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2017年4月22日卯月の四

愛知・設楽町
〜 奥三河のやすらぎ古民家宿 〜

愛知県設楽町が舞台。
築120年の古民家で民宿「まほろば」を始めた小西忠信さん(59歳)と妻の眞紀さん(54歳)が主人公です。
大阪で警察官として働いていた忠信さん。キャンプなど自然の中で過ごすことが好きで、退職後は夫婦で田舎暮らしがしたいと考え、物件探しを始めました。10年以上かけて100件近い物件を見て回るなか、設楽町で売りに出されている築120年の古民家と出会います。かつて地域で材木商を営んでいた名士の家で、広い敷地には洋館と蔵もあり、今までになかったその佇まいを気に入ったご夫婦はすぐに購入を決意しました。
「友達を招いて和気あいあいとできるような民宿」を営みたいと考えていたご夫婦。忠信さんは警察を早期退職し地元の大工と一緒に自ら家の改装にも参加。2014年9月、民宿「まほろば」をオープンしました。
宿泊のお客様には、古民家の広い客間でくつろいでもらいながら、畑で取れた野菜や、地域の食材を使った眞紀さんの手料理を振る舞います。部屋からの眺めが良く、食事も美味しいとお客様から好評です。
小西さんご夫婦も、空いた時間に洋館で楽器の演奏を楽しんだり、畑仕事に精をだしたりと、夢だった田舎暮らしを満喫しています。
自然豊かな場所で暮らしたいと設楽町へ移住し、民宿のお客様や地域の人々との交流を楽しんでいる小西さんご夫婦の日常を紹介します。

民宿「まほろば」では、12畳半ずつある広々とした2つの和室を宿泊用の客室にしています。奥には食事部屋があり、庭や外の景色を楽しみながら食事ができます。家の裏には、標高968メートルの白鳥山があり、片道1時間弱のハイキングも楽しめます。

古民家の横に併設されている洋館は、ピアノなどの楽器を置いてご夫婦が演奏を楽しむ趣味部屋にしています。大阪では、6畳の部屋に押し込まれていたピアノも、広々とした洋館では生まれ変わったように大活躍。音楽教室の先生をしていた眞紀さんと一緒に、忠信さんは最近サックスを練習中で、夫婦でセッションを楽しんでいます。

設楽町に移住後、眞紀さんは地元の皆さんと合唱団を始めました。平気年齢70歳以上、100歳近いメンバーもいるこの合唱団の愛称は「天国に一番近い合唱団」。真紀さん指導のもとみなさんの楽しそうな歌声が響きます。今ではすっかりご夫婦も地域の一員です。

この日、小西さんご夫婦が移住して4年目を迎えたお祝いに、離れて暮らす家族が「まほろば」に集まりました。大阪生まれの小西家特製、大きなお好み焼きが食卓に並びました。
20年以上空き家だった家に、賑やかな笑い声が戻りました。

楽園通信

民宿 まほろば

築120年の古民家で小西さんご夫婦が営む民宿「まほろば」。
目の前に広がるのどかな景色を、広い客間からゆっくりと楽しむことができます。さらに、ご夫婦が育てた野菜や、地域の食材を使った眞紀さん手作りの料理を楽しめます。
古民家ならではのやすらぎ空間で、日々の疲れを癒してください。

電話番号:0536-83-2280
問い合わせ:午前8時〜午後9時

宿泊
一泊二食付き:1人 6,000円〜
※1日1組限定、10名まで

ランチ:1,500円〜(予約限定)

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