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【8月31日放送】
楽園の住人
葉月の伍 島根・益田市
〜単身移住でワサビ栽培〜

今回の舞台は島根県益田市匹見町。京都から単身移住し、ワサビ栽培を始めた安藤達夫さん(50歳)が主人公です。
匹見町には達夫さんは鮎釣りで訪れたことがありました。その匹見町が、かつてワサビの名産地だったことを知りました。そしてワサビの講習会に参加しているうちに、新規就農を決意。仕事をしている妻の久美子さんは京都に残ることになり、単身移住になりました。そして2009年10月、ワサビ加工場『葵屋』を始めました。伝統の“匹見ワサビ”復活を目指す安藤達夫さんを紹介します。

『葵屋』には達夫さんを手伝う“相棒”がいます。ワサビの講習会で出会った木暮貴之さん(38歳)です。ふたりは標高1000メートルの山の上に茂る畑ワサビを収穫します。そのときは、地元のお母さんたちも手伝いに来ます。畑ワサビは主に加工用で、練りワサビなどに適しています。また達夫さんと木暮さんは、谷ワサビも育て始めました。水分を吸い上げ、常に湿っている特性を生かし、粉砕した瓦をワサビ田に敷き詰め栽培します。ふたりは“匹見ワサビ”の復活を目指しながら、地域の活性化を願っています。

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葵屋

安藤達夫さんと木暮貴之さんが営む『葵屋』では、収穫したばかりのワサビを加工して作った、ペーストやしょうゆ漬けなどを販売しています。色・鮮度・風味・辛さをそのままに真空冷凍してお届けいたします!

電話:0856−56−1411
問い合わせ時間:
午前8時30分〜午後5時30分
定休日:日曜

ワサビペースト 300円
冷凍花ワサビ・冷凍葉ワサビ 各110円
花ワサビしょう油漬け 180円
※業務用として販売していますが、個人での購入も可能です。(別途配送料がかかります)

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