佐賀県唐津市が舞台。定年退職後、海に面した小さな岬に移住して果樹園を始めた日芳保彦さん(65歳)が主人公です。
退職後は趣味の釣りを楽しみたいと、移住先を探した保彦さん。唐津市の岬で理想の土地を見つけましたが、そこは一部農地が含まれていたため、農家でないと購入出来ないことを知ります。そこで保彦さんは一念発起。農業大学校へ通い、晴れて農家と認められて土地を手に入れました。この土地がかつてみかん畑だったこともあり、みかんの苗木を700本とぶどうの苗木200本を植樹。地元の人たちの協力を得て農家としての一歩を踏み出しました。苗木も無事に育ち、今年から本格的なみかんの収穫が始まりました。二匹の愛犬と共に、果樹栽培と田舎暮らしを楽しむ日芳保彦さんを紹介します。
日々、果樹園の手入れに追われる保彦さんの強い味方が、移住後に飼い始めた愛犬「ルーキー」と「カイタク」。保彦さんが重機で作業を始めると、カイタクも乗り込んで保彦さんに寄り添います。
一人で移住した保彦さんですが、これなら寂しくありません。
趣味の釣りを存分に楽しみたいと、福岡から唐津市へ移住した保彦さん。天気の良い日は、果樹園から歩いてすぐの海辺で釣りを楽しみます。愛犬たちも海水浴。静かな浜辺で、のんびりした時間を過ごします。
この日は、保彦さんが待ちに待ったみかんの収穫日。地区の人たちが収穫の手伝いに来てくれました。「人手が必要な所には総出で手伝いに行く」―これがこの地区の慣わしです。皆さんの協力もあって、たくさんのみかんを収穫することが出来ました。
軽トラックに収穫したみかんを積み込み、JAの選果場へやって来た保彦さん。係員の審査を経て、無事に納品することが出来ました。この後、ひとつひとつ、品質、サイズごとに仕分けされ、保彦さんのみかんが消費者の元へと渡っていきます。
みかんの収穫を手伝ってくれたお礼に、保彦さんは地区の人たちをバーベキューパーティーに招きました。保彦さんが釣ってきたばかりのアジを焼いていきます。慣れない果樹栽培に励む保彦さんを、みんなが応援してくれています。