山形県高畠町が今回の舞台。埼玉から単身で移住した八十敏雄さん(60歳)と妻の由紀子さん(55歳)が主人公です。敏雄さんは50歳の時、旅行で偶然訪れた高畠町の里山にある小さな集落に一目惚れ。移住の決意が固まった2005年にログハウスを建築し、定年退職した今年4月に単身移住を果たしました。自然を相手に悪戦苦闘しながら、驚きと発見の日々を送る八十さんご夫婦。これからも地元の皆さんとの結びつきを大切に、高畠町での桃源郷暮らしを楽しんでいって下さい。応援してます!
こちらは、敏雄さんの隣に住む大川謙蔵さん。20年前に東京から移住した里山暮らしの大先輩です。初めて八十さんご夫婦が高畠町を訪れた10年前から、何かと力になってくれました。今回、大川さんから教わったのは薪割り。基本は“斧を大振りしないこと”。
敏雄さん、焦らず自分のペースでコツを掴んでいって下さい。
敏雄さんが移住後に開墾し収穫を間近に控えていたジャガイモ畑ですが、裏山から現れたサルによって半分以上が荒らされてしまいました。地中に残ったジャガイモを掘りながら、今後の野菜作りに“サル対策”は欠かせないと痛感した敏雄さんでした。
来春に移住を予定している由紀子さんが、埼玉県の自宅からやってきました。この日、訪れたのは拘りトマトの村上さんの畑。植物性の堆肥を使って育てた濃厚な甘みのトマトに由紀子さんは大感激!高畠町の澄んだ空気と豊かな自然の中で、心と体をすっかりリフレッシュできました。
高畠町の皆さんが、敏雄さんと由紀子さんのために歓迎会を開いてくれました。バーベキューの食材は農家さんが持ち寄った新鮮な有機野菜と米沢牛!単身移住から3ヶ月。試行錯誤の毎日ですが、明るく元気な皆さんから里山暮らしの秘訣をアドバイスされ、敏雄さんと由紀子さんも安心です。