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【1月7日放送】
楽園の住人
睦月の壱 長野・飯島町
〜友達いっぱい 楽しい田舎暮らし〜

西に中央アルプス、東に南アルプスを望む絶景の地、長野県飯島町。2年前にこの町に移住し、田舎暮らしと同時に野菜作りを始めた古谷尚之さん(67歳)と妻のらん子さん(61歳)が主人公です。
自宅の前には約700坪の広い畑があり、大根・カブ・小松菜などなど・・・25種類もの野菜を育てています。尚之さんのこだわりは、農薬も化学肥料も使わないこと。「ぼかし」と呼ばれる有機肥料やミネラル分の多い水を与え、日々おいしい野菜作りを模索しています。しかし2人ではとても食べきれない量の野菜。そのため、いつも妻のらん子さんに怒られちゃう尚之さん!
そんなお二人が田舎暮らしを始めた理由は、野菜作りだけじゃありません。最大の目的が「ご近所づきあい」でした。
以前は愛知県で、仕事に打ち込む生活を続けてきたご夫婦。気付けば、周囲との交流が全くないことに愕然とし、新天地で新たな交友関係を作りたいと考えたんです。
移住後、積極的にご近所の方々に声をかけて交流を広めたご夫婦。野菜作りや趣味、そして地域活動を通じて数えきれないほどのお仲間に囲まれて楽しい毎日を過ごしています。
ご近所づきあいの大切さ、それをご夫婦が教えてくれました!

長野県の南部に位置する飯島町。移住希望者も多いというこの町の一番の特徴は、何と言っても景色です!頂きには純白の雪、雄大な姿を見せる西側の中央アルプスと、東側の南アルプス。美しい2つの山並みが眺望できる何とも贅沢な土地なんです。
見る位置・時間によって様々な表情を見せてくれる山々。四季折々に、がらりと姿を変え、移住地として人気が高いのも納得です!

古谷さんご夫婦が丹精込めて作る大量の野菜たち。冬にも関わらず青々と元気に育っています。どの野菜がこの地に合うか、今は試作段階だという尚之さん。成功したのは、太く甘味が強い大根や、シャキッとしてみずみずしい小松菜などの葉物。
尚之さんの夢は、いずれこれらの野菜を販売すること。
そしてその日は・・・間もなくやってきます!

尚之さんとらん子さんが訪れた、向かいに住む那須野さんご夫婦が営むりんご農園。大きく実ったりんごの収穫の真っ最中です。自ら手を挙げ、収穫のお手伝いを申し出た古谷さんご夫婦。地域の住人として、少しでもご近所さんの手助けをしたいと考えています。
そして何より、こうして積極的に交流を広めることが大切。作業の合間のおしゃべりや、休憩時間は本当に楽しいひと時です!

日々、野菜作りを頑張る古谷さんご夫婦の心強い味方。それが近所に住む、86歳の大沼のおじいちゃんです。ベテラン農家のおじいちゃんは、いつもご夫婦に声をかけ、どんなことでも優しく教えてくれます。この冬は、おじいちゃん秘伝の信州名物“野沢菜漬け”のレシピを教えてもらったご夫婦。
「助け合うのが当たり前。来た人とは仲良くするもんだ」そう語るおじいちゃん、本当にありがたい存在です。

沢山の野菜を持って、地元の道の駅を訪れたご夫婦。念願の販売ルートを開拓するべく、自慢の野菜をこちらに売り込みに来たんです。マネージャー・北原さんから、形状や色、味の厳しいチェックを受けます。緊張のあまり、尚之さんがうまくアピールできなかった一場面もありましたが、どれも絶対の自信がある野菜。見事、販売できることになりました。春には店頭に並ぶ予定です!
一度ご賞味ください。

ある日。お世話になっているご近所さんを自宅に招待して、ちょっと遅い収穫祭を開催した古谷さんご夫婦。メインは、丹精込めて育てた野菜を使った“芋煮”。焼き芋もほくほくに仕上がりました。初めて漬けた野沢菜は・・・ちょっと失敗しましたが、味は絶品!
ご近所さんと笑顔で楽しく過ごすひと時。おかげで「毎日生きてる感じがする」とおっしゃるご夫婦。ご近所さんって素晴らしい!

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飯島町役場 産業振興課 定住促進室

アルプスの眺め美しい飯島町で暮らしてみたい方は、町役場の定住促進室へお問い合わせ下さい。
空き家物件の情報はもちろん、その他農業についてや地元での仕事に関しての情報も教えてくれます。

電話:0265-86-3111
問い合わせ時間:
午前8時30分〜午後5時30分

道の駅 花の里いいじま

飯島町の特産品がずらりと並ぶ、人気の道の駅。
地元の方々が育てた新鮮な野菜や、特産のりんご、野沢菜漬けなどを買うことができます。店内で食べられる、ほかほかの信州名物“おやき”も好評。

そして、古谷さんご夫婦が丹精込めて作った野菜は、春頃から店頭に並ぶ予定です。

電話:0265-86-6580
営業時間:
4月〜10月 午前9時〜午後6時30分
11月〜3月 午前9時〜午後5時30分
定休日:無休
    年末年始休(12/31〜1/4)

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