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2017年6月24日水無月の四

青森・弘前市
〜 津軽富士と美味を楽しむ 〜

標高1625メートルの岩木山がそびえる青森県弘前市で、フランス料理とイタリアンを融合させた料理を提供するレストランを始めた齊藤博紀さん(64歳)と妻の妙子さん(63歳)が主人公です。
弘前市出身の博紀さんは、高校卒業後に、電気製品の販売店に就職。その後、建築会社に転職しました。妙子さんとは27歳の時に結婚し、2人の子どもが生まれました。
食べ歩きが趣味だった博紀さんは、徐々に料理作りにのめり込み、家族や友人に料理を振る舞っていました。そして次第に「レストランをやりたい」という気持ちが強まり、退職後の2016年12月、「クッキングスタジオ Bon Vue」をオープンしました。
店名の「Bon Vue」とは、フランス語を元にした造語で、「良い景色」という意味が込められています。その名の通り、店からは雄大な岩木山を望むことができます。そんな絶景とともに味わえる博紀さんの料理は絶品です。
シェフの博紀さんを支えているのが、妻の妙子さん。配膳や接客をしてお店を手伝ってくれます。博紀さんは、80歳くらいまでは2人で店を続けたいと話しています。
料理が大好きでレストランを始めたお父さんと、それを支える妻の日常を紹介します。

食材にこだわっている博紀さん。畑では、妻の妙子さんと一緒に野菜を育てています。弘前市の特産品である「清水森ナンバ」は、一升漬けにして、料理のソースとして大活躍。魚介類は市場で仕入れます。魚の師匠である山内さん曰く、博紀さんの料理は「あんべいい(いい塩梅)」!

定番メニューのひとつであるテリーヌには、8種類の野菜と市場で買ったホタテを使います。切り口がどうなるかを想像しながら、型に具材を詰めていきます。美しく出来上がったテリーヌのお皿には、専用のスプーンを使ってソースを垂らし、お客さんの前でグレープフルーツ味の炭酸のソース・エスプーマを添えます。

夜、ご夫婦が訪れたのは、弘前市にある「小料理こだま」。料理が美味しい、ご夫婦行きつけのお店です。カワハギの肝あえやフグの白子のホイル焼きを食べながら、大将に料理のことを教えてもらいました。更に、妙子さんと仲良くお店を続けたい博紀さんは、大将夫婦に、その心得を教えてもらいました。

美味しい料理と岩木山(津軽富士)を望める景色を一緒に楽しめるBon Vue。お店に集うのは、お客さんだけではありません。博紀さんの同級生が来てくれました。「美味しい」とか「もうちょっと」とか、正直に料理の感想を言ってくれる大切な仲間です。

楽園通信

桜ヶ丘温泉

弘前市の住宅街にある温泉です。泉質は低張性弱アルカリ性。日頃の疲れを癒やしに是非お越し下さい。

電話番号:0172-88-0500
営業時間:午前10時〜午後10時
定休日:火曜日

クッキングスタジオ Bon Vue

齊藤さんご夫婦が営むレストラン。雄大な岩木山を眺めながら、フレンチとイタリアンを融合させたお洒落な料理が楽しめます。完全予約制ですので、事前のご連絡をお忘れなく!

電話番号:0172-31-5251
営業時間:水〜金曜 午後5時〜午後10時
     土曜・日曜 正午〜午後3時
定休日:月曜・火曜
※完全予約制

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