今回の舞台は、京都府の北部に位置する綾部市志賀郷町。主人公はこの地で有機栽培の米農家となり、今年で10年目を迎える四方英喜さん(54歳)と妻の英子さん(49歳)です。実は四方さんご夫婦、2001年の「人生の楽園」に登場しています。大手ジーンズメーカーを退職後、米農家の道に飛び込んだ英喜さん。井上師匠の厳しい指導のもと米作りのイロハを学び2003年に独立しました。安心安全で美味しく食べられるおコメを作りたいと日々努力する英喜さんと英子さん。これからも日本一の米農家を目指して頑張って下さい!
現在、英喜さんは初年度の10倍、約11ヘクタールの田んぼで米作りを行っています。仕事量が激増し、あまりの忙しさから弱音を吐いたこともありましたが、英子さんに叱咤激励され今日まで頑張って来ました。収穫した稲の匂いを実感する喜び、お二人にとって一年の苦労が報われる最高の瞬間です。
米農家に転進して10年目。英喜さんの田んぼを手伝ってくれていた3人の子供たちも立派に成長しました。前回の放送時、中学2年生だった末っ子の未久さんは今や一時の母。初孫・結生ちゃんを抱く英喜さんはすっかり好好爺になっていました。
井上師匠や地元の米農家を招き、新米の試食会を開いた四方さんご夫婦。実は一度も新米を食べていなかったお二人。一年の成果が問われる緊張の瞬間でしたが、皆さんの評価は「食後に甘みが伝わる、旨い!」。井上師匠からも太鼓判を押して頂き、思わず喜びを爆発させたお二人でした。
「自然豊かなここ志賀郷から、生産者の顔が見える、安全安心な美味しいお米を、自信を持って届けたい!」と意気込みを語ってくれた英喜さん。これからも、ご夫婦仲良く笑顔を忘れずに、日本一の米作り、そして楽園作りを目指して下さい。応援してます!