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【1月2日放送】
楽園の住人
新春スペシャル2011
~スカイツリーに夢のせて~

東京都の新たなシンボルとして、建設が進む東京スカイツリー。完成すれば高さ634メートルとなり、世界で一番高い電波塔になります。
そんな、東京スカイツリーが完成する予定の今年は、まさに東京スカイツリーイヤー。
今回の新春スペシャルは、スカイツリーのお膝元で、新たな人生に向けて歩み出している二人の女性をご紹介します。雲よりも高いところから、人々を見守っている東京スカイツリーに夢のせて、新しい楽園づくりが始まっています!

一人目は、墨田区向島に嫁いで23年。日々大きくなるスカイツリーを眺めているうちに、自分も長年暮らす墨田区の力になりたいと、街歩きガイドを目指す栗原真由美さん(54歳)が主人公です。墨田区が主催する観光ガイドの養成講座を受講し、ガイドデビューを目指している真由美さん。スカイツリーの完成と共に一人前になりたいと、世界一位の電波塔と競争中。東京スカイツリーの成長を心から喜ぶ真由美さん、デビューの日はきっともうすぐです。

ガイド仲間と街の下調べに出かけた真由美さん。羽子板を作って75年の西山鴻月さんを訪ねました。実際に交流し、見聞きすることで、墨田区の誇りである職人の技や歴史を知り、街歩きガイドとしての知識を身につけます。こうした努力を重ねて、やっとお客さんを楽しませることのできる、街歩きガイドになれるのです。

二人目の主人公は、墨田区京島でラーメン店をオープンする古徳美智代さん(56歳)。43歳で喉のガンにかかり、自分の好きな事をすると決心。去年9月に仕事を退職し、茨城県から墨田区京島に引っ越してきました。開店準備にドタバタの一ヶ月半でしたが、2010年12月下旬「らーめん そら」を無事にオープン。そらに伸びる東京スカイツリーに見守られた、古徳さんの新たな楽園づくりがスタートしました。

「らーめん そら」のメニューは、醤油、味噌、塩、つけ麺の4種類。豚骨、鶏がらのスープに、炒り子、ホタテなどでとった出汁を混ぜたものがベースです。そしてたっぷりと載せた九条ねぎが、最後まで飽きのこない味に仕上げています。古徳さんの自慢の味を、是非味わってみてください。

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