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【9月12日放送】
楽園の住人
長月の弐 愛知県設楽町
~ふっくら焼けた 夫婦の米粉菓子~

愛知県設楽町が今回の舞台。米粉のお菓子を作る工房「富楽里」を営む金田牧子さん(61歳)と、お米作りをする夫の里二さん(61歳)が主人公。
12年前、偶然雑誌で米粉を使ったレシピを目にした事で米粉菓子の勉強を始めた牧子さん。今年の3月に里二さんのお米を使って米粉菓子を作る、菓子工房「富楽里」をオープン。大勢の人に里二さんのお米の美味しさを知ってもらいたいという牧子さん。これからも、夫婦で仲良く力を合わせ、美味しい米粉菓子作り、がんばってください。応援しています!

不定期ながら主に週末、牧子さんが丹精込めて作った米粉菓子が並ぶ「アグリステーションなぐら」。毎日でも出して欲しいと言われるほどの人気ですが、牧子さんの納得がいかない焼き上がりだと、商品として並びません。そんな米粉菓子へのこだわりが、人気の秘密かもしれません。

牧子さんが作る米粉菓子の美味しさの秘訣は、里二さんの作ったお米からできる、米粉にあります。家の前の田んぼで作られるお米は、日々里二さんが状態を確認し、丹精こめて育てたもの。愛情いっぱい注がれた里二さんのお米は、牧子さんの手によってお米本来の甘味が口の中で広がる、美味しい米粉菓子に変身します。

米粉のパン作りで重要なのは、生地の練り具合。練りすぎても練りが足らなくても、うまく発酵しません。パン作りが練りの工程に入ると、牧子さんも自然と真剣な眼差しになります。生地の加減は手で覚えなければならないと言う牧子さん。美味しい米粉パンを作るために、慎重に練り上げます。

牧子さんが作ってみたいと考えていた、新作パンが完成しました。自宅の畑で収穫したカボチャを使った「カボチャぱん」。そして設楽町特産の、エゴマを炒って擂ったモノを練りこんだ「えごまぱん」の二種類です。その焼きあがりには、牧子さんと里二さんも満足の様子。この日「富楽里」の米粉菓子に新しく二種類のパンが加わりました。

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愛知県北設楽郡設楽町西納庫森田32
TEL:0536-65-0888
営業時間:
午前8時から午後5時
休館日:月曜日
五平餅定食二本セット:750円

アグリステーションなぐら

設楽町の特産品、名産品をお求めなら、道の駅「アグリステーションなぐら」へどうぞ。構内には、設楽町で収穫した野菜や特産品が並び、食堂では設楽産のエゴマを使った「えごまタレの五平餅」を販売しています。素朴なエゴマの香りが食欲を掻き立てます。
ぜひ召し上がってみてください。

愛知県北設楽郡設楽町田峯段戸
TEL:0536-62-1000
問い合わせ先:設楽町観光協会
問い合わせ時間:(平日)午前8時半から午後5時15分

きららの森

自然のなか、ハイキングを楽しみたいなら、愛知県最大級の原生林「きららの森」がお勧めです。
樹齢200年の巨木が生い茂るこの森では、多くの湿原植物や野鳥を観察できます。
秋には、ブナやモミジ、カエデなどの紅葉が、美しい景色を作り出します。

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