今回の舞台は宮城県丸森町です。平日は丸森町、週末は宮城県東松島市で過ごす橋宏さん(63歳)と妻のきみゑさん(63歳)が主人公。小学校の教員をしていた橋さんご夫婦。定年後は自然の豊かな里山で暮らしたいと思うようになり、理想の場所を探し始めました。定年後の2007年、豊かな里山の残る丸森町に一目惚れし、古民家と土地を購入して里山暮らしをスタートしました。農作業で汗を流し、ご近所さんとお茶を楽しむ、のどかな生活。東松島に帰れば自分で作った野菜をご近所にお裾分けもします。二地域居住を100%楽しむ橋さんご夫婦。これからも夫婦仲良く、里山暮らしを楽しんでいってださい。応援してます!
この日、宮城県東松島市から、きみゑさんが新幹線でやってきました。書道など東松島市で習い事をしているため、きみゑさんが丸森町に来るのは隔週。自分が来ない時、宏さんはどんな食事をしているのか、きみゑさん心配でなりません。そんなきみゑさんの気持ちを知ってか知らずか、宏さん、ついつい小言が多くなります。本当は宏さん寂しいんですよね・・・。
宏さんにとって生まれて始めての野菜作り。最初こそ失敗の連続でしたが、ご近所さんに一つ一つ教えてもらい、今冬ではヤーコン、ハクサイ、大根など23種類もの野菜を作れるまでになりました。この日はヤーコンの収穫です。農業の師匠・中村幸夫さんも応援に駆けつけました。
丸森町に昔から伝わる保存食「へそ大根」。きみゑさんは、ご近所の大蔵イミ子さんにへそ大根作りを教わりました。イミ子さんは地域で漬物作りの名人としても知られ、きみゑさんは以前、漬物作りを教えてもらったのをきっかけに付き合いが始まり、今では大の仲良し。あまりの仲の良さに、イミ子さんの夫・豊光さんがヤキモチを焼くほどなんだとか・・・。
「へそ大根」の作り方は、大根を2cmほどの厚さに輪切りし、固茹でします。茹であがったら大根を竹串に刺し、1ヶ月ほど屋外で寒風にさらして乾燥したら完成です。夜の寒さで凍り、日中に解凍。これを繰り返すことで、味の染みやすい干し大根が出来上がります。乾燥した形がヘソに似ていることからへそ大根と呼ばれています。
雨の丸森町。こんな日は、お二人静かに屋内で過ごします。きみゑさんは趣味の書道。そして宏さんは、丸森町の特産品「あんぽ柿」作りです。聞こえるのは、雨音とストーブの薪の弾ける音。いい時間です・・・。
納屋前のテーブルに地域のゲートボールクラブの皆さんが集まりました。秋期大会優勝祝賀会です。料理は豪快!猪鍋です!アルコールが入ると飛び出すのが、祝い歌・さんさ時雨。豊かな自然、そして地域住民との飾らない触れ合い。丸森町いい所です。