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【11月24日放送】
楽園の住人
霜月の四 福岡・宮若市
~人生60から!母さんの愛情うどん~

福岡県宮若市が舞台。定年退職後、自宅を増築し手打ちうどんの店『余白』を始めた榎本芳江さん(62歳)が主人公です。29歳で離婚、女手ひとつで娘を育て上げた芳江さん。59歳の時に11歳年下の和治さんと再婚しました。その後、脳梗塞を患い右手にまひが残った芳江さん。リハビリとして始めた“粘土をこねる作業”が、芳江さんをうどんの世界へと導きました。粘土が小麦粉に替わり、独自に研究を重ね、コシがありながらも軟らかいうどん作りに成功。「60歳からの人生の余白をうどんで埋めたい」と毎日うどん作りに励みながら、楽しく過ごす榎本芳江さんを紹介します。

注文を受けてからうどんをゆで始めるのが芳江さん流。「やわらかめの方がおいしい」と麺を見ながらゆでていきます。ゆであがりを待つ間にお客さんが注文するのは“ワサビ入りいなり寿司”。芳江さんのオリジナルメニューです!常連客も多く、アットホームな雰囲気が店内に漂っています。

芳江さんがインターネットで呼びかけ主催した“うどん打ち体験イベント”をきっかけに知り合った仲間たち。それ以来、何かイベントがあると集まりみんなで楽しく過ごしています。これも芳江さんの『人生の余白』を楽しむ1つです。

芳江さんが30年以上続けている書道教室。娘を育てていく中で生活を支える糧にもなっていました。老若男女、幅広い年齢層の生徒たちでにぎわっています。長女・泰子さんも一緒に習い、「いつかはこの書道教室を継いでほしい」と思っている芳江さんです。

オープン1周年を記念して開いたパーティー。日頃、お世話になっている方や元同僚を招き、腕によりをかけて作った料理を振る舞いました。今年の冬から新たなメニューに加えたいと考えていた『かも南蛮うどん』は評判も良く、近々新メニューとして登場する予定です!

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宮若市石炭記念館

筑豊の石炭産業を1世紀にわたって支えた「炭鉱」の町、宮若市の歴史を知ることの出来る記念館。
館内には当時の町の風景が分かる写真や実際に使われていた道具なども数多く展示されています。

TEL:0949-32-0404
問合せ時間:午前9時~午後5時
休館日:月曜・木曜午後・祝日

宮若市観光協会

犬鳴川の上流に位置する脇田温泉は、奈良時代から続く歴史ある温泉です。
宮若市にお越しの際はゆっくり温泉につかってみてはいかがでしょう。

TEL:0949-55-9090
問合せ時間:午前9時~午後5時
定休日:月曜日

手打ちうどん家 余白

週に4日、ランチタイムのみの営業。
芳江さんこだわりのうどんや、わさび入りのいなり寿司が評判です。
夜の営業は完全予約制で承ります。
芳江さんが腕を振るった料理の数々を堪能、シメは自慢のうどんをどうぞ!

TEL:0949-32-9117
営業日:月・火・木・金曜
営業時間:
午前11時30分~午後2時30分
※問合せは午後2時~午後5時まで

ごぼう天うどん 550円
いなり寿司 200円

夜の営業は要予約

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