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2017年9月30日長月の伍

岡山・吉備中央町
〜 50代で始めたぶどう栽培 〜

岡山県吉備中央町が舞台。早期退職後、東京から移住してぶどう農家になった岸本圭司さん(58歳)と妻・邦子さん(55歳)が主人公です。
圭司さんは関西の大学を卒業後、大阪の専門商社に就職します。邦子さんとは34歳の時に結婚。その後転職し、東京へ転勤。忙しい日々を過ごす中、圭司さんは次第に田舎でのんびりと暮らしたいと考えるように。元々田舎育ちだった邦子さんも賛成し、移住を真剣に考えるようになっていた時、何気ない気持ちで参加した就農フェアで吉備中央町のぶどう栽培に出会います。担当者の「50歳からでも始められる」という言葉に背中を押され、ぶどう農家になることを決意したご夫婦。早期退職し、2009年11月吉備中央町に移住。農業公社で研修を受けながら、ぶどう作りを始め、並行して休耕地に自分たちの畑を育てます。そして、去年10月「ケイケイファーム」として独り立ちを果たしました。
早期退職後、ゼロからぶどう農家になった圭司さんと邦子さんの日常を紹介します。

ご夫婦はぶどうの収穫中です。2人で8000房ものぶどうを育てており、種類も豊富。骨の折れる作業にも圭司さんは「収穫が1年に1回の楽しみ」と笑顔で話します。

この日は、近所の直売所でぶどうを直接販売します。遠方から来たお客さんからも「こういう良いものは手に入らない」と大好評。「おいしい」の言葉がご夫婦の励みになります。

ぶどう農家になって以来、ご夫婦が毎年の恒例行事にしているのが小学校の子供たちへのぶどうの差し入れ。この日は特別に凍らせたぶどうも用意し、子供たちは大喜びです。

この日は地域の集会場で集落の昼食会が開かれました。ここでもご夫婦のぶどうが大活躍。一風変わった「ぶどう天ぷら」も登場し、デザートのような食感で大人気です!

楽園通信

かよう青空市

地元農家が育てた新鮮な野菜や果物を販売する直売所。岸本さんご夫婦も、たびたびぶどうを出荷しています。

電話番号:0866-56-8078
営業時間:午前8時〜午後5時

ケイケイファーム

ご夫婦のぶどう農家では、岡山県が全国一の生産量を誇るピオーネや、シャインマスカットなど数種類のぶどうを育てています。
注文は電話やホームページで受け付けています。

電話番号:090-1765-7984
お問い合わせ時間:平日・午前10時〜午後8時
※数には限りがありますので、品切れの際はご容赦ください。
※シーズン終了に近いため、種類は少なくなっております。

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