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2018年7月7日文月の壱

高知・香南市
~ 自然満喫 お母さんの単身移住 ~

舞台は高知県香南市。田舎暮らしに憧れ、2011年に移住。翌年には週2日だけ営業するカフェをオープンした五十嵐三知子さん(62歳)が主人公です。
熊本県で生まれ、中学2年生の時に家族で高知県香美市に移り住んだ三知子さん。高校を卒業後、上京して通信会社に就職。職場の先輩だった正明さんと22歳の時に結婚、2人の子供が生まれました。
仕事と子育て中心の生活だった三知子さんでしたが、50代になって人生を振り返り、これまでとは全く違う、田舎での暮らしを考えるようになりました。インターネットなどで移住先を探し、1人高知県に残っていた妹の順子さんと一緒に暮そうと、高知県香南市の山間に土地を購入します。55歳で退職し自宅兼店舗が完成すると、2011年3月、高知県香南市に単身移住。そして翌年、もう1つの夢であった『カフェ&うつわ ごとごと』をオープンしました。
三知子さんが目指したのは“好きな物”に囲まれた生活。自宅裏で育てている10種類近くの野菜も、カフェのメニューも、店に並ぶ焼き物も全て“好きな物”です。
カフェは、金曜と土曜の週2日営業。三知子さんが自分で仕入れた焼き物も販売しています。お店の自慢は、手作りのシナモンロール。地域の皆さんから頂いた食材を使った手作りのケーキや豚まんも好評です。夫 正明さんも休みをとっては東京から会いに来て、家具の修繕などを手伝ってくれています。
都会を離れ、単身移住した三知子さんの充実した田舎暮らし。それを支える夫の正明さんとの絆、地域の方々との交流をご紹介します。

香南市に移住して7年。少し散歩すると地域の皆さんが野菜などを分けてくれるようになりました。畑の先輩、村上さんの畑では小松菜を収穫させてもらいました。他にも、いつも声をかけてくれる清藤さんからは玉ねぎ、三知子さんと歳が近く、仲良しの野村さんからはビワをたくさん頂きました。頂いたものは日持ちするように手を加えてお返ししています。明るく元気な三知子さんの移住を地域の皆さんが歓迎してくれています。

この日、網とバケツを持って向かったのは夜須川です。國光さんに誘われて、川エビ捕りに来ました。2匹ゲットしたものの、その後は大苦戦。そこへご近所の山中さんが登場。別のポイントを案内してもらうと、岩の裏などに川エビがいっぱい。水浸しになりながら無我夢中になっている3人の姿はまるで子供のようでした。

夫の正明さんは東京から年に4~5回、休みを取って会いに来てくれます。今回は、タンスの修繕をしてくれました。いつも優しく穏やかな正明さん。物事を恐れずにやる三知子さんの姿を見て、いつも力を貰っているそうです。お互いを尊重し支え合う五十嵐さんご夫婦です。

雨の日、干しておいた自家製・赤ソラマメのさやを剥くことにしました。朝目覚めて、天気を見て、やることを決める暮らしです。赤ソラマメは小豆のように使う予定だそうです。東京にいた頃は忙しくて出来なかったことも、今は一から手作りでチャレンジしています。まだまだやりたいことがいっぱいの三知子さんです。

楽園通信

カフェ&うつわ ごとごと

お店の自慢は、地元産のショウガを隠し味にした手作りのシナモンロール。手作りのケーキや小腹セットも好評です。三知子さんが仕入れた焼き物も販売しています。臨時休業もありますのでお越しの際は、木曜日の午前10時~正午にお電話でご確認ください。

電話番号:0887-50-1203
※7・8月は休業
営業日:金・土曜日 午前10時~午後5時
   (臨時休業あり)
問い合わせ:木曜日 午前10時~正午

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