大分県中津市山国町が舞台。2010年3月に古い農具を展示した「古民家ギャラリー和(わ)」をオープンした中島和實さん(65歳)と妻の睦子さん(58歳)が主人公です。親戚の家を整理していたとき、納屋にしまわれていた数多くの古い農具を見つけた和實さん。「捨ててしまうのはもったいない」と農具を飾ったギャラリーを始めました。また睦子さんが作る料理を楽しみに来るお客さんもいます。母の味を思い出すような素朴な郷土料理。故郷に帰ってきたかのような昔懐かしいギャラリーを始めたご夫婦のお話です。
中島さんご夫婦が始めた「ギャラリー和」には約80種類もの古い道具が展示されています。ほとんどが築80年の古民家の納屋に大切にしまわれていたもの。初めて来るお客さんには和實さんがギャラリーを案内します。
地元で年に1度開催される田植えイベント!和實さんは地元の子どもたちと一緒に、昔使われていた道具を使って田植えをします。みんな泥だらけになって頑張りました。睦子さんは、仲間と一緒に地元のお米を使って、大量のおにぎりを作りました。田植えで汗を流した後は皆でおにぎりを頬張ります。
皆で植えた苗が成長しておいしいお米が出来るといいですね。
和實さんは、久しぶりにギャラリーを訪れたお孫さんたちと、昔、俵を作る際に使われていた道具を使って、すだれ作りに挑戦しました。昔の人の知恵を教えたいと思ったからです。お孫さんの結ちゃんと周(あまね)ちゃんにとって、見るのも使うのも初めての道具。細い竹を一本ずつ丁寧に編みこんでいきました。完成したすだれは、さっそく母屋の軒下に付けられました。手作りのすだれ、大切にしましょうね。
睦子さんは、長女の今日子さんと一緒に、お孫さんたちが釣ったハエ(カワムツ)を使って、地元でよく食べられるハエ味噌という料理を作りました。細かくすりつぶしたハエと一緒にゴボウやミョウガを炒め、味噌やみりんの味が全体に馴染めば完成です。二人で作ったハエ味噌。周ちゃんも気に入ってくれました。母から娘へ、郷土の味が伝わりました。