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【7月14日放送】
楽園の住人
文月の弐 富山・小矢部市
〜元気な山を未来の世代へ〜

今回の舞台は富山県小矢部市。主人公は手入れが行き届かなくなった荒れ山で立ち枯れた木を伐採し、丸太を楽々と担ぎ上げるワイルドな男・田中利行さん(64歳)です。利行さんは、過疎化した地域で貢献できる人を募集する国の制度「地域おこし協力隊」に採用され、2010年に小矢部市に移住。スキーパトロールや林業で得た知識と経験を生かし、山の整備を任されています。もう一人の主人公は、「お嬢さん?」と常に間違われるという妻・彩さん(31歳)です。なんと年の差33歳夫婦!去年、息子の竜生くん(8カ月)も誕生。しかも出会いは彩さんの一目惚れです!にぎやかな田中家の暮らしぶりを紹介しました。

減反政策で田んぼに植林した杉が立ち枯れて山が荒れる原因になっています。そういった木を伐採し、倒木となるのを防いでいる利行さん。重機を使わず、チェーンソーと現地調達の木槌やクサビで作業します。以前、スキーパトロールや林業の仕事に携わっており、安全に木を倒すことはお手の物。伐採した木は無駄にせずマキや箸に仕立てます。倒した木を有効利用する。それも山を守ることだと利行さんは言います。

レストランで料理人の経験もある利行さん。田中家の夕食は利行さんが担当し、毎日の様にイタリアンのメニューが並びます。素敵なディナーは彩さんだけでなく、地元の方々にも人気。夜な夜なワイン片手に集まって来ます。宴は若手と地域について語り合う大切な時間でもあります。利行さんは山の素晴らしさ、その価値を次の世代に受け継いで欲しいと願っています。

大阪から息子の創平さん(34歳)が訪ねてきました。創平さんは利行さんと前妻との間に生まれ、竜生くんのお兄ちゃんにあたります。創平さんがやってきたのは父・利行さんの山仕事を学ぶため。父親の指導の下、間伐の仕方を教わります。利行さんが山仕事を一生懸命にやってきたのは、若い人に「受け継ぎたい」と思ってほしいからです。息子が心を動かしてくれたことを、父親として嬉しく思っています。

彩さんは向かいに住む岩本のおばちゃんから郷土料理「笹寿司」の作り方を教わります。岩本のおばちゃんは15年前に夫を亡くし、それ以来、田んぼや大工仕事を一人でやってきました。33歳年上の利行さんに何かがあっても・・・。彩さんは岩本のおばちゃんの様にたくましく生きていきたいと目標にしているそうです。

利行さんは地元の子どもたちを集め、間伐材を使った木工体験イベントを開きました。幼い頃から木に親しみ、森の大切さを知ってもらうためです。それが小矢部の子どもたちや息子、竜生くんの故郷を守ることだと利行さんは考えています。生涯現役を掲げ山仕事に励む利行さん。きっとその思いは次の世代に根付いていますよ。

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『道の駅メルヘンおやべ』

農家さん自慢の野菜がずらりと並び、地元の特産品を買えます。

おススメは小矢部市特産のお米。
玄米での量り売りなので精米したてを買うことができます。

笹寿司は、酢飯にマスや鯖の切り身をのせ、笹の葉で巻いたもの。笹の香りと酢加減が絶妙の郷土の味です。

道の駅 メルヘンおやべ
TEL:0766-68-3811
営業時間:
地域農産物売場
午前9時〜午後6時
元日のみ定休

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