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【4月25日放送】
楽園の住人
卯月の四 福岡・福津市
〜漁師町の南国カフェ〜

舞台は福岡県福津市。古き良き漁師町に去年、南国風カフェ「Asian Cafe&Bar Bintan(アジアン カフェ&バル ビンタン)」を開いた、南之園和已(みなみのそのかずみ)さん(62歳)と史世(ふみよ)さん(53歳)ご夫婦が主人公です。
和已さんは福岡の大学を卒業後、全国チェーンのドラッグストアに就職。店長などを任され、忙しい毎日を送っていましたが、子どもたちが独立した6年前、美しい海が広がる漁師町・福津市津屋崎地区に移住しました。
そして定年退職した去年、「お世話になっている地元の人々に、のんびりと“癒しの時間”を過ごして欲しい」と、「Asian Cafe&Bar Bintan」を開きました。かつて史世さんと一緒に旅行したインドネシアのビンタン島をイメージしたお店は、まるで南国のよう。地元の人たちも、お店から見える景色に「まるで別の土地に来たようだ」と感動しています。

スパイスの調合にこだわって作る、グリーンココナッツカレー。スパイシーな辛さとココナッツミルクのまろやかさが絶妙です。
県外から来た人にも津屋崎の食材の良さを知ってもらいたいと、食材は地元のものを使っています。このカレーを目当てに遠方から訪れるお客さんもいらっしゃるほどの看板メニューです。

港での仕事を終えて、冷えたビールでのどを潤しに来てくれた漁師さんたち。南之園さんご夫婦に地元の海の幸を食べてもらいたい、という想いから、新鮮な魚が獲れると時々差し入れをしてくれます。漁港の対岸で自分の船を眺めながら一杯…。地元の人がゆったりとくつろげる憩いの場所になっています。

月末の夜。南之園さんご夫婦は、市内にある宮地嶽神社へ“ついたち参り”にでかけます。この神社は商売の神様を祭っており、毎月1日の午前0時にお参りをするとその月の商売がうまくいく、と言われています。昔からこの地域で商売を営む人たちには欠かせない、大切な行事です。

福岡市内に住む次女・直美さんの子どもたち、結月(ゆづき)ちゃんとみなみ君がやってきました。お孫さんが来た時は、自宅の庭でバーベキューです。楽しいひとときの後、津屋崎を散策してくれる地元の観光馬車を予約していた南之園さん。都会ではできない体験をここでしてほしい、というご夫婦の思いやりが、結月ちゃんとみなみ君を笑顔にしました。

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お魚センターうみがめ

玄界灘に面し、魚介類が豊富な津屋崎漁港。
「お魚センターうみがめ」では、津屋崎で水揚げされた旬の魚介や地元の方々が作る加工品を販売しています。
日曜日には朝市も開かれており、新鮮な魚がたくさん並びます。

電話:0940-52-1939
営業時間:午前8時半〜午後5時
定休日:火曜日(祝日の場合は営業)

Asian Cafe&Bar Bintan

歴史ある漁師町にオープンした南国カフェ「アジアン カフェ&バル ビンタン」。
窓からは、津屋崎漁港の風景が眺められます。ランチを食べたりコーヒーを飲みながら、ゆったりのんびりと南国の雰囲気をお楽しみ下さい。
座席数に限りがあるため、予約して出かけるのがオススメです。

電話:0940-62-6322
営業時間:カフェタイム
     午前11時〜午後5時
     バルタイム
     午後7時〜午後11時
定休日:火曜日・水曜日

平日ランチ(月〜土)
グリーンココナッツカレー:880円
あじあんトルコライス:880円
(スープ・サラダ・コーヒー付き)

休日ランチ(日・祝)
グリーンココナッツカレー:1,080円
あじあんトルコライス:1,080円
(スープ・サラダ・ドリンク・デザート付き)

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