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2017年9月23日長月の四

長野・飯田市
〜 趣味を楽しむ高原暮らし 〜

長野県の南部に位置する飯田市が舞台。高原に移住し、木工や洋裁などそれぞれの趣味を楽しんでいる酒井俊造さん(71歳)と妻の二三恵さん(69歳)ご夫婦が主人公です。
お二人は30代でタイルの製造工場を立ち上げると、子育てをしながら忙しい日々を過ごしました。そんなお二人の束の間の楽しみは、趣味であるモノ作り。ゆったりとした服が欲かった二三恵さんは洋服作りに挑戦。俊造さんも工場の端材を使って木工を始め、夫婦でクラフト展にも参加しました。そんな酒井さんご夫婦は60代半ばになると、新たな暮らしを考え始めます。“今まで頑張って来たので、これからは自然に囲まれ好きなことをしよう”と、飯田市の高原で売りに出ていた中古住宅を購入し、2014年9月に夫婦で移住しました。
移住後、俊造さんと二三恵さんは趣味の木工と洋裁に打ち込み、たくさんの作品を生み出しては様々なクラフト展に出品しています。さらに、近隣の方々とのお付き合いも増え、ゆったりとしながらも楽しい毎日を送っています。
豊かな自然に囲まれた高原で、家族や友人たちと交流しながら、それぞれの趣味を楽しんでいる酒井さんご夫婦の、充実の毎日をご紹介します。

俊造さんの趣味は、木工作品作りです。自然豊かな高原に移住してからは、鳥の巣箱やエサ台などを作るようになりました。庭に置いたお手製の巣箱には、春先になると色々な鳥たちがやって来ます。そんな、俊造さんが作る木工作品の一番のファンは、妻の二三恵さん。俊造さんが作品を作るたび、「可愛い!」と絶賛してくれます。

市内の病院の中にある喫茶店を訪れた酒井さんご夫婦。待ち合わせした中田さんと、この喫茶店に勤める大倉さんとは、クラフト展で出会い仲良くなりました。コーヒーを楽しんだあとは、お店で使った空き缶を譲ってもらいました。この空き缶も、俊造さんが素敵な作品を作る材料になります。

お客様の生の声を聞けるのが楽しいと、様々なクラフト展に参加している酒井さんご夫婦。今回は「駒ヶ根もみじクラフト」にやって来ました。何度も顔を出してくれている常連のお客様に加え、初めてのお客様もたくさん来ていただきました。酒井さんご夫婦は、訪れる方たちの感想を聞いて、作品作りに更なる意欲が湧いたようです。

この日は、長女の梢さんご家族がやってきました。古い枕木を使って庭の坂道に階段を作ります。作業後は、料理上手な二三恵さんと孫の麻有さんが作った料理でランチです。賑やかな食卓のなか、二三恵さんから俊造さんへ手作りのプレゼントが渡されました。二三恵さんやご家族に感謝しっぱなしの俊造さんでした。

楽園通信

white closet & WOOD63

一年を通して、様々なクラフト展に参加している酒井さんご夫婦。
クラフト展で出店する、二三恵さんのお店が「white closet」。
俊造さんのお店が「WOOD63」です。
お二人が作った洋服や、木工作品などが並びます。
次回は、「伊豆高原クラフトの森フェスティバル」に参加予定です。

出店予定
「伊豆高原クラフトの森フェスティバル」
2017年9月29日(金)〜10月1日(日)
会場:伊東市伊豆高原 大室山山麓さくらの里

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