写真:奥森皐月の公私混同 第11回「今年1年総ざらい!奥森に伝えたいB E S T3 S P」

第11回は久々のひとりしゃべり回でした。

「今年1年総ざらい!奥森に伝えたいBEST3」をメールテーマにお届け。魅力的なランキングが続々と届き、メールを読みながらトークをするのは楽しいなと改めて感じました。

『M-1』後だったこともあり、かなり『M-1』の話が多めになってしまいましたが、どの媒体でもされない「くじ引きの話」からしたので、『公私混同』らしさがあったかと思います。

いつもゲストさんに考えていただいている「BEST3」ですが、この回では私もランキングを発表しました。題して「高校3年生のうちにやれてよかったコトBEST3」です。

プライベートだけで考えました。マニュアルで車の免許を取った、友達が増えた、お笑いを意味わかんないくらいいっぱい観た、の3つがランクイン。詳しい話はぜひ本編でご確認ください。

1年の振り返りをする放送も、2回目ができてうれしかった。本当に『公私混同』をつづけられているのはありがたいことです。

2023年の振り返りも『公私混同』でできるといいな。そのためにも盛りだくさんな年にしていかなければなりませんね。

『奥森皐月の公私混同』は毎週木曜18時に最新回が公開

奥森皐月の公私混同ではメールを募集中。

募集内容はTwitterに定期的に掲載しているので、テーマや大喜利のお題などそちらからご確認ください。

宛先は

s-okumori@tv-asahi.co.jp

です。たくさんのメールをお待ちしております。

logirl公式サイト内「ラジオ」のページでは毎週アフタートークが公開されています! 本編の振り返りをはじめ、ゆったりと本編とは違った内容でお話ししていますよ。

こちらは無料でお聴きいただけます。過去回も遡れるのでぜひお聴きください。

奥森皐月アフタートーク

(写真:『奥森皐月の公私混同 アフタートーク』

『奥森皐月の公私混同』番組公式Twitterアカウントがあります。

番組やこの収録後記の感想などは「#奥森皐月の公私混同」をつけて投稿してください。たくさん感想をつぶやいてください。

 

また、奥森皐月個人のTwitterアカウントも開設しました。番組アカウントとともにフォローよろしくお願いします!

『奥森皐月の公私混同』はlogirlにて毎週木曜18時に最新回が公開。

お休みをいただいておりましたが、2月から再開しました、お待たせしてしまい申し訳ございません。引き続きご視聴よろしくお願いします!

奥森皐月の公私混同<収録後記>