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【10月2日放送】
楽園の住人
神無月の壱 和歌山県日高川町
〜行列のできる移住地の秘密〜

今回の舞台は、和歌山県日高川町。移住希望者への支援に協力しながら、田舎暮らしを送る加藤友昭さん(69歳)と妻の茂登子さん(62歳)が主人公です。会社勤めの頃から土いじりが好きだった加藤さんご夫婦。それぞれが大好きな農業やガーデニングを田舎で存分に楽しみたいと、大阪府から適度に近い日高川町に移住しました。移住後、友昭さんは畑仕事、茂登子さんはガーデニングを楽しみながら、地域の人々が協力して移住希望者を支援する団体「ゆめ倶楽部21」に参加し、自分達の移住経験を活かしてアドバイスを行っています。そこには、加藤さんご夫婦の、日高川町で送る田舎暮らしの楽しさを、多くの人に知ってもらいたいという想いが込められています。

加藤さんご夫婦が暮らす自宅。約260坪の敷地に広がる美しい花々は、ガーデニングが趣味の茂登子さんがすべて手入れをして育てています。現在、庭で育てているのは、木々や花々など併せて約200種類。なかにはハーブなどの食用にできるものもあり、茂登子さんがお客様を迎える際に、ひと手間加えて飲み物としても振舞います。

会社勤めの頃から、休みの日は茂登子さんの実家で農業を体験して来た友昭さん。日高川町でも約1300坪の田畑を借りて年間で約60種類の野菜を育てています。この日、友昭さんはパプリカやゴマを収穫しました。友昭さんも、茂登子さんに負けないくらい大好きな農業を、日高川町で楽しんでいます。

自給自足に近い生活を送る加藤家の昼食は、ほとんど自家製の食材を使います。今日のメニューは、畑で取れたゴーヤを使ったゴーヤチャンプルーに、野菜のお漬物、自宅裏の日高川で捕まえた、モクズガニを使ったお味噌汁、そして日高川町で収穫されたお米を使ったおにぎりなど。たくさん食べて午後からも、ガーデニングや畑仕事を元気いっぱい頑張ります。

日高川町に農業と移住体験を受けに来た木原さん。事務所での打ち合わせが終わった後に、さっそく稲刈り体験が始まりました。初めての稲刈りだと言う木原さん。友昭さんと地元の方々のレクチャーを受けて、約2時間の稲刈りを体験しました。初日からの稲刈りに音を上げるかと思いきや、まだまだ大丈夫だと言う木原さん。初めての稲刈りを十分に楽しんだようです。

日高川町の古民家レストランで、木原さんを囲み歓迎会が行われました。地元のジビエ料理に皆さん箸が進み、歓迎会は大盛り上がり。お酒も入り移住と農業への不安を打ち明けた木原さんに、友昭さんは「僕がちゃんとするから」と協力を約束しました。地域の人々が協力する。これこそが、移住希望者から日高川町が人気のある秘密なのです。

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TEL:0738-54-0338
問い合わせ時間:(平日)
午前9時から午後5時
体験プログラム:
希望するプログラムをご相談ください。
空き物件案内:随時

ゆめ倶楽部21

和歌山県日高川町が主催し、加藤さんご夫婦も協力している団体「ゆめ倶楽部21」。
農業体験など60種類の体験プログラムを
利用しながら、田舎暮らしを楽しめます。
移住を希望する方には、町の職員が空き物件を案内してくれます。
空き物件がない時は、こまめにお問い合わせください。

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