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【3月19日放送】
楽園の住人
弥生の参 静岡・伊豆高原
~愛犬と過ごす 陽だまりの宿~

伊豆を代表する観光地・伊豆高原でドッグペンションを始めた六郷みゆきさん(48歳)と伸一さん(52歳)が主人公です。みゆきさんはテレビ局で、伸一さんはウエイターとして、仕事に追われる日々。一人息子の希望もあり犬を飼い始め、以来家族旅行も一緒。そんな時「いつかは犬と泊まれる宿をやりたい」と思い始めたみゆきさん。転機が訪れたのは2006年。みゆきさんに乳がんが見つかります。手術は成功、仕事にも復帰しましたが、自分らしく生きたいと、夢を叶える決意をします。伸一さんも、妻の夢を叶えようと仕事を辞め、2008年8月、『ドッグペンション R65(アールロクゴウ)』を夫婦で始めました。犬と人に優しいご夫婦のこだわりが詰まったペンションでの暮らしぶりをご紹介します。

『ドッグペンション R65(アールロクゴウ)』六郷さんだから“65”です。Rは以前かっていたレトリバーの頭文字からとりました。庭にはワンちゃんが遊べるドッグラン、広めの玄関にワンちゃんの足洗い場。ドッグペションならではの工夫が随所にあります。客室は全部で6部屋、1つだけあるコテージは一番人気。インテリアや雑貨はみゆきさんの好きな雰囲気に統一されています。

ペンションの料理担当はみゆきさん。地元の食材を使って腕を振るいます。この日は、いつも頼りにしている地元の鮮魚店・早川さんのところに魚の仕入れに出かけました。伊豆といえば、今が旬の金目鯛。早川さんがきれいに捌いてくれた金目鯛をソテーにします。みゆきさんの料理を目当てに何度も足を運んでくれる常連さんも数多くいます。

ご夫婦は、愛犬チャコを連れて伊豆高原を散策。立ち寄ったのは、ドッグカフェ『キャンディ』。犬見知りのチャコはいつも端っこの席です。カフェのオーナー塩坂さんは愛犬の病気をきっかけに伊豆高原に移住してきました。最近、伊豆高原は犬連れ旅行の大人気スポット。犬と一緒に入れる施設や宿が増えています。お互い協力しあって、伊豆高原を盛り上げていこうと考えています。

銀座のフレンチレストランでパティシエをしている長男の祐太朗さん。ペンションで出すデザートのアイデアを持ってきてくれました。試作してくれたのは、『ガトーショコラのエスプレッソソースかけ、キャラメルアイスをのせて』。新たにペンションのデザートメニューに加わりました。祐太朗さんも犬が大好き、チャコに会いたくなると帰ってくるそうです。

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335ベーカリー・マハロマハロ

R65の朝食で出しているパンは、地元でも人気のパン屋さん『335ベーカリー・マハロマハロ』のパンです。
定番の食パンやクロワッサンはもちろん、季節に応じたオリジナルのパンがたくさん並んでいます。お昼過ぎには売り切れることも多いので、お早めに。


電話:0557-51-6427
営業時間:午前10時~売り切れ次第終了
定休日:水曜日

ドッグペンション R65(アールロクゴウ)

みゆきさん、伸一さんの営む『ドッグペンション R65(アールロクゴウ)』。客室は全部で6室。人気は、一つだけあるコテージです。傾斜を利用したドッグランで、ワンちゃんも思いっきり遊べます。客室では、ベッドでワンちゃんと一緒に寝ることが出来るのもR65の魅力のひとつ。みゆきさんが地元の食材を使って腕をふるう料理と、ウエイター歴30年の伸一さんのおもてなしが楽しめます。祐太朗さんが試作したデザートもこれから登場します。もちろんワンちゃんと一緒じゃなくても宿泊は出来ます。


電話:0557-51-3952
一泊二食付き11550円より
ワンちゃん1匹2100円

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