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【9月24日放送】
楽園の住人
長月の四 沖縄・大宜味村
~南風と青い空 島暮らし満喫中~

広大なやんばるの自然が広がる沖縄県大宜味村が舞台。主人公は、母の故郷に移住し夫婦でカフェを始めた宮城健隆さん(66歳)と妻の美保子さん(59歳)です。鉄鋼マンとして働いていた健隆さんは、27歳の時、美保子さんと結婚。2人のお子さんにも恵まれました。しかし、定年退職を目前にして、親族からある話が持ち上がります。それは、大宜味村にある健隆さんの母親の実家を継ぐ人がいなくなってしまうので、健隆さんに継いでもらえないか、という相談でした。健隆さんは親孝行になればと、移住を決意。2005年沖縄県大宜味村へ夫婦で移住します。母の実家は、豊かな森や美しい海を見ることのできる大自然のど真ん中にありました。ご夫婦は“この美しい景色を独り占めしているのはもったいない”と、誰もがゆっくりお茶でも飲みながらくつろげる場所を作りたいと、2006年「ガーデン Cafe メリ」をオープンします。
さらに、健隆さんは、大宜味村の素晴らしさを、もっと多くの人に知ってもらいたいと、NPO法人「おおぎみまるごとツーリズム協会」を設立。県内だけでなく県外からのお客様にも、様々な自然体験を通して、大宜味村の豊かさ、美しさを伝えています。
夫婦で絶景の中で島暮らし。地元に溶け込み、やんばるの自然を愛する宮城さんご夫婦をご紹介します。

美保子さんの作る自家製ワッフルは、地元の食材にこだわっています。南国ならではのフルーツを挟んだワッフルは、ほど良い甘みと酸味が口の中に広がります。お腹がすいた方にはオリエンタル丼などのランチがおすすめです。

「ガーデン Cafe メリ」には屋上テラスがあり、美しい根路銘海岸を一望する事が出来ます。宮城さんご夫婦にとって、二人一緒にこのテラスから海を眺めるひとときは、一日の中でかけがえのない時間です。

健隆さんは大宜味村の自然や文化をたくさんの人に体験してもらう為、NPO法人「おおぎみまるごとツーリズム協会」を設立。様々な体験プログラムを案内しています。地元の方々の協力のもと、大宜味村ファンが確実に増えてきています。

大宜味村へ移住して6年。今では、地元住民の中心的存在として活動している健隆さん。たくさん仲間も出来ました。砂浜で夕陽を見ながら、仲間とビールを酌みかわると、自然にこの地に対する愛着が深まっていきます。自然豊かな大宜味村。ずっと、この同じ夕日を見続けたいですね。

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NPO法人
「おおぎみまるごとツーリズム協会」

やんばるの自然を満喫できる自然体験プログラムや大宜味村の一般家庭に泊まって、地元の文化などを体験できる『民泊』のプログラムを案内しています。


TEL: 0980-44-1960
営業時間:午前8時~午後5時30分
定休日:火曜日

ガーデン Cafe メリ

気持ち良い海風を感じながら、
ボリュームたっぷりのタコライスや
自家製ワッフルを食べれば、身も心も大宜味村を堪能できるはず。
店内から窓の外を眺めると、
まるで美しい絵画のようです。


TEL:090-1945-1079
営業時間:午前11時~午後6時
定休日:火、水曜日(祝日除く)

自家製ワッフル 300円~
タコライス   700円

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